KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC自転車部2021.04.21 片鉄ロマン街道

2021年04月22日 | 雑記


先月末、WOC自転車部部長の山さん片鉄ロマン街道という

サイクリング道を走って、アップダウンも少なく、WOCでも楽しめると話があった。

その話を聞いてさっそく麺法師さんが今回の自転車部の企画をしてくれた。

片鉄ロマン街道は廃線となった片上鉄道の鉄道敷を利用したサイクリング道。

片上鉄道は棚原鉱業所で掘られた硫化鉄鉱などの輸送の為に、片上-棚原間に開通した鉄道で、

平成3年に廃線になる間、沿線の住民の通勤通学にも利用され親しまれていた鉄道だ。

今回は山さんの提案で全線33kmの内、和気町から棚原までの25kmのほぼフラットな道を

のんびり走ることになった。ただその距離より不安なのはお尻(股間)の痛みに耐えられるか?

以前に自転車部で走ったしまなみ海道では、足の疲れ以上に

股間の痛さに苦しんだ前例がある。パッド入りのサイクル用のパンツを用意して

万全の態勢で臨んだのだが果たして・・・・。

和気町の観光協会でレンタルサイクルを事前に予約し、開館前に準備を整え協会で手続きをする。

観光協会は案内所とレストランも併設している。建物は銀行(中国銀行)跡を利用していて

中に入ると一番奥にその面影を残す大きな金庫の扉があった。

銀行の金庫は今まで何度も見た事はあるが、扉が開くところは初めて見た。













今日初めて長距離を自転車で走るというまゆゆとキヨちゃんは電動自転車を借り、

残りのメンバーはクロスバイクやロードバイクを借りていざ出発!




観光協会から和気駅の地下道を潜って駅の反対側にでると、直ぐにサイクリング道が始まった。

少し線路に沿って走り、高架で線路を渡ると吉井川沿いの道になる。

しばらくすると住宅地の中に入り、そこを抜けると右手に和気ドーム

のかまぼこの形をした屋根が見える。ドームの前は片上鉄道の益原駅の跡。

さらに進むとまた吉井川沿いの道になる。自転車道は車の心配もなく快適に走って行ける。










道が川から少し離れ山際の道になると天瀬駅に着いた。

ここではホームと駅舎が残っていて、サイクリング道が鉄道敷の跡なのがよく判る。

自転車を降りて少し休憩をとる。







帰りの動画です。



天瀬駅の先には天神山のトンネルが二つ続いていく。

トンネルを抜けるとまた吉井川沿いの道。







備前矢田駅後にはボタン桜がまだ花を残し、その横に信号機が残されていた。










矢田駅からまた山際の道になると、また駅舎の残る苦木駅に着いた。

駅舎の中には懐かしい伝言板があり、そう言えば携帯電話の無い時代は、こうやって

待ち合わせの伝言を書き込んでいたな~と昭和のメンバーがしみじみと。














道の山際には藤の花咲き、所々でボタン桜も目を楽しませてくれる。







備前福田駅跡にはトイレと休憩所があったので

トイレ休憩をして先に進む。




コスモス街道と書かれた案内板のある道は土手沿いの道。川を渡ってくる風が心地よい。

道沿いは桜並木にもなっていて、花のある時期だともっと素晴らしい景色だろう。










帰りの動画です。



信号待ちをしていると山の上にお城が見えた。ただお城に見えたのは天文年間に築城された茶臼山城址に

造られた城型展望台のようだ。公園にもなっている山頂は桜が咲くころには桜色に染まるという。

サイクリング道沿いもそうだが、桜の季節にまたもう一度走ってみたい。







幅の狭い歩行者自転車専用の飯岡橋を渡り、少し一般道を走ると

最終目的地の吉ケ原駅に着いた。駅周辺は「柵原ふれあい鉱山公園」になっていて、

8,400平方メートルの敷地内には、昭和30年頃の鉱山の様子や鉱山町の暮らしぶりを再現した資料館があり、

吉ケ原駅舎は、そのまま残し、輸送用貨車や客車車輌11両は動態保存されていた。
















日差しが強くなってきたので公園内の日陰で昼食にする。

今日はまゆゆが食後のデザートにチーズケーキを作ってきてくれた。

このところWOCでは手作りデザートが続いていてうれしいる。













昼食を摂ったあと公園内や駅構内を散策。少し先にある黄福棚原駅にも寄ってみる。

新しく駅舎を再現された横にはディーゼル車が停まっていた。

ここでせっかく持ってきたのに履いていなかったパッド入りのパンツを履いてみる。

お尻の痛みは折り返しを前に既にかなり痛い。それでは和気町に向かって出発進行!










吉井川沿いの道は雲一つなく初夏を思わす天気で暖かい。

川はくねくねと蛇行し、所々で中州がある。小さな川しかない香川では、

あまり見られない景色だ。













部長の山さんはやはり乗り慣れていて快調に飛ばして行く。

その後ろをヘッテをこいて部長に風よけになってもらって付いて行く。







対岸の川べりは山さんが来た時は桜並木でそれはきれいだったいう。

ゆったりと流れる川の奥に新田原井堰が見え始めた。

















往路に比べると脇町までが随分と短く感じた。新田原井堰の横を通りしばらく走ると

以前に登った和気アルプスの取りつきとなった和気富士が見えると直ぐに和気駅に着いた。








レンタルサイクルを返却した後、車で藤公園に向かう。

藤の種類が全国一で、500mにも及ぶ藤棚を見てみたかったのだが、残念ながら

今年は園内への入園が中止になっていた。仕方がないので公園の入り口に奥にある

和気神社に参拝する。和気清麻呂の生誕地にある和気神社。

和気清麻呂は道鏡が天皇の地位を奪おうとしていたのを阻止し、道鏡の怒りをかい

刺客を放たれたがその刺客に襲われそうになった時にどこからか300頭ものイノシシが現れ、

道中40kmもの道のりを守り案内してくれたことから、この神社の狛犬はイノシシになっていた。

神社本殿の前のイノシシの狛犬は、この時期ならでは、マスクをしていた。














参拝の後は今日最後の目的地の日生へと車を走らせる。

日生と言えばカキオコ。WOCではなじみのお店に飛び込んだ。

中に入ると地元の男性が赤ら顔でいっぱい飲んでいた。ゴクリ!

お昼はこのカキオコがあったので菓子パン一つだけにしていたので、お腹ペコペコで

醤油味とソース味の二種類を美味しくいただいた。











かつては高瀬船に代わってモノや人を運んでいた片上鉄道が廃線となり、

また新たに自転車道として生まれかわった片鉄ロマン街道。吉井川の清流と緑のシャワーの中を

童心に帰って爽快な風を感じながの楽しい一日となった。
コメント   この記事についてブログを書く
« WOC(TOC)登山部2021.04.14 ... | トップ | WOC登山部2021.04.28 西行法... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事