鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

鹿沢園地から旧いこいの広場へ

2022年05月15日 | 活動報告

 5月14日の早朝、春まだ浅い鹿沢園地から湯尻川遊歩道を歩いて「旧いこいの広場」まで行ってみました。遊歩道は一か所崩壊した場所が有りますが迂回路が設けられているので、注意して通過しました。湯尻川の右岸にある「旧いこいの広場」のキャンプ場はとても素敵なキャンプ場でした。「旧いこいの広場」の各施設も営業を中止して久しいです。テニスコート脇からヤマネの森を抜けて鹿沢園地に戻りました。今ではこのコースはあまり利用されていないようですが、鹿沢の自然を感じることができるとても良いコースです、四季を通じて楽しめます。

2022年5月14日(土)の鹿沢園地の野草園、まだ花は少ないですがタチツボスミレなどが咲いていた。

 

野草園は休暇村鹿沢高原の本館のすぐ脇です。

 

春まだ浅い鹿沢園地

 

鹿沢園地のテニスコートは昨年度の工事で芝生広場になりました。昨夜の激しい雨で水溜まりがありました。

 

まずは、湯尻川沿いの古いテラスへ下ります、古いテラスは足元を注意して。

 

湯尻川の左岸は県道94号線、2019年の台風被害の復旧工事は完了していますが、県道下の湯尻川に残された倒れたミズナラの木はそのままです。

 

トクサの群落は昔のまま、奥には砂防ダムの滝が見えます。

 

砂防ダム近くの遊歩道、歩きやすい遊歩道です。

 

2019年の台風被害の以前から湯尻川の浸食で崩壊した遊歩道。台風の後、湯尻川の流れは左岸に移りました。遊歩道は迂回路があるので注意して通過します。

 

崩壊した遊歩道跡、以前の遊歩道は完全に消失しています。

 

旧いこいの広場のキャンプ場(湯尻川右岸)に到着しました。炊事棟の周りには灌木が生えて、夏になると木の葉で覆われそうです。

 

25・26・27サイトは今でもキャンプができそうです。

 

14サイトのミズナラの木にはクマダナ(熊棚)がありました。

 

クマダナ(熊棚)はクマが木に登って(ドングリの)食事をした跡です。

 

キャンプ場の入り口付近の様子

 

旧いこいの広場に通じる坂道を登りました、ハウチワカエデの新葉が開き始めています。

 

坂を登り詰めると旧いこいの広場の広い駐車場。放置された自動販売機があります。

 

旧いこいの広場の施設(本館)、夏になると木の葉で覆われるのでしょう。

 

旧いこいの広場の施設(キャンプ場)、昔あったキノコ型のバンガローは撤去されて今は無い。

 

旧いこいの広場のテニスコートは今でも使えそうです。

 

テニスコート北側のブナ(たぶん人が植えたブナ)の新葉。

 

テニスコート北側から鹿沢園地に続く遊歩道の木道部分は痛みが激しい。

 

ず~っと昔にあった「自然の小径」に続く遊歩道は2019年の台風被害で完全に崩壊しています。

 

ここは「清流の小径」に降りる別れ道(左方向)です。

 

「清流の小径」に続くこの道も2019年の台風被害で途中から完全に崩壊しています。

 

広い尾根を進むと土塁の跡。この時期は森の中が遠くまで見通せます。

 

この辺りがヤマネの森、ヤマネの案内板がある。

 

広い尾根の末端から「清流の小径」に続く下り坂。歩きやすい道です。

 

鹿沢園地の鹿沢インフォメーションセンターに戻って来ました。

 

鹿沢園地のキャンプ場、連休前から営業が始まっています、自然豊かで施設も充実。

 

鹿沢園地のキャンプ場、春がまだ浅いので見通しが良い。今年もこのキャンプ場でキャンプがしたい。

 

鹿沢園地のキャンプ場、土曜の午後、早々にテントを設営する親子のキャンパー。

 

(投稿:ワイルド馴鹿)

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