KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2021.02.03 クレーター8座

2021年02月04日 | 香川の里山



今日の登山部は3つのグループに分かれて活動。

ひとつは雪山を目指して毛無山に、もうひとつは岬を巡って

庄内半島の三崎灯台まで歩いた。

そして我々はと言うとメンバーのセニョさんが、YAMAPを始める前に歩いた山で

トラックを記録できていない山を歩いてトラックを記録する山行にお付き合いをした。

名付けてSYH・WOC。(セニョさん・YAMAP・補填)

先週、他のメンバーと東の引田の里山を歩いたようなので、

今週はまずはクレーター五座を目指すことにした。


集合場所の平和公園には次々とメンバーの車が集まって来た。車を降りると昨日までの天気とは

うって変わって、冷たい風が頬を刺す。皆さんの第一声は『寒いね~!』だった。

地元のセニョさんの提案で、先ずはここから下道を歩いて日山を目指す。

さらにセニョさんが言うには、実はクレーター五座にはプラス三座あると言う。




三郎池まで来るとため池の水面を渡ってさらに冷たい風が吹きつけてくる。

トイレを済ませるメンバーを待ちながら、周りにある案内板や史跡を眺める。

県内のため池は『満濃太郎』『神内次郎』『三谷三郎』の愛称の付いた池があり、

この三郎池を代表するモニュメントの竜の伝説には、元々巨大な蛇だった母子の話が

案内板に書かれていて、満濃池とのつながりも書いてあった。







トイレ休憩後、突堤の東側から先ずは日山の南東にある小日山に取り付く。

小日山への道は車が通れるくらい幅の広い道で、山頂まで桜並木が続いていた。




小日山の山頂には東屋があり東側の眺望が広がっていた。ここまでの登山道の登りで

少し暑くなってきたので服装の調整をするメンバー。







小日山から一旦下って日山へ登り返すと、直ぐに花崗岩の急登になる。

気温はスタート時点とさほど変わっていないが、樹林帯の中で風がなくなると

途端に汗が噴き出てくる。この日山も県内の他の里山同様いくつかのルートがあるが、

一般的に登られている北側からの道に比べると、随分とワイルドな感じのする道だった。

道標には『東稜顎出しルート・難関の尻見坂』と書かれている。

とは言え花崗岩の一つひとつが大きいので意外と登りやすく、

ひなちゃんもクーちゃんもけっこういいペースで登っている。










山頂には小日山と同じように東屋があり、地元の人たちが大勢休んでいた。一つ目の三角点は四等三角点“日山”。

この日山も白山や堂山や飯野山と同じように、毎日日課のようにして

登っている人がいて、セニョさんによるとこの日山には毎日200人近くの人が登っているそうだ。

東屋に設置された望遠鏡を覗くとサンポートのシンボルタワーがくっきりと見えた。










日山山頂で一息入れた後は次の雨山を目指して東に降りて行く。

階段状になった道は急坂だが、痛んだヶ所には土嚢袋が置かれていてよく整備されているのが判る。







一旦車道まで降りると直ぐに反対側から登り返す。今日は一番高い山でも上佐山の255.6mだが

とにかく登っては降りて、また登るの繰り返しなのだ。










雨山は116mのこんもりした山。山頂は木々に囲まれて見晴らしは無い。

かなり古びたアクリルのプレートがあったが、キティーちゃんのプレートだろうか?

書かれた文字はほとんど消えて識別できない。







雨山からはさらに東へと下って行く。途中で少し開けた場所からは

高松松平家の菩提寺の法然寺が正面に見えた。







雨山を下ると住連寺池の袂に出た。そこから犬の馬場という

変わった名前の地区の中を通り、次に馬山の裾野まで下道を歩いて行く。

馬山の裾野を少し東に回り込むと田んぼの脇にピンクのテープが見えた。

そこから里道を登って行くと竹林の中の道。太く高く真直ぐに伸びる立派な竹林だが

風でなぎ倒されて道を塞ぐように覆いかぶさっている。













竹林を過ぎると落ち葉が積もった急登になる。時々メンバーも足を滑らせている。

馬山も先ほどの雨山と同じように木々に囲まれて山頂らしくなく、唯一馬山と書かれた

山名札で山頂だと判る感じだ。













山頂からは少し平らになった道を進み、また東へと下って行く。

下った場所からは次に目指す実相寺山が南に見えた。




下道を歩き住宅地の中を通り実相寺山の西側の裾野まで来ると墓地公園があった。

ここでまたトイレ休憩。男性だとその辺でチョチョイと済ませられるが、女性陣はやはり

トイレが無いとなかなか不便だ。今日は特に冷えるのでなおさらだ。

墓地公園から南に歩くと電波塔が見える。その電波塔への道を登って行くと

実相寺山への取り付きになる。ここでもしばらくは急登が続いていく。







途中で少しだけ北側に開けた場所があり、仏生山から北に高松の市街地、

そして先ほど登って来た日山や馬山、また屋島が見えた。

こうやって見ると屋島って本当に平らな山だと、改めて感心する。

全国的に見てもあんな形をした山はなかなか無いじゃないだろうか?




途中にある石祠からは比較的緩やかな道が続いていく。







広い山頂尾根の東端が実相寺山の山頂だった。セニョさんは地元で何回か登っている山々だが、

唯一YAMAPで周回のトラックが無かったので、いつになくご満悦だ。










実相寺山山頂からは馬山団地への道と見性寺へと下る二つの道に分かれている。

案内板に馬山団地への道は急な道と書かれていたが、見性寺への道もなかなかの急坂だ。

落ち葉が積もって地道が見えないうえにかなりの傾斜で、油断ができない。

こんな急坂は下手にゆっくり下るよりは、小股でトントンと降りた方が滑りにくい。

度々後ろから降りてくるルリちゃんの『お~っと!』と声が聞こえる。

そのルリちゃんの滑ったシーンを撮ろうとカメラを構えるヤモッチ










滑落者?が出ることもなく、やっとのことで降り立った場所にある見性寺は

曹洞宗のお寺で、本堂はRC造りの立派な建屋だった。下りの苦手なひなちゃんの後ろに一緒に付いて

見守りながら降りてきたみやさんと二人が少し遅れて着いた。

丁度お昼時なのでここでご飯にする。

ここからはこれから登る日妻山上佐山・雌上佐山見える。







女性陣が『次に登る山は?』と聞くので、『日の妻の山!』と答えると、

『夜の妻の山もあるんだろうか?』と下世話な話をしている・・・・ (~_~;)




この見性寺からすぐ反対側のため池の土手から日妻山への道は、地元の人を揉めて登山禁止になっている。

セニョさんも以前に登ろうとしたときに、高知の団体が地元の人と口論になっているのを見たと言う。

ため池の土手を進むと墓地への道があるが、その入り口には『登山禁止』の札があり、

仕方がないので引き返して下道を歩き、少し北側の田んぼの畦道を通って取り付く。

下道からは裾野の取り付きにピンクのテープが見える。




取り付きからは所々で木の枝にテープが巻かれていた。そしてここも急登が始まっていく。

お昼に腰を降ろしたせいか、ここまでの疲れか、この登りがとにかく足が重くて進まない。

今日で2回目の参加のキヨちゃんは意外と登りに強くて

最後はみやさんと二人で見えなくなるくらい先を歩いて行った。

ルリちゃんもクーちゃんも同じように疲れてきたのか、ペースが落ちてきた。

急登の途中で展望岩があり、先ほどの実相寺山が正面に見える。

実相寺山はここから見るとなかなか秀麗なおむすびの形をしている。










日妻山山頂には四等三角点『日津間』、今日二つ目の三角点。

そしてここにもキティーちゃんのプレート!










そしてまた急坂を細い笹の茎を握りながら下って行く。







日妻山から最後の上佐山へは三郎池の南の端から県道を渡り麓へと歩く。

大きなカントリーの横を通って山へと取り付く。







取り付きからしばらく歩くとまた石祠があった。

そこから急登を登ると今度は雌上佐山への鞍部へのトラバース気味の道になる。

やはり、みやさんとキヨちゃんのペースがダントツに早い。







鞍部からは左に上佐山、右に雌上佐山への分岐になっている。

脚が攣りそうになったというルリちゃんとクーちゃんはここで待機。

残りのメンバーで七座目の雌上佐山を目指す。







山頂直下の巻き道を廻ると北側に眺望が広がっていた。

日妻山と三郎池の向こうに日山。そして最後の上佐山もまじかに見える。

ヤモッチと二人で『まだ結構のぼらないかんな~!』










雌上佐山も眺望が無いので早々に引き返す。








折り返した鞍部には上佐山まで15分と書かれている。

ここからが最後の正念場。花崗土や花崗岩の露岩の滑りやすい急登を登って行く。

ロープに掴まりながら一歩一歩喘ぎながら踏み出すのだが、

今日の急登、急坂の繰り返しからやっと解放されるので元気が出てくる。














一番最初に山頂に出たルリちゃんから歓声が上がった。続くメンバーからも

次々に『わ~すごい!』の声が上がっている。年々周りの木々が刈り払われて、

以前と比べても更に眺望が良くなった感じがする。もちろん360度の大展望!














高松市内の里山でここまで周り全て見渡せる山は、この上佐山が一番かもしれない。

セニョさんの提案で時計と反対周りに回って、この山を最後のフィナーレにしたのは正解だった。

これ以上の舞台はない!


 

三角点は今日三つ目の二等三角点『宇和佐山』。







幸い風も止んできたので、ここでコーヒータイムでのんびりとしながら、

周りに見える山々の同定をしながら時間を楽しむ。













最後も急坂を下って行くが、大展望を楽しいんだ後は足取りも軽い。














沿面距離12.49km、累積標高983mを歩ききったメンバー。

計画ではセニョさんが5時間を切りたいと言っていた。実際は度々の休憩時間を入れて

6時間30分かかってしまったが、心地よい疲れに包まれて駐車場を後にした。




IRIBITOさん企画の雪山班の様子




杉さん企画の岬班の様子




今日のトラック



今日の3Dトラック

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