↓善光寺史料館(長野)
旅行期間:2013年5月1日~5月3日
2日目
友人が「極楽の錠前」を見つけられなかったと言って再チャレンジして帰ってきたあと、
お寺のお坊さんが、これからちょうど12時のお参りが始まり、
その時(と朝など限られたとき)しか見られない、
御本尊の一光三尊阿弥陀如来が拝めるとのことでしばし待つことにしました。
この法要は、御本尊が安置されている瑠璃壇に懸かるお戸帳が上げられ、
御本尊を安置する宮殿(くうでん)を見ることができるというものです。
12時になり、3人の僧侶によるお参りが始まりました。
低い読経が耳に心地よい。
すると内陣奥のお戸帳が捲くられ金色に輝く宮殿がお目見え。
残念ながら私のいたところからご本尊の姿はよく見えなかったのですが、
とてもありがたいときに居合わすことができてよかったです。
お参りを終えて本堂を出ようとすると、ダライラマ法王が善光寺にいらした際に、
チベットの僧侶たちが作成した砂曼荼羅が展示してあるとの案内があったので、
展示会場の史料館へ行ってみました。
本堂の脇をまわって、木立の中を抜けます。
本堂へ入るときに買ったチケットで、こちらも入ることができます。
ここも内部は写真撮影禁止。
東京へ出張中の仏像がいくつかありましたが、砂曼荼羅だけでも見る価値あり。
本来、砂曼荼羅は作ったらプジャをしてすぐに壊さなければならないのですが、
こちらにあるのは特別に残させてもらったのでしょう。
そういう場合、
曼荼羅のどこか少しだけ崩して完全な形は避けるそうですが、
どこが崩されているのか見つけられませんでした。
また、展示室の一角に写経をするコーナーもあって、
設置されている紙に自分の好きな一字と願い事を書き置いておくと法要をしてくれるようです。
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