風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』2015年.春 東日本地域巡回公演 スタート!!

2015-05-10 15:12:32 | 全国巡回公演
『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』2015年.春の東日本地域巡回公演が、4月28日から始まりました。
第一週目は、
4月28日[火] 東村山西高校(東京都)/ ルネこだいら大ホール
4月30日[木] 真岡北陵高校(栃木県)/ 真岡市民会館
5月1日[金] 横浜女学院中学校(神奈川県)/ 神奈川県立青少年センター
5月2日[土] 盈進学園東野高校(埼玉県) / 狭山市民会館

で公演を行いました。

東村山西高校
旅公演の初日、私たちが出会ったのは東村山西高校のみなさんでした。
会場中、客席に響き渡る生徒さんたちの元気な声。
そして先生の話が始まるとじわぁーと芝居のはじまりを予感するようなみなさんの雰囲気を感じました。
また舞台の上で何が起こっているのだろうと、こちらに視線を向け続ける姿も印象的でした。



舞台見学の様子。舞台に上がってみたら、さらなる発見があります。





舞台見学の後は、座談会も行われました。彼らの生の声が私たちの心を震わせる、そんな座談会となりました。



そしてなんと!東村山西高校は、ヘレン・ケラーの照明デザインをする坂野貢也の出身校でした。
終演後、坂野が卒業生として生徒のみなさんへメッセージを送りました。
さらに驚くことに、坂野が高校2年生のときの担任の先生がいらっしゃいました!何とも嬉しい再会に心が熱くなります。


真岡北陵高校


この日は真岡北陵高校の創立108周年記念。ご挨拶をされた同窓会長さんは、真岡北陵高校での高校生活を思いっきり過ごして欲しいとみなさんにお話しされました。
開演するとじっくりと何かを想うような客席がそこにはありました。
カーテンコールでは、アニーがヘレンに語りかける「幸せ」という言葉の意味を考えましたという感想をいただきました。




横浜女学院

横浜女学院は全6学年、この日は2学年ずつに分かれて芸術鑑賞行事を行っているとのことでした。
会場へやって来たのは、中学校1.2年生のみなさん。開演前の高揚した雰囲気が袖の中まで伝わってきました。
見て、聞いて、笑ってと、自分自身の体を使って公演に参加してくれたみなさん。
これからたくさんの人、事柄にであっていくなかで、今日のことをふと思い返してくれたらと願うばかりです。


盈進学園東野高校



盈進学園東野高校は、盈進学園が創立90周年、東野高校が開校30周年記念の日でした。
会場いっぱいに座る生徒さんたち。大きな波のように、彼らの呼吸や体の振動が伝わってきました。
目の前の出来事をつかむように、また考えるように芝居に集中していく生徒のみなさん。舞台はその姿に呼応してゆきました。



終演後の舞台見学と座談会にはたくさんの生徒さんが参加してくれました。興味津々に積極的に話しかけてくれるみなさん。私たちも力が入ります。



アニーがケラー家(ヘレン)を訪れるときに持ってくるボストンバッグに実際に触れてみる。中身は一体なんだろうか・・・?気になりますよね!



座談会後も話は尽きません。高校時代だからこその想い、悩みなど、彼らの言葉で私たちにぶつけてきてくれました。



とにかく明るくて元気な盈進学園東野高校のみなさん。素敵な時間をありがとう。



2015年春の旅が始まりました。
来週からは西日本・九州地域で『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』の旅公演も始まります。
第一週目の4校での上演、それぞれに大切な時間がありました。
これからどんな旅になっていくか、どのような出会いが待っているか― その“未知”に、そして私たち自身に期待を込めて旅をしていきます。
ヘレン・ケラーの公演で出会う、生徒のみなさん、先生方、待っていてください。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿