NPO法人 風の道塾

愛犬・愛猫との共生から学び、そして自然療法の啓蒙普及を

動物病院NORIKO メルマガ 2019.5.28配信

2019-05-29 18:02:36 | メルマガ

こんにちは。
Dr.NORIKOのメルマガです。


2019年5月28日火曜日
乙    

  七   五  破
  六   一
  二  ア   九

先負


DR.NORIKOのワンポイント

5月最後のメルマガです。
今回は、こんな・あんな体験談をお話します。

【体験談 第一話】
今年2月中旬、10年以上の月日が流れた犬との再会。
麻布十番時代の動物病院NORIKOに通院していました。
飼い主さんから連絡が入り、すぐに診察しました。
なぜかというと、 乳ガンが転移し、余命いくばくもない……。

2008年初診
ご愛犬(ロングヘアー・ミニチュアダックスフンド)は、
ペットショップから購入して、ワクチン接種のために来院した子です。
その後は、麻布十番の病院が移転したため、 他の病院へ転院しました。

今回連絡があった際、飼い主さんは、
「先生、実は去年乳ガンの摘出手術をしたのですが、
その後転移して、最近は胸水が溜まってしまいました。
主治医の先生から、もう少ししたら安楽死を考えるように、
と言われてしまいました。」と。
私は、
「胸腔内に転移し、胸水が多くなって 苦しくなったら可哀想だね。
安楽死も考えた方が良いかもね。
ただし、ピンピンコロリ(PPK)と死ねる方法もあるよ。」
と、付け加えました。

飼い主さんの心配の種は、苦しむ看護は嫌。
死ぬのは理解できるけれど、苦しまずにころりとあの世に逝かせたい。
それを望んでいました。
私も11年ぶりに出会えたこの犬を診た時に、
彼女からのシグナルで、
《死ぬことは怖くないけど、ハードな治療は嫌だよ。
お母さんが気になるから、もう少し一緒にいたい。》
という気持ちが伝わってきました。

飼い主さんに、
N&A(ヌクレオエンジェル)の大量投与を勧めました。
そんな会話に頷いたかのように、
この子はN&Aをおいしそうに食べてくれました。
一日10~20粒を食べるよう処方しました。

なんといっても、この商品は30年のサケ白子核酸商品で、
《地天泰》という名も付けました。
《地天泰》は、“病気になっても天と地が安泰に”という願いがこめられています。
(易64掛の11番目の掛)

5月中旬
願いどおり、食欲も十分にあり、食事をして気分良くして、
あの世に旅立ちました。苦しまなく見送れて良かったです。」
と 飼い主さんから連絡がありました。

心からご冥福をお祈りします。
あずきちゃん、天上界でゆっくりしてね。
お母さんは心配ないよ。

人も、犬・猫も高齢化。 明日は我が身です。

【体験談 第二話】
何度考えても、どうしても理解できない体験談です。
六本木の一軒家にひとりでお住まいの女性が日本猫5頭を飼っていました。
私は普段、この猫達を往診していました。

診察を始めて一年半が経ったある日
飼い主さんが病院にやって来て、
「5頭の中の1頭がどうしてもこの猫が嫌いなので病院で飼って欲しい。」と。

それはこの猫が可愛そうだから、と何度もお断りしていましたが、
この飼い主さんを見ていて、何をするかわからなかったので、
私は承諾をし引き取りました。
この飼い主さんの職業はわかりませんでした。

その子は三毛猫のミケちゃん♀ 避妊済みでしたが、
何回も子供を産んでいました。
推定年齢7~8歳 病院での生活は、彼女にとって快適のようでした。
他の居候猫たちも一目置いていたし、 穏やかな子でした。

ミケちゃんが来て二ヶ月くらい経過した頃
その当時、病院には母親が居ない仔猫が多く、
毎日ミルクを飲ませ、排尿・排便のお世話で、 とても目まぐるしい日々。
そんな中、ある日ミケちゃんが突然行方不明。
みんなで探しましたが、見つかりません。
なんと、ミケちゃんは仔猫たちのお世話をしていてくれました。
ミケちゃんの母性本能はすごい!
抱っこして、温めて、お尻を舐めて、おっぱいを吸わせて…
お母さんに徹してくれました。
だから、探しても、探しても見つからなかったのです。
彼女は、おっぱいを吸わせても出ません。
そのため、乳首が真っ赤に腫れ上がってしまい、
洋服を着せたこともありました。
ミケちゃんは、彼女自身の食事と排泄の時だけ仔猫のそばを離れますが、
あとは四六時中抱っこしていてくれました。
約一ヶ月間この状態が続きます。
離乳できると嬉しそうでしたが、
生後2ヶ月くらいで病院から里子に出されていく時は淋しそうでした。
でも、またすぐに次の仔猫たちがやってくる…

そんな彼女の仕事が3~4年続きました。
10歳を超える頃、なんとなく元気がなくなってきたので、
なるべく子育ては…と思いましたが、
当時の他の居候猫たちは仔猫の面倒は看ず、
怖がり隠れていましたので、 ミケちゃんはとても大変そうでした。
でも、疲れても楽しそうにしていました。

ミケちゃんは、13~14歳で旅立ちました。
ミケちゃんに育てられた子たちは、100頭以上もいます。
我々が育てるよりもすごく上手に多くの命を救ってくれました。

ある時、仔猫の間に子犬を入れてみました。
抱っこはしてくれますが、排泄の世話は手伝ってくれませんでした。(苦笑)

ミケちゃんもやはり猫ですね。
亡くなる少し前はひとりになりたがっていたので、
少し暗くして、ゆっくり休む寝床を用意しました。
亡くなる少し前は、仔猫の鳴き声には敏感でしたが、
さすがに体が動かなかったようです。

この頃、病院の中には、ミケちゃん2号がいて、 2歳年下の三毛猫。
ミケちゃんと血縁関係はありません。
このミケちゃん2号、とても面白いことに、
犬が好きで子犬を育ててくれました。
しかし困ったことに猫が嫌いでした。

私は、未だにこの飼い主さんが何故捨てたのか理解できません。
ミケちゃんが病院に来た頃はバブルの終わる1年前。
バブルがはじけたら、飼い主さんから音沙汰無くなりましたが、
ミケちゃんは元気でした。

人間は自分の子供を殺す親もいますが、
動物は自分の子供でもないのに育てる子たちが多いです。
頭が下がります。

ミケちゃんは神様みたいな猫でした。
「ミケちゃん、ありがとう!!!」
感謝・感謝です。
あの世でも、仔猫の面倒を見てくれているような気がします。

みなさま!
まだ5月なのに、熱中症・日焼け・体の疲れ・不眠症…
なんか不安ですね。

この夏の紫外線予防はどうしたら良いのでしょうか?
日傘・サングラス・帽子・手袋・日焼け止めクリーム・洋服など…
これは当たり前の予防。
外部からの予防になります。

内部から体の細胞を丈夫にするには、
・ハトムギCRDエキス
・サケの白子核酸
・ビタミンCを大量に摂る
これらをサプリメントで摂取しましょう。
DN∞(ディーエヌエイト)は最高です。

食べ物では、野菜・果物を中心に。
特にトマトを多くしましょう。
梅干し、納豆も必須です。
水分とミネラル補給も十分に摂りましょう。
(犬・猫にも納豆は必須)

この時期は免疫が落ちますから、
腸活には力を入れましょう。
女性は下半身を冷やさないように。
犬・猫はエアコンの部屋では冷えますから、特に気をつけてください。
腹巻は必須です。

今年の紫外線は要注意!
メラノーマ(黒色腫)から皮膚を守りましょう。
ご家族の健活は貴方次第です。

 

※※お知らせ※※
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完全予約制となりますので、予め電話にて予約をお願いします。
診察日:6月9日(日)、7月14日(日)

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