☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (雷鳥岩→クリヤの頭→蜂の巣岩→錫杖岳の眺め☆彡)

2015-07-29 08:16:26 | 笠ヶ岳・焼岳

笠ヶ岳山頂から急下降し、雷鳥岩までは鋭峰を西側に巻きながら2時間ほど歩きます♪

途中の道は道幅も狭く、人があまり歩いていないせいか?石に苔がついていてとにかくツルツル滑る~w(°O°)w

でもさすがクラシックルート♪
笠新道と違って人も少なく、なんとも言えぬ厳かな雰囲気が漂います☆彡




クリヤの頭は穂高岳側に切れ落ちていて岩場に雲が漂い、快晴の西側とクッキリと分かれていてあまりにも幻想的で美しすぎる~(o^o^o)

雷鳥岩では水分補給をしながら2~3分休憩して、次はクリヤの頭を目指してGOε=┏( ^^)┛




クリヤの頭を巻いて振り返ってパチリ☆彡




これまた感動するくらい美しい~(*^^*)

雷鳥岩やクリヤの頭付近の景色を見て、昨日の苦労も報われたかな?と♪

でもまだまだ先は長~い!
この先の降り道はどんな試練が待ち受けているのやら~(^^;


その後、ちょっとしたガレ場のトラバースがあったり…




この先からはクリヤ谷に向けての急下降が始まります!




昨日までの温帯低気圧が通過して、いよいよ梅雨明け!?
日差しがジリジリと暑い…。

ふと足元を見るとウサギギクが咲いている~(^m^)




山頂から約3時間経過…。

正面に見えるのが焼岳♪




その下に見えるのは新穂高の温泉街かしら~(ρ_-)ノ

その左側は丸山から西穂独標とその先の西穂までの13ピークが見える筈なんですが~




穂高岳の稜線はまだ雲の中…(m'□'m)

暫くは焼岳や雲に覆われた乗鞍岳を眺めながら、足元に注意しながらジグザグに降りますε=┏( ^^;)┛

熊笹を掻き分け~掻き分け~
時には熊笹を鷲掴みしながら滑らないように慎重に…

山登なでしこは登山を始めてから何度ハイマツや熊笹に命を救われた事か~(≧▼≦)

熊鈴を鳴らしながらクリヤ谷へ荒れた道の急下降が続きます…。

この道はあまり整備がされていないので自然がそのまんま!!

これぞ山道~♪
目印の○×だらけ~で誰でも歩ける道よりよっぽど北アルプスっぽい感じ(^m^)

普通なら急下降続きで必死のパッチだと思いますが、人も少なくてほんまに良い道やゎ~♪

山登なでしこウキウキ(o^o^o)

クリヤ谷に向けて1時間ほど降ると目の前に倒木があり、ちょいと日影になっていたのでプチ休憩♪




この付近で山頂からゆっくり降って約4時間経過…!
水場は確認しておりませんが、水が流れる音がしていて地図上では蜂の巣岩上部の水場付近です☆彡

5分程休憩をしてまた出発o(^^)o

まだまだ急下降が続きそうやし、Tさんの奥様がちょっとお疲れ気味なので、この先は短い休憩を小まめに取ってゆっくり降りましょう☆ヽ(▽⌒*)


熊笹を掻き分けて熊になった気分♪




これが蜂の巣岩かしら!?




時計を見ると山頂から4時間10分経過!
コースタイムではこの先の水場までが4時間20分♪

なにせ標高差が1,903mもの降りですし、先はまだまだ長そうやし…
焦らずゆっくりペースで降りましょ(^^)v

途中で古い看板を発見!




なんか昭和っぽくて、いかにもクラシカル~(^m^)

きっと昔はこのクリヤ谷ルートから笠ヶ岳に登られる健脚さんが多かったんでしょうね☆彡

足元の悪い降り道はまだまだ続きます




かなり標高が下ってきたかしら?
目の前に焼岳が綺麗に見えます☆彡




すると今度は右側に錫杖岳の鋭峰がドカンとぉ~w(°O°)w




南尾根を思わずズーム☆彡




錫杖岳は有名なクライミングスポットです!!




見れば見るほどスゴすぎる~(o^o^o)

最近、ちとフリークライミングなんかを始めた山登なでしこ!!
でも、へなちょこやから私には無理かな~って事で、今は錫杖岳は眺めるだけにしておきま~す(≧▼≦)



クリヤ谷の渡渉につづく…


北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (笠ヶ岳山頂→クリヤ谷ルート→雷鳥岩)

2015-07-28 16:40:43 | 笠ヶ岳・焼岳

2015年7月20日(月) 霧・快晴♪


笠ヶ岳山荘に泊まった翌朝は4時に起床!

身支度を手早く済ませて5時前から朝食をたべ、5時半過ぎに山荘を出発ε=┏( ^^)┛

山頂まで約15分!




今朝も濃霧でご来光は見れず~(__)
お隣のピークが山頂です!




手前のピークにある祠で無事に下山できるように御参りしてからピークで記念撮影☆彡

景色はな~んにも見えませんが、ここが笠ヶ岳山頂です(*^^*)




“笠ヶ岳”と書かれたプレートの裏は“Mt.Kasagatake 2,798m”




いつも穂高岳側から眺めていた笠ヶ岳♪
去年のお正月に燕山荘前から見えた真っ白な笠ヶ岳は最高に綺麗でしたっけ~(o^o^o)




いつかは登ろうとは思っていましたが、まさか今年!西穂からのジャン越えに行けずにここにいるとは…(^^;

できれば笠ヶ岳の山頂から縦走するはずだった西穂から奥穂の景色を眺めたかったなぁ~☆彡

山頂から振り返ってパチリ☆彡




やっと今日は台風11号後の温帯低気圧も通り過ぎて快晴になりそう(^m^)

山頂でKさん&Tさんご夫婦と合流して、いよいよクリヤ谷ルートへ!

もし誰かに何かがあった時は、一人は付き添いで残り後の二人は救助要請で登り返すか急いで降りましょう!と約束(^^)/☆\(^^)

私が先に歩くとペースが早くなるので、ご主人に先頭をお任せして奥様・Kさん・山登なでしこの順番で降り始めます(^^ゞ




降り始めは急下降!
でも丸印があるので安心(*^^*)

皆さんは両手や片手ストックを使用していましたが、岩場やガレ場でストックを使うと“落石の原因”にもなりますし、かえって“バランスを崩す”ので、山登なでしこはいつものようにそのままで(^^)v


その後は快適な稜線歩きに♪




穂高岳方面も薄っすら見えてきた~




かと思ったらすぐに真っ白け~(__)

今回の台風11号!
速度が遅くて台風から温帯低気圧に変わって、予報よりかなりしつこい~(`へ´)

快適に稜線を歩きます♪




すると青空も見えはじめ…




笠ヶ岳を振り返ってパチリ☆彡




穂高岳側はまだ真っ白け~




今日は笠ヶ岳山行の出発前に見た予報どおりに岐阜側から天候が回復しそうなので、笠新道のピストンじゃなくて正解かも~♪

しかも岐阜側を巻くので風も適度に吹いていて快適o(^^)o




道は岐阜側を巻きますが、クリヤ谷方面って意外と鋭峰だったのね~(^^;

あら?見た事もない可愛らしいお花が咲いている♪




稜線を巻きながら軽くアップダウンを繰り返しながら歩きますが…
道はしっかりしているけど人があまり通らないせいか石に苔がついていて滑る滑る~(*゜Q゜*)




Tさんの奥様がツルっと滑り、ストックで身体を支えたら片方がグニャリ…w(°O°)w

折り畳み式のトレッキングポールって案外弱いのかも…!?

それよりも何よりもお怪我が無くてほんまに良かった(^^ゞ

その先も巻き道を滑らないように慎重に進みますε=┏( ^^)┛




徐々に青空も見えはじめ、やっぱり自分が歩く道が見えるとテンションも上がります(^m^)

巻道を歩きながらパチリ☆彡




昨日の雨でカメラの液晶が水没状態でレンズも曇ってきたぁ~( ̄▽ ̄;)

レンズを拭きながら遠くに見える雷鳥岩をズーム☆彡




山頂を出発してから雷鳥岩までちょうど2時間♪(コースタイムは2時間10分)

雷鳥岩を見ながらプチ休憩します(*^^*)

一番左の鋭い頂がクリヤの頭♪




そして目の前に雷鳥岩




滑りそうでチョッとイヤらしい巻き道はまだまだ続きます(^^ゞ



クリヤの頭から蜂の巣岩へつづく…



北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (笠ヶ岳山荘でのんびり~!)

2015-07-27 07:56:04 | 笠ヶ岳・焼岳

急登が続いてキツいと噂の笠新道!

山登なでしこが始めて登ってみた感想は…

確かに急登が続きますが、道は整備されており岩場や鎖場等の危険箇所は無いので安心して歩けるルートです☆ヽ(▽⌒*)

登山口から杓子平までコースタイムが4時間20分の区間は、九十九折りに登って所々で槍や穂高の眺望やお花畑も楽しめるので、無理せず一定のペースさえ守れればかなり歩きやすい道かと~♪
(この区間のコースタイムはかなり甘め!)

杓子平付近には休憩場所が沢山あって、快晴ならば絶景間違いなし☆彡

杓子平から抜戸岳の稜線の分岐までの2時間は、高度も上がってやや直登気味に登る為、疲れを感じるかもしれませんが…

杓子平までよりは時間も短いので、ゆっくり景色を楽しみながら登ればこれまた問題なし(^^)v

但し、一石には注意が必要かと思います(^^;

稜線の分岐から笠ヶ岳山頂までの1時間10分(山荘まで50分)は楽しい稜線歩きです(*^^*)

アップダウンも少なく、快晴ならば槍や穂高・笠ヶ岳の景色を楽しみながら歩ける最高の道♪

でも、テントサイト手前から山荘までが意外と疲れが出やすい場所なので長く感じるかも!?

笠新道は“体調とお天気さえ良ければ!”
景色も楽しめて意外と登りやすい良いルートなのではないでしょうか☆ヽ(▽⌒*)

今回、私は天候には恵まれず眺望は殆んど無し!

途中で横っ腹が痛くなって休憩しまくり、挙げ句の果てにはプチ高山病になり…
最後は雨でずぶ濡れになるゎ、シャリバテにはなるゎでテンションがた落ち状態...。

何度も、いぇ何十回!途中で下山しようと考えた事か~(--;)

でも山って登り始めると余程の事が無い限り、中途半端に下山できないもんなんですょね~!

どんなにゆっくりでも、どんなに辛くても、一歩・一歩前に足を進めればいつかたどり着く♪

今回、またもや自分自身の甘さと弱さを知り、そして改めて諦めない事の大切さも知る事ができました(´∀`)

笠新道を登らずして笠ヶ岳を語るなかれ~☆彡

是非!皆さんも一度は笠新道から登ってみて下さいね(^m^)←悪魔の囁き♪


☆--☆--☆--☆--☆--☆

山登なでしこはずぶ濡れになって笠ヶ岳山荘に到着\(__ )

受付を済ませてお部屋に案内して頂くと…
またもや本日も女性部屋で、二段ベッドの1階部分は、わさび平小屋で一緒だったソロの皆さん(5人)での貸切り状態☆彡

私とKさんは到着した時間が早かったので、1階のストーブのあるテーブルで靴を乾かしながらお疲れ様のビールで乾杯(^^)/▽☆▽\(^^)

お隣にいらしたTさん御夫婦さんと意気投合して、明日の下山ルートの話で盛り上り~o(^∇^)o

私の計画では《クリヤ谷ルート》で中尾高原口へ下山♪

◆クリヤ谷ルートは標高差が1903m!
錫杖岳の眺望も楽しめ、渡渉が3~4回あるクラシックルートです(^m^)

小屋の方に沢の状況をお聞きすると…
この雨が朝まで降らなければ渡渉は問題無し!だとo(^^)o

但し、途中で一部倒木があってルートが不明瞭な事と、人があまり歩いていないルートなので、道が荒れていて滑りやすくなっているので注意が必要!!との事でした(^^;

◆弓折岳から鏡平小屋経由の稜線ルートは、今年は残雪だらけ~でアイゼン(6本爪~12本爪)が必要だとか…!?

山登なでしこは4本爪しか持って来なかったので、ちとヤバいかも~(^^;

でもこの稜線ルートは黒部五郎岳から縦走する時に歩きたいルートなので…
次の機会でも良いかな?と(^m^)

◆一番無難なのは笠新道を降るルート♪

でも、同じルートのピストンもね~(-.-)
笠新道もできれば快晴の時に降りた~い!

山登なでしこは夏の長期縦走ではいつもテン泊なので、できれば今回みたいな軽いザックの時にクリヤ谷を歩いておきたいなぁ~と♪

山登なでしこと旦那さんはクリヤ谷へ降る気満々o(^^)o

奥様と同室のKさんは、不安そうにちょいと尻込み状態…(^^;

まぁ~お二人は明日のお天気&気分次第って事で☆ヽ(▽⌒*)

山登なでしこは出発前からソロでクリヤ谷ルートへ下山すると覚悟を決めていたので、事前に色々と調べておりました(*^^*)


17時から待ちに待った夕食タイム♪




鯖の煮付と鳥の唐揚げ2ヶ・お野菜の煮物・蕎麦・サラダ・お漬け物・フルーツ♪

もちろんご飯とお味噌汁はお代わり自由!

生野菜もたっぷりあって、唐揚げがカラッと揚がっていて美味しかったです(●^ー^●)

食後は明日の準備をしたり、地図を見て明日の確認をしたり~

いつの間にか消灯前に爆睡(+.+)(-.-)(__)..zzZZ

夜中に暑さで目覚めて外へ天候の確認…(^ .^)y-~~~

雨は上がっていましたが、星も見えずガスで真っ白け~(^^ゞ


一夜明けて4時に起床(´д⊂)‥

4時半に食堂前で並び始めて5時前から朝食タイム♪




塩分控え目の焼鮭と佃煮&筍・お漬け物に生玉子と味つけ海苔!

焼鮭と生玉子で白飯を軽目に2膳(●^ー^●)

さっさと食べて、とっとと準備して山荘を5時半過ぎに出発ε=┏( ^^)┛

笠ヶ岳の山頂からは皆でクリヤ谷ルートへ下山する事に決定~(^^)v

始めて降るクリヤ谷のクラシックルートや果たして如何に~☆彡



笠ヶ岳山頂からクリヤ谷ルートへつづく…


北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (試練はまだまだつづく…杓子平→抜戸岳→笠ヶ岳山荘)

2015-07-26 23:57:44 | 笠ヶ岳・焼岳

笠新道の登山口を出発してから横っ腹が痛くなり、挙げ句の果てにはアクビが出て頭痛がしてきたり~|(-_-)|←プチ高山病

いつ降りようか…!?とばかり考えながらもゆっくり登り、何とかコースタイム以内で杓子平に到着♪

休憩が多かったので杓子平はそのまま通過ε=┏( ^^;)┛

アオノツガザクラが咲いていたり♪


(青の栂桜;ツツジ科)


快適な道が続きますが、景色は全く見えまへ~ん(__)




でも、歩いているうちに薄っすらと見えてきたかも?




丸印に従いながら…




まだ雪渓も残っています☆彡




下の方はまだガスガス…
晴れていたら、この先にどんな景色が広がっているんやろ~☆彡




緩やかな道を30分程歩くとまた徐々に登りがキツくなってきたので、ザックを降ろしてプチ休憩(*^^*)

わさび平小屋で頼んだお弁当のおにぎりをパクリ(●^ー^●)

写真は撮り忘れましたが、お弁当は梅干入りのおにぎりが2つと唐揚げが1つ入っていました♪

何だか元気が出てきたので、15分程休憩してまたスタート!




矢印の方向に登って行きますε=┏( ^^)┛

益々登りがキツくなり…
でも、杓子平への登りより身体は軽く感じる~(o^o^o)

ハクサンイチゲの群生☆彡




大好きなチングルマも沢山咲いている~☆ヽ(▽⌒*)




グングンと高度を稼いで抜戸岳の分岐目指して登る登る~ε=┏( ^^)┛

杓子平を通過してから1時間50分♪
やっと抜戸の稜線に到着し、途中で私より先に行かれた方々やKさんと合流~☆ヽ(▽⌒*)

やっと追いついてヤレヤレ…

ここから先は1時間程の快適な稜線歩きなので、ここまで来たらもう笠ヶ岳も目と鼻の先かな~♪

って事で、一服しようかと思ったら大粒の雨が…(*゜Q゜*)

え゛~
予報では夕方から雨って言ってたや~ん(/дヾ。)゜。

慌ててレインウエアを着て、残りのおにぎりも食べれずに出発!!

こちらが抜戸岳の分岐!?




横殴りの雨と風の中、稜線を歩きながら写真をパチリ…♪




軽くアップダウンを繰返し、ひたすら進みますε=┏(^^;)┛

ほんまやったら槍穂や笠の景色を見ながら快適な稜線歩きのはずなのに…

もう、景色なんてど~でもえ~わぁ~( ̄^ ̄)


20分程進むと両側に岩が見えてきます。




抜戸岩の間を通過しながらまたパチリ☆彡




抜戸岩から先は益々雨風が強くなり、まだまだアップダウンが続きます…。

横っ腹と頭痛が治ったら、今度はシャリバテ気味!?
少し歩くペースを落として、ずぶ濡れになりながら淡々と歩き…
Kさんもお疲れ気味なので、二人で雨に打たれながら稜線上で立ち休憩(´Д`)

私達…なにもこんな日に、笠ヶ岳なんかに登らなくても良かったのにね~(-ω-)

台風一過を期待していた私達が~ほんまにアホでした(__)


トボトボ歩いていると、大きな岩に【ガンバ】の文字が…




ご親切な励ましは有難いのですが…
今日は朝も早よから頑張ってますので~(´`)

岩がゴロゴロした所を丸印に誘導されながら登っていると…

今度は【山荘スグソコ】の文字が…




ここがテン場らしい♪

ふと上を見上げると薄っすらと建物が見える~☆彡




テン場からの最後の登りが意外とキツい(__)

抜戸岳の稜線の分岐から、シャリバテになりながら歩いて約1時間ちょい!

そして笠新道の登山口から登り始めて約7時間♪

何はともあれ笠ヶ岳山荘に到着~\(^O^)/




杓子平まで挫けそうになりながらも必死に登り、稜線への登りでは何とか持ちこたえ♪
やっとこさ稜線に出た途端にどしゃ降りの雨と横殴りの風…Σ( ̄▽ ̄;)

しかも最後はシャリバテ!!
ここにたどり着くまで、身も心もボロボロ…っす(__)




今回はソロテントを担いで来なくて、ほんまに良かったわぁ~(^^;



笠ヶ岳山荘でぬくぬく~♪につづく…







北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (心が折れそうな笠新道登山口から杓子平への道…)

2015-07-26 06:21:06 | 笠ヶ岳・焼岳

新穂高温泉のロープウェイ駅から歩いて1時間の場所にあるわさび平小屋に前泊した翌朝は、4時に起床して4時半に朝食♪

なんやかんやと準備をして、5時半にわさび平小屋を出発ε=┏( ^^)┛




前日の雨は朝方には止み、薄曇りの中を同室だったKさんと一緒に笠新道の登山口へε=┏( ^^)┛




こちらが笠新道の登山口(標高1,370m地点)




笠新道は標高差が1,557mあり、コースタイムは7時間30分!
平均の傾斜が23度らしい…(^^;


Kさんが小屋に忘れ物を取りに戻り、山登なでしこは5時45分に登山口スタート♪

まずは杓子平までコースタイムで4時間20分!
先は長~いので今日は焦らずゆっくり歩きます…┏( ^^)┛


歩き始めて30分して水分補給をしながら立ち休憩♪




ゴロゴロした石ばかりで、徐々に斜度が増していきます。

1700mの標識があり、1時間程過ぎた辺りから横っ腹がキリキリと痛むぅ…( ̄▽ ̄;)

気合いを入れて朝から食べ過ぎたかも…?

歩いては止まり、止まっては歩きながらこれ以上痛くなったら帰ろうかな~と、ちと弱気に…(__)

途中にはノアザミやゴゼンタチバナがチラホラ♪




笠新道は整備もされていて、思っていたより歩きやすい道です!




がぁ…………
横っ腹は痛いし~
景色は全然見えへんし~




全くテンションが上がらな~い(-ω-)

いつ降りようか?とばかり考えながら、頭の中で天使と悪魔の戦いが…
それでもやっぱり足は杓子平に向いている~(´Д`)ノ~~

1920mの標識登場☆彡




時計を見たら7時半!
ここは杓子平との中間地点?らしい…

その少し先でザックを降ろして休憩をしていると、忘れ物を取りに戻ったKさんが元気に登ってくる~(o^o^o)

そこから先は一緒に登り始めましたが休憩を取るタイミングが違うので、山登なでしこは鈍足ペースでお花の写真を撮りながら…\(^^\)(/^^)/

途中にはササユリが咲いていたり、アカバナシモツケソウがまだ蕾だったり~♪




見晴らしの良さそうな場所に出てもご覧の通り霧の中…(__)




いつもなら重いザックを担いでいても一定のペースが保てるのに、今日は全くペースが掴めず…

まぁ~こんな日もあるょね~(´`)トホホ


2,200m地点の標識には【ここから槍・穂高の景色が一望できます。】と…




ふ~ん…
全く何にも見えませんけど~(-ω-)

まだまだ急登は続きます!!




2300m地点にもまた標識があり、そこからも槍・穂高が一望できると…




もう、景色なんて ど~でもえ~し~(--;)←かなり投げやり(笑)

心の目で見れば素晴らしい景色が見えるかも?ですが…
今日の私にはそんな気持ちの余裕は一切ございませ~ん(__)

唯一の楽しみは可愛らしいお花だけ♪

真っ白のシャクナゲを見てはパチリ☆彡




可愛いアカモノ(イワハゼ:ツツジ科)も沢山咲いている~(o^o^o)




霧の中に揺れるコバイケイソウ




ハクサンイチゲが先週の白山よりも咲いている~☆ヽ(▽⌒*)




可愛いお花を見て元気が出るどころか頭痛とあくびが…( ̄▽ ̄;)

急いで薬を飲んで小休止!!

樹林帯を抜けると益々岩がゴロゴロとした道になり…




もう~山登なでしこ必死のパッチ!!

やっと平な道になってヤレヤレ~(´Д`)ノ~~




登山口を出発してから4時間5分!

一人でぶつくさ文句を言いながらも、何とかコースタイム以内で杓子平に到着゜+。(*′∇`)。+゜




あ゛~
杓子平にたどり着くまでに10才は歳とって老け込んだような気がする~(´∀`)



笠新道の試練はまだまだつづく…