手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL-34ppに変更してみる。 その1

2013年02月13日 01時29分36秒 | 真空管アンプ


DYNAUDIOのCONTOUR1.8は、なかなか気難しいスピーカーシステムのようだ。石のアンプだとかなりの
馬力のあるアンプが必要になるみたいだ。それで金田式DCアンプ(2SK2554仕様)をBTL接続で使ってもみたが、
パワフルなのだが、なんだかドスが効き過ぎている感じの音で、どうもしっくりこなかった。
球の6384ppは音は明るくていいのだが、出力が足りずに音量を上げたときに歪んでしまった。
ということで、手持ちの出力管では6L6GCとEL34,EL156しか残ってない。EL156ppだと、かなり本腰を
入れないと作れないので、もう少し先延ばしすることにして、手頃感もある EL34ppに変えることにした。
MJ誌のスクラップを調べてみると、プレート電圧を470V、スクリーンにも同じくらいの電圧を供給すると
50Wの出力が取れそうだ。6384ppに使っているのは、TANGOのMS-330なので、2次側のAC電圧は280vのタップしかない。
整流後の動作時電圧は365Vくらいしかとれない。手持ちのトランスの中で同じくらいのサイズだと
MS-290というのがあった。ちょっと電流容量が不足気味だが、これに取り換えてみた。
これでも、やっと430vくらいしか取れない。
が、EL34の五結動作で、なんとか40W弱の出力が出た。



見かけは、なんとなく細身で頼りなさそうだ。
が、CONTOUR1.8につなぎ音を出してみると、けっこういい感じの音が出てきた。
音量を上げても歪っぽくない。音も明るく、予想以上の音だ。
この手のトール・ボーイ型のスピーカーには合うのかも知れない。


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