KAZASHI TREKKING CLUB

山登りというよりはトレッキングいやハイキング。最近はそんな
感じで、楽して景色の楽しめる山ばかり登っている軟弱者です。

WOC.登山部 2019.04.17 薬研谷

2019年04月18日 | 四国の山
これからの季節、山でも色々な花が咲き始めその花を目当てに

あちらこちらの山が登山者で賑わいます。花の開花時期は限られているので

週に一回の山歩きでは全ての花の山が見られるわけではないので、

ここぞと思うポイントを絞って4月の一カ月間の山行の計画をたてました。

今日歩いた『薬研谷』のアケボノツツジは例年だと少し早いのですが、

来週からの予定も詰まっているので、ひょっとしたら何本かは咲いてるかもしれないと

淡い期待をしながら出かけてきました。


アケボノツツジの見頃の頃は何台も車が停まっている『柴小屋休憩所』

人っ子一人いなくて車も一台も停まっていません。(当然と言えば当然か~)

丸亀からだと高速を利用しても約3時間かかりました。今日は久しぶりにあっちゃんとさおりんが参加、

そしてルミちゃんの山ガール?3名とコアラさん・麺法師さん・杉さんと私の男性4名となりました。



車に乗り込んだ途端あっちゃんに『顔がまるくなったわね!』と冷やかされます。

でも体重は2kgくらいしか増えてないんやけどな・・・・。


柴小屋休憩所の東屋の北側には吉野川に沿って広がる徳島市内眺望が広がっていました。

その吉野川の上には少し霞みがかかって趣のある景色になっています。

山肌は常緑樹の濃い緑と落葉樹の新緑の淡い緑でマダラになっています。








東側には稜線に沿って建てられた鉄塔と『大川原高原』へと峰々が続いています。




丁度10時に駐車場をスタートします。道の脇にある『四国のみち』の道標から

山の中へと入って行きます。いつものようにトップを行くのは麺法師さんです。







四国のみちも最近はメンテナンスがされていないのか階段も崩れています。

そう言えば来る途中の車中で、この四国のみちを最近歩いているというさおりんが、

愛媛の県境から雲辺寺への道はもう藪になっていてひどい状態だと話をしていました。

ここはまだ登山者がいるのでそこまでひどい状態ではないですが、へんろ道や登山道でもない

四国のみちは、予算もなくて整備されずにこれからどんどん荒れていくのでしょうね。




最初の小ピークには展望台の案内板がありますが、木々に遮られて眺望はあまりよくはありません。




展望台から尾根道を進んでいきます。







尾根から一旦下って鞍部には『柴小屋神社』の鳥居があります。ここから1249mの

ピークに続く階段の急登が始まります。











急登を登りきると1249mの尾根を横目に見ながらシャクナゲのトラバース道を進みます。

途中で木々の間から北東の景色が広がる場所が何ヵ所かあります。








トラバース道を過ぎると尾根道はとても歩きやすい道で、歩くペースも上がってきます。







薬研谷への分岐からさらに先に歩いて行くと『大道丸』の三角点に着きました。

背の低い山名標にはキティーちゃんのプレートもついています。

先ほど歩いてきた1249m(柴小屋)のピークとその稜線も見渡せます。














大道丸から折り返して先ほどの分岐から、薬研谷へと下って行きます。

広い支尾根ですが踏み跡がしっかりしているので道を迷う事はありません。










足元には背の低い茨があちこちに・・・。『夏だとこの茨が育って歩きにくいやろね』とさおりん。




急坂が終わると工事を中断した林道ぽい場所に出ます。道の両側には馬酔木がいまは盛りに

花を咲かせています。道は崩れた何ヵ所もあり、もう元の自然に戻りつつあります。













右手には薬研谷の大岩に似たような岩壁が見えます。

空には怪しげな雲が続いています。それを見て『地震雲?』とメンバーが言っています。




1116mのピークから北東にさらに下って行くのですが、林道はさらに先まで続いているので

麺法師さんとさおりんが通り過ぎでしまい呼び戻します。

ここからの下りは道は不明瞭になります。スマホのGPSを見ながら下って行くのですが

支尾根を一本間違ってしまい、ザレた斜面をトラバースする羽目になりました。










途中に一ヵ所展望大岩があります。高所・先端大好きのあっちゃんが岩の先で覗き込んでいます。

この大岩からさらに下って薬研谷の展望岩に向かいます。





ただいつもならアケボノツツジもこの辺りから見かけるのに、まだ一輪の花も見かけません。

『おっちょこちょいのアケボノツツジはいないかな~?』などと言い訳しながら下って行くと

展望の大岩テラスに着きました。




谷の反対側の大岩に一つだけピンクの色が見えました。一瞬『おっ!』と思ったのですが

少し濃いピンクの色からするとミツバツツジのようです。・・・・・残念!




すると岩の先で覗き込んでいたあっちゃんとさおりんが足元に見えるピンクの花を指さし

『あれとちがうん?』と言って奇跡的に咲く一本を見つけてくれました。

でも、あっちゃんそれ以上先には行かんといて!見てるこっちが股間がざわざわする!

ただ岩の先まで行けるメンバーは限られているので、(杉さんとルリちゃんは寄り付きもしません)

一旦谷まで降り反対側の大岩からから確認してみることにします。




谷底への下りは木々に掴まりながら所々に付けられた赤テープを目印に下って行きます。














途中の斜面や谷底でも石灰岩質の白い岩肌に苔が付いて、なかなか趣のある風景です。








谷底に降り小さな沢を渡り谷の反対側へと登って行きます。

先ほど見つけた一本だけのアケボノツツジを

『たくさん咲いていたら有難みを感じないけど、一本だけやと目立つから幸せもんや!』と

言って麺法師さんが慰めてくれます。







対岸の大岩は先ほどの大岩と比べると岩の上が狭く、交替で岩からの眺望を眺めます。

岩の下に咲くミツバツツジもまだ蕾が多くマダラに咲いています。

『あ~あ、これがアケボノツツジだったらな~』・・・・・と。








時間は11時30分。少し早いですがここでお昼ご飯にします。

さおりんはカップヌードルカレー味ののビックサイズ。それを見てあっちゃんが

『すごいね~!』と言っているので『そりゃ~若いから!』と言ったら睨まれました。

ルミちゃんはミニサイズ、あっちゃんが普通サイズだったので

あっちゃんが『そしたら私が次に若いわね~』と言うので

『・・・・・?? ( ゚Д゚) ノーコメント』と私。




お昼を食べた後、大岩から林道の下りも足元がザレているので注意しながら下って行きます。










北側には『高鉾山』から大川原高原へと延びる林道が見えます。

芽吹き始めて枝の先が少し色づいている木々の中で、『タムシバ』の白い色が目立ちます。




林道に降りると直ぐ薬研谷から流れる『銚子の滝』。ここでも苔むした岩の向こうに

一筋の清々とした滝が流れ落ちています。








コアラさんが自慢の360度カメラで写真を撮っていますが、私の世代には

どう見てもウルトラマンが変身するときのポーズのように見えます。

谷の右上にある先ほど見つけた『奇跡のアケボノツツジ』をみんなで探していますが

逆光でなかなか見つかりません。













銚子の滝からは植林された杉林の中の作業道を歩いて行きます。




しばらく歩くと谷筋で木に注意書きが張られていました。しばらく歩くともう一ヵ所貼られています。

この山の所有者による注意書きですが、この『入山禁止』は薬研谷への

立ち入り禁止を指すのかどうかわかりにくい貼紙です。もしこの入山が薬研谷を含めてのことなら、

これからアケボノツツジを目当てに大勢の登山者が来ることでしょうから、注意が必要です。




作業道を歩いていると木々の上の空には青空が広がり始めました。

まだ新緑には少し早い森ですが、それでもとてもいい雰囲気の森です。

谷あいにはまだ花の咲く前の『イチリンソウ』が群生しています。







斜面の表土が雨で流れて根っこが露出している木。





明るい森でどっぷりと自然に浸かっている中で、前を歩くルリちゃんとコアラさんが

自分に貰える年金の話をしながら歩いています。










コアラさんが『うちの奥さんは、遺族年金より私が先に死んだ方が年金の総額としてはたくさんもらえる』

と言うんやけど、娘は『絶対お母さんが先に死んだらいかん!と言うんや』と言うので

こんな自然の中でなんて現実的な話をするんだろうと思いながら

『そら~コアラさんが残った方が、娘さんはめんどくさいと思います!』といじってみます。





作業道を登り詰めると林道に飛び出しました。ここから左に折れて芝小屋の尾根に向かって歩きます。

ところがこの林道は前回に比べて随分と延びていて、尾根へ続く四国のみちの支尾根を

通り過ぎてしまいます。一旦引き返して支尾根に取り付きます。









林道から修正して登り始めた四国のみちは、なかなかの急登でここまでの上り下りで

疲れた足が重くて前へ進みません。登りに強いコアラさんがどんどん先を行き

その内見えなくなりました。しばらくして追いつくと立ち止まって待つコアラさんが、

得意げに余裕の顔をしています。ちきしょう! (; ・`д・´)










柴小屋の尾根が近づいてくると支尾根から外れて道はトラバースになります。

勾配は少し緩くなってきましたが、それでも相変わらず息切れが収まりません。






今日はやはり前日の不摂生が祟ったのか、本当に体が重くてしんどいです。

やっとのことで着いた尾根で一息入れて水分補給をします。








ここからは小さなアップダウンで駐車場にたどり着けます。







鳥居の手前の急坂の下りでは先ほどの登りの時とは打って変わってコアラさんのペースが落ちます。

先ほどの登りのリベンジで横目に見ながら追い越してやろうと思ったのですが

大人げないのでやめときます。柴小屋神社の鳥居まで来ればあと少しで登山口です。







芽吹き始めた木々の間を気持ちよく降りて行きます。

駐車場に着く手前で『トサミズキ』が薄黄色の可愛らしい花をつけています。











柴小屋休憩所の東屋でコーヒーを淹れ、持ち寄ったお菓子を頬張りながら一息入れます。










帰りは先週も立ち寄った神山町の『かま屋』の横のパン屋でソフトクリームを

頂きます。やはりこんな中間山間部で若い人たちが働いている姿を見ると不思議な感じがします。

かま屋のお店から出てきた従業員の女性と少し話をすると、その方もご主人が農業をしたくて

この神山町に大阪から移住してきたとの事。他にもサテライト事務所で働く人や様々な職業に就く

若い人たちがいると教えてくれました。農家の高齢化で荒れる田畑を引き継いでくれる

若い人たちがいることは全国的に見過疎化の進む町村のモデルケースとなっているようです。

お店のソフトクリームはとても冷たくあっさりとした味で、今日の疲れた体を癒してくれました。








一部の望みにかけて出かけた薬研谷は少し残念な結果になりましたが、それでも一本だけ花を

咲かせてくれていたアケボノツツジに感謝して帰路に着きました。

来週に予定している鋸山のカタクリは果たしてどうでしょう?また気を揉む一週間になりそうです。

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2 コメント

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Unknown (yama3)
2019-04-18 18:01:24
あんなにデブのハヤタ隊員はおらんやろ。
Unknown (kazashi)
2019-04-19 08:59:05
見た目より筋肉質みたいですよ!

最近ハヤタ隊員は、FBに画像をアップするのを
覚えてくれました!

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