↓チャムチュン・ラカンの弥勒像(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
旅行期間:2012年9月15日~9月23日
7日目
外へ出て、次は崖っぷちに建っているチャムチュン・ラカンへ。
とても小さなお堂で、周りは眺めのいい回廊になっています。
かがみながら入口を入ると、思わずみんなから感嘆の声が上がるほど、
色鮮やかで素晴らしい壁画が一面を埋めつくしていました。
弥勒像が中心にあり、その周りは人ひとりがやっと通れるくらいの幅しかないので、
カバンなどで壁画を傷つけないように注意して歩きます。
=====ガイド=====
真ん中に小さい弥勒菩薩像。
壁画には、
マハカラ、チャクラサンヴァラ、カーラチャクラ、シャカムニブッダ、十六羅漢、三十五仏、
ツォンカパとオールドスタイルのお弟子さん(昔は座ったり、帽子を被っていなかった)、
ヤマンタカ、千手観音、ミラレパ、金剛サッタ、王様や女王などが描かれている。
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中は本当に狭いので、パルダンさんのガイドのあと、
ひとりずつ順番に入って写真を撮りました。
壁との距離があまり取れないので、撮影するのが難しい。
他の人を待っている間、パルダンさんが何かいじっていたので近づいてみると、
ここの管理人さんが持っていた数珠を見ていました。
ここに「目」があるでしょう
と教えてくれたところを見ると確かにくっきりと。
何度お祈りしたか、この数珠を使って数えることもできるのだそうです。
全員、ノーフラッシュで写真を撮った後、
管理人さんにお別れし駐車場へ向かいました。
途中、パルダンさんが、以前ここにユネスコが来た時の話をしてくれました。
=====ガイド=====
ユネスコが来るということで、
事前にセメントなどを使ってきれいに修復しておいた。
当日、ユネスコのチェックを受けいろいろと質問をされた。
この建物は何年前にできた? →600年前
このセメントができたのは? →100年前
そう答えると、
なんで600年前の建物に100年前のセメントが使われているのか。
その当時になかったものは使ってはいけない。
オリジナルにあるものを徹底的に調べて同じものを使い、すべてやり直しなさい。
と言われ、現在このようなかたちになっている。
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駐車場に戻ると、来たときにはなかった一台のバイクが停められていました。
きっと一人で気ままな旅をしているのでしょう。
なんだかとても絵になる景色だったので、一枚写真を撮らせてもらいました。
パチリ!
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