楽天ブログから引き続き、最近読んだ小説の一言レビュー第7弾。
ここ最近は、パキスタン旅行などに行っていたので、
なかなかページが進みませんでしたが、前回から10冊たまったので公開します。
旅行などに持っていく本を悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
→
「旅友小説」バックナンバーはこちら
■
贄の夜会(上)
孤独で有能な刑事、猟奇殺人を犯した弁護士、凄腕スナイパーなど、話を盛り上げるには十分なキャラクターが登場。いろいろな要素を楽しめる話で面白い
■
贄の夜会(下)
ミステリー、サイコホラー、ハードボイルドが織り交ざった小説。エンタメ性が強いが、実際にあった事件も髣髴とされる内容でもあり、現実味もある。読んでる間に色々な感情が引き出され、すごい小説だと思った
■
裏切りの日日
百舌シリーズを制覇してから読んだ。津城の不気味な影がここでも健在。途中から実行犯はわかったが、それでもラストは結局どっちだ?という感じ
■
13階段
途中で、この人が犯人かもと思う箇所がいくつかあったが見事に裏切られた。いろいろな伏線があり先がどうなるのか知りたくて、読むのが止まらなかった。死刑執行をする刑務官という仕事をしている人について考えさせられる
■
幽霊人命救助隊
「自殺」という重いテーマだが、主役の幽霊たちが絶妙なズレをかもし出し思わず笑ってしまう。いくつもの自殺のシチュエーションが書かれているが、共感できるものできないものなど、自分の自殺に対しての考え方に気づいたりもした。読んでよかった本
■
疫病神
二宮と桑原のコンビの掛け合いが面白い。いろいろな組織が絡み合ってくるので、なかなか理解できなかった
■
ジウ(1)警視庁特殊犯捜査係【SIT】
ふたりの主人公はあまり好きになれなかったが、続きが気になって仕方ない展開だった。早くⅡが読みたい
■
ジウ(2)警視庁特殊急襲部隊【SAT】
謎に包まれたジウと基子の今後が気になる展開。たぶんⅡは、Ⅲのための前座のような気がする。Ⅲが楽しみ
■
ジウ(3)新世界秩序【NWO】
一気に話が進み、基子と美咲のキャラクターもここにきて好きになってきた。エンタメ小説として素直に楽しめた。続編を書いてほしい
-----
商用利用可の写真素材