新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

高畑山から倉岳山2011.2.12.

2012-02-12 | ハイキング・登山

今日は久し振りで山登りに行くことになった。この間雪の積もった時に登った方が誘ってくださった。昨日の夕方は黒い雲が広がって、今日は天気悪いのかなと思っていたら、なんと快晴。

朝6時過ぎの電車に乗る。高尾で乗り換え、中央線で鳥沢駅に。結構特急が通過するのを待ち合わせて時間がかかる。8時半頃到着。駅で身支度して、歩道を歩き出す。今日はほとんど雪は残っていない。

道路沿いに歩き、小さな道標に高畑山と書かれてる。

線路下の小道をくぐり抜けて行く。

                

南側の畑などの間を通り、線路を渡る道と出会って、道標に従って民家の間を歩いていく。

桂川を渡る橋がある。川の色は緑。

                            

ゲートがあり、先導の人がゲートを開けた。そこを通ってゲートを閉めてゆるやかな林道の坂道を歩く。北側には百蔵山(ももくらやま)とゆったりとした扇山(扇子を広げたような姿から着いた名前らしい)とが見える。

       

                             

民家の横に小さな山の神神社があった。

                       

しばらく行くと小さな貯水池が見えた。小篠(おしの)貯水池というらしい。

                                     

道は左側についていて、沢沿いに歩くと、峠道文化の森入り口と書かれた道標があった。

                                                

このあたりは北斜面で多少雪が残っていたが、登山道にはほとんど見当たらなくて歩きやすい。鉄板の橋を渡るが雪があったら怖そうだ。

           

                                            

いくつか小篠沢を渡る。雪解けの水を集めて水量豊富。

  

                        

穴路峠(あなじとうげ)への分岐にでる。ここからは穴路峠を経て、倉岳山へ直接登れるので、時間短縮できるとのこと。

しばらくぶりのハイキングだし、同行者も久しぶりだから、そうしようかなとちらっと思ったが、せっかくの好天気なので、高畑山の方へ回ることにした。北斜面には雪が残る。

            

右側に回り込んだ道を歩くとそのあたりは細い木が見えた。なんだ竹の木だった。檜の間に竹林があって、しばらく登るとすっかり檜林になった。

ちょっと急な道を登ると雪が凍り付いた部分に出た。しばらくはそのまま歩いたが、トラバース気味の道が滑りやすく危険だったので、アイゼンをつけた。

アイゼンをつけるとサクサク歩きやすい。私はかなり長い間、アイゼンをつけて歩いたので、登りが楽だった。

その後広葉樹林にでて、なお急な道を喘ぎながら歩いて行ったら、ゆるやかになり頂上が間近だった。

          

向こうに見えるのが倉岳山か?

正面に富士山が見えた。秀麗富嶽12景の一つだ。確かに見事。快晴の空に雪の白さが映える。

頂上は狭いと聞いていたが、まあ、20人くらいは座れそう。

ただ標識のあるあたりは雪や霜柱が融けてドロドロ。

                   

木々に葉がないので、展望も良い。西の方には南アルプスがちらっと見え、振り返ると反対側の百蔵山(ももくらやま)と扇山が良く見え、さらにその向こう側に奥多摩方面の山々が見渡せた。

                  

端の方は乾いていたので、そこでシートを広げてランチタイムとした。11時過ぎだったけど。穏やかな日差しに、風さえ止んでいたら暑いくらい。

今日は寒いかもしれないと、私もスープデリのマカロニを持参。なかなか柔らかくならなかったけど、トマトソース味は美味しかった。少しだけおかずを持参し、コーヒーを頂いて、昼食を終えた。何組かのグループが休憩していた。

12時過ぎに倉岳山に向かう。下り口は結構急斜面。雪の日はごつごつした岩が隠れて危なそうだが、トレースがあったので、無事に下りられたそうだ。今日はほとんど雪はなく、楽だ。

急斜面を下りて、気持ち良い尾根道は日差しがあり、南側の斜面にはほとんど雪はないが、北側の沢のあたりにはかなり雪が残っている。南の方の山々は道志の山々とその向こうは丹沢方面らしい。まだ富士山も見えていた。何回か小さく上り下りして天神山に着く。 

                                 

ここから鳥沢に戻ることもできる。倉岳山へは登らないとならないが、まあ体力大丈夫そう。

          

                                                

それで、急な登山道を登りだす。すぐに楽な尾根道になり、また登りになって汗をかきながら行くと、間もなく平らに近くなり、曲がりこむと倉岳山頂上に着いた。

    

先行していた若者の一団が昼食を取っていた。私たちは富士山を写したり、小さな標識を背景に写真を撮ったりして、小休止。樹木の葉がないので、周囲の山々が見渡せる。

その後梁川へ向けて、下山し始める。また急斜面を下りて行く。登ってくる一団と狭い登山道ですれ違う。しばらくアップダウンを繰り返すと、立野峠に着いた。ここは浜沢という町の方への分岐となっていて、直進するとトヤ山、高杖山、御前山を経て上野原に出られるらしい。

       

          

                        

私たちは立派な標識の梁川への道を取って、北側の細い道に入った。

     

間もなく登山道に雪が氷状になっているところにでて、気を付けて歩いていたが、先を行っていた方が少し滑ったところを、私も歩いて行って転んでしまった。先はかなりの急斜面の杉林だったが、ちょうど滑って転んだ先に杉の木が一本あったのでそこにぶつかりセーフ。みなさんを驚かせてしまった。

それで安定したところまでゆっくり歩き、アイゼンをつけた。早めにつければよいのにね。

  

                             

アイゼンをつけたら、サクサク歩けて、順調。仲間の方々もつけて歩く。アイゼンをつけるのに少し時間を取られたが、後は順調に歩く。だんだん雪が少なくなっていったが、しばらくはつけたまま歩いた。何回か渓流を渡る。

石があるが、何とか歩けた。

3回目くらいの渡渉のところで、もう良いかなとアイゼンを外した。雪解け水で流れが速い川でどろどろのアイゼンを洗ったら、すぐにきれいになった。ざっと拭いて、袋にしまう。

         

それからも多少の雪道があったが、無事に歩いて行った。川沿いで夏でも多少は涼しそう。このコース広葉樹林が多いので新緑や黄葉の時期は気持ちが良いかも。ただ展望は悪くなりそうだけど。

             

倉岳山登山口の歌碑と登山ポスト。

なかなか駅の方につかなかったが、先頭を行く人は電車の時間を気にして、結構ハイスピード。ついていくのがやっとだった。ひざも痛んできたし。

道路が見えたが日陰は凍り付いていた。風も冷たく感じる。道路を歩いていくと大きな橋に出た。雪の日に来た方は、ちょうどこの橋の上でどーんと音がして揺れたのだそうだ。丹沢の近くで起こった地震だったそうだ。桂川は相変わらず緑色をしていた。

   

                           

今日は幸い地震もなく無事に通過できた。

   

駅はその橋の向こうの道路を渡ったすぐ上にあった。電車がすぐに来るというので、慌てて階段を上り、ホームに入った。お手洗いにも行かれなかった。

       

藤野で下りて、送迎バスで東尾垂の湯に寄った。こちらもほとんど乗り換え時間がなく、忙しかった。同じようなハイキング帰りの人の姿もあった。

風呂は軽い硫黄臭が立ち込めていたが、わりに空いていて、気持ち良かった。食事も健康食が多くておいしかった。帰りはすっかり暮れてしまって星が見えていた。

明日は足が痛くなりそうだ。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 孫 満一歳 一升餅と選び取り | トップ | 外孫生後一か月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハイキング・登山」カテゴリの最新記事