KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2020.10.14 剣山(単独)

2020年10月15日 | 四国の山
もう二週間になるだろうか、左膝の具合が思わしくない

先週はそれでも登山部に参加したが、左膝より右のふくらはぎから

太ももがスタート直後から張ってしまい、まるで長距離を歩いて

疲れ切ったような張りと痛みだった。一週間経っても

相変わらず膝の具合はよくなく、事務所の階段を登ると右脚も直ぐに張りが出てくる。

今週は用心をとって登山部はお休みして独りでリハビリ登山をすることにした。

リハビリと言えば剣山。この山なら独りで歩いて何かあってもリスクが少なくて済む。



家をでて国道193号線を脇町に入る手前では南の空は青空が広がっていた。

天気予報は曇りの予報だったが、うまい具合にハズレてくれたようだ。




夫婦池を過ぎ丸笹山からの尾根を回り込むと、剣山には雲がかかっていたが

次郎笈の方は晴れている。剣山の雲が流れていく事を願いながら見ノ越に着いた。




トイレ前の道際は満車だったが第一駐車場の下階はまだ余裕があった。

駐車場の奥に一台の自転車が停めてあった。ひょっとして今日、三嶺~剣山を縦走している

IRIBITOさんのデポ自転車かもしれない。IRIBITOさんはここ数カ月、

この剣山系から三嶺にかけて単独で色々なルートを歩き回り、

下調べをしながら着々と準備を進めて今日、晴れて実行に移しているのだ。


四国で山登りをしているものとしては剣山~三嶺のゴールデンルートは

いつかは歩いてみたい憧れの縦走路。とは言え今の私の足の状態では

夢のまた夢。案の定、劔神社の石段を登り始めると直ぐに右脚が張り始めた。




まぁとにかく今日は無理せずのんびりと歩こう。前回の雨の中の登山道と違って、

今日はやはり紅葉目当ての人が多いのか、数人の人が前を歩いている。

後ろから来ている三人の女性陣はずっとしゃべりぱなしで賑やかだ。




見ノ越から西島駅までの間は色づき始めた木がまばらにあるだけで、

緑の色の勢いが勝っている。紅葉はこれからの様だ。










高度が上がってくると次第に色づいた木が目につくようになってきた。

空は雲が流れ青空が広がって来て期待が出来そうだ。




西島神社の大岩の横を登るといつもの定点観測の場所から雲海荘を見上げる。

すると逆光だが山頂北面にオレンジ色に輝く斜面が見えた。『どひゃ~スゲー!』

何十回とこの場所からはいつも写真を撮っているが、これだけの紅葉を見るのは初めてだ。

期待感を膨らませて足の痛みも忘れて西島駅まで歩いて行く。







西島駅からも三嶺まで続く稜線の見慣れた風景が広がっていた。

IRIBITOさんはどの辺りを歩いているんだろうか?

リフト乗り場から下を覗いて見ると、こちらもいい色をしている。







西島駅から刀掛けの松までの間も相変わらずスピードは上がらない。

ただ道の脇から見える木屋平の方の斜面も、山頂からの北面もどちらも素晴らしい色づき。







刀掛けの松ではけっこうな人で賑わっていた。その服装を見ると、

今日は登山というよりリフトで登って紅葉狩りの観光客も多いみたいだ。










紅葉の写真は晴れて光がないと冴えないが、空は青空、絶好の写真日和だ!










オレンジ色の山肌の向こうに一の森が見える。

苔に付いた小さな植物も同じように可愛らしく色づいている。







西島駅でゆっくりとして途中も写真や動画を撮りながら、やっと山頂に近づいて来た。







見ノ越から二時間ほどで山頂ヒュッテに着いた。Kyoさんがブログで書いていたように

ヒュッテは食堂を閉めて、売店のみの営業をしている。







山頂の木道まで来ると風が当たって少し肌寒い。紅葉はもちろんのことだが

この先に待つ次郎笈への稜線に期待が膨らむ。




山頂からは期待通りの景色が広がっていた。次郎笈の山頂から幾筋もの緑の畝と

何とも言えないカーブを描きながら続く稜線と尾根道。

今までも、これからも何度訪れても恐らく見飽きることないだろう眺望だ。

鞍部から北側の山肌も色づき始めている。










山頂に着いた時には数人の人たちだけだったが、後ろからどんどん歩いてくる人が見える。

随分と時間は早いが北のテラスへ避難して?お昼ご飯にでもしようか。







そう思って北のテラスで腰かけて目の前に広がる景色をのんびりと眺める。

今日は独りなので、山頂でゆっくりしようとこの時期ならではの“おでん”を持ってきたが、

こちらにも次々人が来る。ちょっと人前でおでんを食べているのも気恥ずかしくて

おにぎり一個を口にして早めのお昼にした。










予定では山頂から次郎笈に向かって降り、途中の分岐からトラバース道を西島駅に戻るつもりだったが

途中で見た雲海荘から下の山肌を見逃す手はないと思い、山頂手前の鳥居の下から

大劔神社への道を下って見ることにする。恐らくこの道を歩くのは初めてかもしれない。







途中の展望岩では登ってくる西島辺りから見えた山肌から、更に西側にも錦秋の山肌が眼下に広がっていた。

この時期何かと密という言葉のイメージが悪いが、この彩の密は大歓迎だ!










大劔神社の直上の岩からも素晴らしい景色が広がっていた。

あと数日が見頃かもしれない。

今日はリハビリと思って出かけてきたのに、思いがけない景色に出会えて大満足!



















久しぶりに大劔神社にお参りをして、大劔道コースからこちらも初めて刀掛けの松への道を辿ってみる。

恐らくこの道が下から見たオレンジ色の山肌のど真ん中を通る道のはずだ。




道の途中では度々立ち止まっては見上げて、写真を撮る。

『開いててよかった!』はどこかのコンビニのCMだったと思うが、

今日は『晴れててよかった!』







緑の笹原と発色のいいオレンジ色のコントラストが何とも言えない。







道の上も風で落ちた葉で秋色に染まっている。上を見ても下を見ても、更には横を見ても

秋・秋・秋~!の錦秋にため息が出る。










先ほどの大劔神社も大勢の人がいたが、このコースでは誰にも出会わない。

この素晴らしい景色を独り占めしながら歩いていると、周りの景色に影響されてか

何だか目の前も薄~く、オレンジ色がかかってきたような錯覚に陥る。






















刀掛けの松ではまだ下からどんどん登ってくる人がいた。

西島駅までの途中から、また横道に入ってみる。行場では見かけた事のある

鹿の侵入防止の為のテキサスゲートが二ヵ所ほどあった。














西島駅ではお疲れ様!と鳥居さんが出迎えてくれた。ここでもKyoさんが書いていたように

売店の改修工事が行われていた。前回覗いた時には雨漏りがしていたので

先ずは屋根の修理をしているようだ。










西島神社からは左に遊歩道コースを下って行く。尾根道コースと違ってこちらも行き交う人の姿はない。

ここまで下って来るとやはりまだ紅葉には早いようで何本かの木が色づいている程度だったが

まだ残る緑の色とのコントラストが、これはこれで風情がある。










祖谷川源流の冷たい水で口を濯いでみる。鹿の鳴く声だけが聞こえる森の中、

爽やかな風が吹き抜けていく。










これからどんどん山頂から彩が下って来るのだろうが、この辺りまで来るには

もう少し先の様だ。そんなまだ少し秋の訪れが早い森の中を歩くと、リフトのトンネルの脇に出た。










劔神社から下を見ると第二駐車場も満車状態だった。キレンケショウマのシーズン以外で

ここが満車になっているのも初めて見た。さすがにおにぎり一個ではお腹が減っていたので

駐車場の横の売店のかけそばでお腹を満たす。











足の具合が良くなくてリハビリにと出かけた剣山だったが、今まで見た事のない錦秋に

出会う事が出来、普段なら先ずは歩く事ない脇道をのんびりと歩けて

脚の痛みを忘れさせてくれた一日だった。石鎚山から始まった紅葉は。これから

日に日に下がってくる。これから計画している山行に参加できるようにと

劔神社に願掛けをして(神頼みではダメなのだが)見ノ越を後にした。


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2 コメント

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Unknown (え~ちゃん)
2020-10-15 21:03:35
剣山の紅葉が素晴らしい色になりましたね~(^^)/・・先日3日に登った時はまだでしたが~いい時にお出かけしましたね~腰の調子も良くなったのでは?
Unknown (kazashi01)
2020-10-16 18:17:04
え〜ちゃん、こんばんは!
余りこの時期に剣山に出かけていないので、
こんなに綺麗な紅葉にあるとは知りませんでした。
明日の雨で少しはが落ちるかもしれませんが、
西島から山頂までが見頃です!

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