6月は近年では涼しく過ぎて7月へ。少々空梅雨気味だな。
取った草と少しの廃材を燃やして盛んに煙を立てる。窓開けといたら家の中もケッコウ煙臭くなってしまった。
あと二ヶ月以上暑いかと思うと、もはやゲンナリしてくる。
井上寿一『戦前昭和の国家思想』(2012 講談社選書メチエ)
井上版昭和史三部作の三部作目も結局読んでしまった。読んでしまって面白かった。昭和史の参考書として最適な一冊だろう。
戦前期日本の国家思想を、社会主義、議会主義、農本主義、国家社会主義、の四つに分類して論じる。まずはこのへんが参考書の編纂方針として慧眼、だと思った。個人的にはやはり農本主義。那須皓、橘孝三郎、山崎延吉、千石興太郎、このへんはよく調べる必要があるな。(ナンの為だ?)
書架の見えるところに置いといて、時々開いてみるといいかもしれない。(これまたナンの為だろう。)
というわけで7月は、さてどんな月に。
いいことたくさんあればいい。