2012年05月02日(水) 暴風雨
深仙宿の避難小屋を暴風雨の中、覚悟を決めて出発し太古の辻から南奥駈道へ♪
大日岳は登らず通過し、少し歩くと道標が…
見れば【仙人舞台石】【石楠花岳へ30分】
雨風が強くなり、景色を楽しんでいる余裕も無く写真だけ撮って先を急ぎますε=┏( ・_・)┛
尾根道になっても横殴りの雨風は変わらず、なんか益々酷くなっているみたい…(-_-;)
レインのフードを被っても風で飛ばされるので、その上から雨用の帽子を被りますが…
雨風が益々強くなり、帽子もバタバタ バタバタ!
熊笹の道を轍を頼りに歩きながら倒木を避けて回り道すると…道が無い~(οдО;)
目印も無い… ほんまに無い(--;)
立ち止まり周りを見渡すとそれらしい道は下へ続いている?(・・?)
でも…この数日間!奥駈道を歩いて学んだ事は【迷った時は左に登れ~♪】
迷わず左に直登すると…やっぱり正規の道がありました☆ヽ(▽⌒*)
稜線歩きになると、凄まじい雨と風が容赦なく叩きつけます( ̄□ ̄;)!!
ふと…前鬼に下りた神戸のお父さんの選択が一番正解だったのかな~っと…
かといって引き返す訳でもなく足は進み…
和佐又から出発して、初めて弱気になった山登なでしこ(Тωヽ)
初めて20キロのザックを担ぎ、登りの連続でヒ~ハ~言いながらも…
独りで迷いながら歩いている時も…
奈落の底がいっぱ~いの鎖場の連続でも…
一切不安なんて感じ無かったのに…
暴風雨の中、全身ずぶ濡れになりながら不安と心細さを感じ、独りで歩いていたら…珍しく弱気になっちゃった(ノд。)゜。
でも、この単独奥駈道縦走は自分で決めた事!
今日の出発も自分自身の選択!!
負けてなるものかぁ~o(`´)o
誰もいない南奥駈道を自分で自分に叱咤激励しながら歩いていました(^^;
益々強くなる雨と強風の中を深仙宿の避難小屋を出発し1時間半経過!
【天狗山】
深仙宿まで2.4キロ
持経宿まで7.1キロ
玉置山までは…見ない事にしました(笑)
ここも写真だけ撮って先に進みますε=┏( ・_・)┛
奥守岳を踏み越え嫁越峠を越え、地蔵岳に向けての道中で反対の行仙方向から来られた男性とご挨拶♪
私『こんにちは!今日はすごい雨ですね(^^; どちらまでですか?』
男性『この暴風雨だから、もちろん前鬼に下りるよ(^o^;)君は?』
私『様子を見て平治小屋まで行こうかと…(´∀`)』
男性『昨日泊まったら雨漏りしていたから行仙小屋まで行くか、手前の持経宿の方がいいと思うよ(^O^)』
私『雨漏りですか?(οдО;) 貴重な情報有難うございます♪(^^)』
お互いに気をつけて~!と言葉を交わし、それぞれの道へ
やっぱりみんな前鬼に下りるんだぁ~(;o;)
タイム確認で道標を撮ろうとしたら、遂にカメラが水没状態に…Σ( ̄□ ̄;)!!
ビニールに入れて出し入れしていたのに、カメラが水没する程の雨ってどうょ~(号泣)
一気にどど~っと落ち込む私…
携帯の充電用の単3電池は重いから4本しか持ってきて無いし…
この先、何を楽しみに歩きゃ~いいのさ~( ̄~ ̄;)ドョ~ン
弱気な気持ちに絶望感が加わり、悲しいやら~情けないやら~(T_T)
一昨日からの雨で道もぐちゃぐちゃ!
根元がユルくなって、今にも倒れそうな木がアチコチで揺れてる~(m'□'m)
登りでも足が滑ってなかなか進まず…
下りはもっと滑ってバランスを崩し、何度も股裂き状態!
危ないったらありゃしないΣ( ̄□ ̄;)ヒェ~
テンションも下がり、全身ずぶ濡れになった身体は登っても登っても温まらず…
ほんまに最悪な精神状態の時に、地蔵岳の上から行者さんが2名下りて来られました☆彡
私は道をあけて待機!
思わずお辞儀をして『御苦労様です(-人-)』
行者さん『ありがとう!気をつけて☆彡』
短い一言でしたが、その瞬間に涙が………(;o;)ハンベソ
お二人の行者さんはこんな悪天候の中でも足元は地下足袋!
装束を乱さない為なのでしょうか?透明の雨合羽を着ていました。
山上ヶ岳の戸開けは5月3日の深夜3時です!
…という事は今日中に山上の大峰山寺まで歩かれるのでしょうか?w(°O°)w
私は好き好んで奥駈道を歩いていますが、行者さんはあるがままを受け止め!お務めしながらの縦走です!
しかも停滞なんて、とんでもない!!
戸開け式に間に合わなければなりません!!!
私は自分の甘さと、情けない気持ちと…
ほんまもんに会えた感動と驚きと…
様々な思いが複雑に入り交じり…
思わず涙が溢れてきました(泣)
涅槃岳への登りは、道が濁流!
まるで雪解けの腐った雪山を登っているみたいにズルズル足元が滑り、なかなか前に進みません(≧ω≦)
しかも今までに無いくらいの長い急登…
何度も何度も息を調え立ち休憩しても、まだまだ登りが続きます(´Д`)ゼイゼイ
今まで幾つのピークと似非ピークを登ってきたんでしょ~(-.-)
それでも一歩…また一歩と前にさえ進めば、目指す本宮大社まで確実に近づきます♪
今回、単独で大峯奥駈道を歩きながらいつも感じていた事は【何故か呼ばれて来たような気がする~♪】【来るべくして来たんだ!】【だから独りで歩いているんだ♪】と何度も何度も感じました(*^^*)
大峰奥駈道ってほんまにホッと癒される場所があったり、険しい鎖場の連続だったり、果てしない登りや気の抜けない下りの連続!
常に自分を試されているような…不思議な場所です☆彡
証誠無漏岳へ登りトサカ尾の鎖場から阿須迦利岳へ
樹林の中の滑り易い急坂を股裂き状態になりながら、慎重に下ると持経宿の大きな小屋が見えてきました☆ヽ(▽⌒*)
寒さに耐え兼ね、一先ず休憩~♪
温かいスープでも飲んで、ゆっくりお昼ご飯でも食べましょ(^m^)
まだまだつづく…
深仙宿の避難小屋を暴風雨の中、覚悟を決めて出発し太古の辻から南奥駈道へ♪
大日岳は登らず通過し、少し歩くと道標が…
見れば【仙人舞台石】【石楠花岳へ30分】
雨風が強くなり、景色を楽しんでいる余裕も無く写真だけ撮って先を急ぎますε=┏( ・_・)┛
尾根道になっても横殴りの雨風は変わらず、なんか益々酷くなっているみたい…(-_-;)
レインのフードを被っても風で飛ばされるので、その上から雨用の帽子を被りますが…
雨風が益々強くなり、帽子もバタバタ バタバタ!
熊笹の道を轍を頼りに歩きながら倒木を避けて回り道すると…道が無い~(οдО;)
目印も無い… ほんまに無い(--;)
立ち止まり周りを見渡すとそれらしい道は下へ続いている?(・・?)
でも…この数日間!奥駈道を歩いて学んだ事は【迷った時は左に登れ~♪】
迷わず左に直登すると…やっぱり正規の道がありました☆ヽ(▽⌒*)
稜線歩きになると、凄まじい雨と風が容赦なく叩きつけます( ̄□ ̄;)!!
ふと…前鬼に下りた神戸のお父さんの選択が一番正解だったのかな~っと…
かといって引き返す訳でもなく足は進み…
和佐又から出発して、初めて弱気になった山登なでしこ(Тωヽ)
初めて20キロのザックを担ぎ、登りの連続でヒ~ハ~言いながらも…
独りで迷いながら歩いている時も…
奈落の底がいっぱ~いの鎖場の連続でも…
一切不安なんて感じ無かったのに…
暴風雨の中、全身ずぶ濡れになりながら不安と心細さを感じ、独りで歩いていたら…珍しく弱気になっちゃった(ノд。)゜。
でも、この単独奥駈道縦走は自分で決めた事!
今日の出発も自分自身の選択!!
負けてなるものかぁ~o(`´)o
誰もいない南奥駈道を自分で自分に叱咤激励しながら歩いていました(^^;
益々強くなる雨と強風の中を深仙宿の避難小屋を出発し1時間半経過!
【天狗山】
深仙宿まで2.4キロ
持経宿まで7.1キロ
玉置山までは…見ない事にしました(笑)
ここも写真だけ撮って先に進みますε=┏( ・_・)┛
奥守岳を踏み越え嫁越峠を越え、地蔵岳に向けての道中で反対の行仙方向から来られた男性とご挨拶♪
私『こんにちは!今日はすごい雨ですね(^^; どちらまでですか?』
男性『この暴風雨だから、もちろん前鬼に下りるよ(^o^;)君は?』
私『様子を見て平治小屋まで行こうかと…(´∀`)』
男性『昨日泊まったら雨漏りしていたから行仙小屋まで行くか、手前の持経宿の方がいいと思うよ(^O^)』
私『雨漏りですか?(οдО;) 貴重な情報有難うございます♪(^^)』
お互いに気をつけて~!と言葉を交わし、それぞれの道へ
やっぱりみんな前鬼に下りるんだぁ~(;o;)
タイム確認で道標を撮ろうとしたら、遂にカメラが水没状態に…Σ( ̄□ ̄;)!!
ビニールに入れて出し入れしていたのに、カメラが水没する程の雨ってどうょ~(号泣)
一気にどど~っと落ち込む私…
携帯の充電用の単3電池は重いから4本しか持ってきて無いし…
この先、何を楽しみに歩きゃ~いいのさ~( ̄~ ̄;)ドョ~ン
弱気な気持ちに絶望感が加わり、悲しいやら~情けないやら~(T_T)
一昨日からの雨で道もぐちゃぐちゃ!
根元がユルくなって、今にも倒れそうな木がアチコチで揺れてる~(m'□'m)
登りでも足が滑ってなかなか進まず…
下りはもっと滑ってバランスを崩し、何度も股裂き状態!
危ないったらありゃしないΣ( ̄□ ̄;)ヒェ~
テンションも下がり、全身ずぶ濡れになった身体は登っても登っても温まらず…
ほんまに最悪な精神状態の時に、地蔵岳の上から行者さんが2名下りて来られました☆彡
私は道をあけて待機!
思わずお辞儀をして『御苦労様です(-人-)』
行者さん『ありがとう!気をつけて☆彡』
短い一言でしたが、その瞬間に涙が………(;o;)ハンベソ
お二人の行者さんはこんな悪天候の中でも足元は地下足袋!
装束を乱さない為なのでしょうか?透明の雨合羽を着ていました。
山上ヶ岳の戸開けは5月3日の深夜3時です!
…という事は今日中に山上の大峰山寺まで歩かれるのでしょうか?w(°O°)w
私は好き好んで奥駈道を歩いていますが、行者さんはあるがままを受け止め!お務めしながらの縦走です!
しかも停滞なんて、とんでもない!!
戸開け式に間に合わなければなりません!!!
私は自分の甘さと、情けない気持ちと…
ほんまもんに会えた感動と驚きと…
様々な思いが複雑に入り交じり…
思わず涙が溢れてきました(泣)
涅槃岳への登りは、道が濁流!
まるで雪解けの腐った雪山を登っているみたいにズルズル足元が滑り、なかなか前に進みません(≧ω≦)
しかも今までに無いくらいの長い急登…
何度も何度も息を調え立ち休憩しても、まだまだ登りが続きます(´Д`)ゼイゼイ
今まで幾つのピークと似非ピークを登ってきたんでしょ~(-.-)
それでも一歩…また一歩と前にさえ進めば、目指す本宮大社まで確実に近づきます♪
今回、単独で大峯奥駈道を歩きながらいつも感じていた事は【何故か呼ばれて来たような気がする~♪】【来るべくして来たんだ!】【だから独りで歩いているんだ♪】と何度も何度も感じました(*^^*)
大峰奥駈道ってほんまにホッと癒される場所があったり、険しい鎖場の連続だったり、果てしない登りや気の抜けない下りの連続!
常に自分を試されているような…不思議な場所です☆彡
証誠無漏岳へ登りトサカ尾の鎖場から阿須迦利岳へ
樹林の中の滑り易い急坂を股裂き状態になりながら、慎重に下ると持経宿の大きな小屋が見えてきました☆ヽ(▽⌒*)
寒さに耐え兼ね、一先ず休憩~♪
温かいスープでも飲んで、ゆっくりお昼ご飯でも食べましょ(^m^)
まだまだつづく…