KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2021.02.17 石清尾山~小山

2021年02月19日 | 香川の里山


今日はWOC登山部・里山班は高松市の峰山でぐるっと遊んできた。

前回のクレーター八座に続いてSYH(セニョさん・YAMAP・補填)・WOCと題して、

既登の山だけれど、セニョさんがYAMAPを始める前に歩いた山で

トラックを記録できていない山を巡るという企画なのだ。セニョさんは『他に皆さんの行きたい

山があれば優先してください』と遠慮気味だが、この時期出かける里山がなかなか思いつかず

既登の山でもSYHのテーマがあるので、いくらでも出かける山ができて企画するものとしては助かる。


峰山公園の駐車場に9時集合。市内の道が渋滞していて時間ギリギリに到着すると

メンバーは既に到着していて準備を終えていた。

峰山公園駐車場から先ずはアスファルト道を歩いてはにわっこ広場まで歩いて行く。

昨日までの暖かな天気は一転して、雪がちらつき冷たい風が吹いている。







広場に沿って脇の地道を展望台の案内板に沿って登って行くと、円柱型の展望台に着いた。

中にある螺旋階段を上まで登ると北に高松市の沿岸地区の眺望が広がっていた。

天気の割には空気が澄んでいて、瀬戸内の島々や対岸の岡山まで遠く見渡せる。

ゆっくりと景色を眺めていたいところだが、吹きさらしの展望台は寒くて長居はできない。










先ずは四等三角点石清尾山ゲットだぜ!




展望台から東に道が続いている。足元には次第に讃岐岩質安山岩の黒い露岩が増えてくる。

樹林帯が終わり、石清尾山の中腹まで降りてくると岩場が展望台になっていた。







さらに下って行くと同じように眺望のいい岩場に着いた。セニョさんと二人でその景色を眺めていると

後ろから少し遅れて女性陣が降りてきた。高度を下がるほどどんどん高松の旧市内が近づいてくる。

しばらくはその景色を楽しんでいたが、いくら待っても最後尾の(はずの)4人が降りてこない。




心配になったセニョさんが『ちょっと見てくるわ!』と言って戻って行くと、行き違いで

山さんから電話がかかって来た。『石清尾山の展望台まで戻って来たんやけど、どこにおるん?』

『えっ?間違いです。戻ってください!』と言うと、『駐車場まで戻るん?』と。

『いえいえ、さっきの岩場まで!』と言うと山さんが、『石清尾山で遭難しました!』と。 (*´▽`*)

どうやら同級生の男性陣が岩場で話し込んでいて、先に降りたメンバーを見失ったようだ。

(岩場で話に夢中になるツーさんと健さん)



しばらくして捜索に向かっていたセニョさんが戻って来た。その内に遭難した?メンバーも降りてきた。

『峰山で遭難したなんて、新聞の一面に載るで~』などと冗談を言った後、さらに下って行く。

岩場の展望台からも安山岩の露岩の道が続いていく。さらに高松の市内の街並みが目の前に近づいて来た。

石清尾八幡宮の緑青の緑の屋根も、その裏手の山の脇にちょこっと頭を覗かせている。







露岩の道から木々もなく更に広い安山岩が露出した場所に出た。

そこから下に大きな介護施設の建物の脇を通って下りると、西宝町の住宅地に降り立った。







次に目指すは四等三角点八幡宮。石清尾八幡宮の裏山に当たる場所だが

その取り付きが判らない。狭い住宅街の道を抜け幼稚園の横を通り、JR高徳線の高架を潜って

山際に進むと蜂穴神社の社殿が見えた。鳥居を潜り本殿にお参りすると、

その脇からどうやら三角点のある尾根に行けそうだ。案の定その道を登って行くと尾根に出た。

広い尾根を進むと広場になった場所に三角点はあった。広場の中央には奉献・二千六百年記念

云々と書かれた大きく立派な石碑が建っている。今日、二つ目の三角点ゲットだぜ!










三角点からは南に少し下り線路の脇を歩き、石清尾八幡宮の境内に入りトイレをお借りする。

今年は参拝出来なかったが、毎年正月には大勢の参拝者で賑わう境内も

平日のこの天候の中では人の姿は見当たらない。




トイレ休憩のあと八幡宮の門前を歩き百舌坂の下から、今度は石清尾山の反対の

稲荷山へと取り付いて行く。最近、高松市内でもイノシシを見かけた

ニュースがよく流れているが、この山でもウロウロしているらしい。







稲荷山は標高166mほどの低山だが、山頂への道は直登で急登な道がどこまでも続いていく。

樹林帯に囲まれて風が当たらなくなるといっぺんに汗が噴き出てきた。

麓の百舌坂辺りでは、時々香大のワンゲル(登山部?)の学生が大きなザックを担いで

歩いている姿を目にするが、この登り坂だったらけっこうトレーニングになるだろうな~。










稲荷山の手前で道は緩やかになり、道の脇に稲荷山姫塚古墳があった。

資料によるとこの古墳は前方後円墳と言う事だが、上に立っただけではただ安山岩が

散乱しているようにしか見えない。




稲荷山からはほぼ水平な道。栗林公園の真上辺りまで来ると松の木に松くい虫の予防だろうか?

薬が入っているボトルが何本もの木に刺っている。







尾根道をどんどん歩いて行くと南端の室山には四等三角点紫雲山

今日、三つ目のポケモン、でなく三角点ゲット!




室山から少し戻った分岐から姫塚方面へと歩いて行く。







一旦栗林トンネルの上まで下って登り返すが、ここも結構な急登だ。九十九折れの道とは別に

露岩の直登の道を登って行く。先ほどまでの強い風が和らぎ、陽も差してきたので

石船塚古墳の手前のベンチのある場所でお昼ご飯にする。














すると山さんが箸を忘れた!と騒いでいる。幸いルリちゃんが手をならぬ、箸を差し伸べてくれたので

カップ麺を食べる事が出来たが、スタート時点でも『今日は朝、人数分のコーヒーの準備をしたのに、

ザックにいれるのを忘れた!』と言っていた。

WOC登山部ではよく忘れ物や落とし物をするのがセニョさん。

メンバーが忘れ物をするとセニョウィルスに感染した!と

いつもは冗談を言い合っているのだが、今日の山さんは

セニョさんの濃厚接触者で重症状患者になったようだ。(笑)




お弁当を食べた後、すぐ上にある石船塚古墳に登ってみる。石船塚古墳も前方後円墳で

その前方部分には出土した石を刳り抜いて造られた石棺が置かれていた。







石船塚古墳から先に進むと峰山公園の臨時駐車場のあるアスファルト道に出た。

駐車場の横にあるトイレで一旦トイレ休憩。駐車場の道路を挟んで反対側に、首長の娘の墓だった

という伝承から名付けられた姫塚古墳がある。










姫塚古墳の横を通りアスファルト道を進むと、南に眺望が広がっていた。

遠く阿讃の峰々まで見渡せるが、高松空港辺りから山までは真っ白になっている。

市内では少しチラついた程度だったが、山間部ではけっこう積もっているようだ。




アスファルト道から左に入り切通峠へと下って行くと、正面にこれから行く野山と浄願寺山が見えた。

今日はその先の小山まで歩く予定、まだまだ先は長そうだ。







切通峠から野山への道も先ほど見えた感じで思った通り急登だった。

ロープの張られた道が続いていく。後ろから来るメンバーの間隔も開いて来た。







野山にはベンチと地元自治会が造った山名札があった。山の西側からはまた冷たい風が吹き上げてくる。




登りが急登だったと言う事は、下りも急な坂。トントンと下って行くと浄願寺山との鞍部。

鞍部から浄願寺山への道はウバメガシの林が続いていた。

山頂には二等三角点本門山。四つ目の三角点。














最初は私のスマホで集合写真を撮っていたのだが、山さんが重たい?三脚を担いできたと言うので

せっかくなので全員が揃った集合写真を撮る。










浄願寺山から小山に行く途中で、最近この道を歩いたツーさんが、見晴らしの良い場所が

あると教えてくれた見晴らし台に出た。













そこからは東に向かっての眺望が広がり、周りの里山や屋島の峰越しにちょこんと頭を覗かせた

先週歩いた五剣山も見える。寒空に雲が広がり山間部の白い山肌がなお一層寒さを誘う。














展望台からさらに下って行くと今度は市内から西側の眺望が広がっていた。

今日は石清尾山では市内の沿岸部。姫塚の西では南側の市街地。そして先ほどの東側の眺望に

この西側の眺望と、高松市の全てが見渡せた。







浄願寺山と小山との鞍部から小山へは、葉が落ちた明るい雑木林の雰囲気のいい道が続いている。

最後のピークと三角点が近づき、前を歩くセニョさんのペースが上がって来た。










そして最終目的地の小山には四等三角点小山。山頂は広場にはなっているが

木々に囲まれて見晴らしもないせいで、山頂の雰囲気は全くしない。







今日はここから高松高専の方へ降りて山の西側を歩いて切通峠へ戻る

予定だったが、北西からの風が強いので、このまま南へ下って

西からの風が当たらなそうな、山の東側の西春日地区を歩くことにした。

小山から麓の山王神社への下りもなかなかの急坂だった。

後で聞くとツーオクさんは二度ほど尻もちをついたそうだ。











麓まで降り山王神社へは下らずに左に折れてさらに下ると、西春日地区への山際の道。

落ち葉の積もった林の中を通り竹林を抜け、天理教の建物を下に見て、地図を見ながら

西春日団地の中を通り切通峠へと戻って行く。











庄の宮神社を過ぎたあたりから切通峠までの道が怪しくなってきた。

GPSの地形図を見ながら前を歩くメンバーが右往左往している。確かに地形図では道があるのだが

フェンスがしてあったり、違う方向に向かう道だったりで立ち往生してしまう。











引き返すのもめんどくさいので畑の中を通らしてもらって下に見えた道まで降りる。

道はため池を回り込んで切通峠へと続いていたが、ここでも地形図に載っている違う道を

ショートカットで進んで行くと、遂に道は途切れ藪の中へ突入する羽目になった。





藪の中を進んで行くと一段上に道が見えた。よっこらしょと木に掴まりながら登るのだが

やはり女性陣は不慣れなようで、山さんがストックを使って引っ張り上げている。

ため池からアスファルト道を歩けば何でもなかったのに、急がば回れとはまさにこの事。







切通峠へ続く道には梅だろうか桃だろうか?花を咲かせた大木。

峠のお地蔵さんに手を合わせて、今日最後の峰山公園への登りに取り付く。











名前の通り切り通しになった取り付きは最初は九十九折れの急登だったが、

しばらくするとトラバースの緩やかな道になる。







トラバース道を進むと峰山公園へのアスファルト道に出た。お昼過ぎに通った姫塚まで歩き、

車を停めた公園の駐車場まで下って行く。











今日は5時間30分ほど予定だったが結局6時間30分でスタート地点にたどり着いた。

子供たちが小さいころによく遊びに来たこの峰山。以前に所属していた山の会でも

度々訪れた事はあるのだが、今日のように周回したのは初めて。

メンバーのYAMAPでは13.5KMの距離の様だが、私のGPSでは沿面距離が14.75kmを

記録している。累積標高も934mとクレーター八座よりも歩いた、なかなかタフな一日となった。



今日のGPSトラック



今日の3Dトラック


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