2014年11月の3連休は1泊2日で【近畿の秘境】と呼ばれ、黒部峡谷・清津渓谷とともに【日本三大渓谷】【日本の秘境100選】の一つにあげられている大杉谷の渓谷へ初めて行ってきました☆ヽ(▽⌒*)
大杉谷は2004年の水害で登山道の一部が7年間も通行不能になっていましたが…
2014年4月に光滝付近の崩壊箇所の登山道が整備されて10年ぶりに全線開通～＼(^O^)／
大杉谷は宮川の第3発電所と大台ヶ原(日出ヶ岳)を結ぶ川沿いに登山道があり、幾つもの吊り橋を渡り♪
日本の滝100選でもある“七ツ釜滝”をはじめ、数多くの滝や手付かずの原生林・渓谷の巨巌が楽しめる近畿の秘境～☆彡
(七ツ釜滝)
(堂倉滝)
なのですが………………
アップダウンが激しく急峻な断崖の狭く危険な道を歩く為“毎年のように滑落・転落による事故や、墜落死亡事故が発生”している場所でもあります(￣▽￣;)
その為、【充分な装備と慎重な行動】が要求されます！！
＊お気楽に滝めぐりのできるハイキングコースではございません!!
登山道は1,415mの高低差がある為、大台ヶ原から下りの行程を選ぶ人が多いのですが…
中間地点にある桃の木山の家まで岩稜地を6～7時間も激下り～！
第三発電所の登山口まで10時間以上下り続ける難ルートですので、膝や足を傷めるケースが多発してビバークを余儀なくされたり
過去には一週間も桃の木山の家に逗留された方がいらっしゃったそうですw(°O°)w
脚や膝を痛めても、山では【自力下山】が原則！
電波は全く届かず、ヘリコプターによる救助もできない場所です(Тωヽ)
【時間と体力・余裕を持った計画が必要】となるので、第三発電所の登山口から入山して大杉渓谷・桃の木山の家に１泊し、大台ヶ原へ登る行程の方がまだ安全だと思います♪
大台ヶ原から下る場合は、大台ヶ原・心 湯治館もしくは大台ヶ原・粟谷小屋で１泊し、大杉渓谷・桃の木山の家でもう１泊♪すれば心身・時間共に余裕を持って大杉谷を満喫できると思います(o^o^o)
↓【入山する前に必ずお読み下さい♪】↓
◆公益社団法人・大杉谷登山センター☆入山について…
リーダーの方は入山の際には“同行者のレベルの吟味”を行い、予め“登山保険や救助保険に加入”して【登山届を必ず提出】する事！
“ヘッドランプやツエルト(ビバーク装備)”等の充分な登山装備を携帯し、油断は禁物です!!
落石のある場所や頭上に張り出した岩や滑落の危険な場所が多数あるので“ヘルメットの着用”もオススメします♪
■コースの詳細や注意事項！宿泊施設・アクセス等については下記をクリック♪
◆公益社団法人・大杉谷登山センター
◆大杉渓谷・桃の木山の家
◆大杉谷林間キャンプ場
◆大台ヶ原・粟谷小屋
◆大台ヶ原・心 湯治館
無謀な登山計画は止め、充分な装備を整えて楽しい登山を致しましょう♪
近畿の秘境☆彡 紅葉の大杉谷～大台ヶ原プチ縦走♪へつづく…