魅力ある子どもの育ち
園庭の端にペットボトルに水を入れ、ゴム飛びのようにゴムをつないだものを作り設置しました。
最初は、2歳児が両足でジャンプすることが上手になってきたので、2歳児の粗大あそびになればと思って設置しました。
2歳児が1つ1つのゴムを前にして静かに力をためる姿を愛おしく思い、また勇気をもって跳び越え、うまくいったときの顔には満足と安堵の両方が伺え、一人ひとりの成長を感じることができました。
2歳児が部屋に入った後、4歳児がやってきて、リズムよくいとも簡単に跳び越えていきます。
自分たちにはもの足りなさを感じたのでしょう。 跳び方を色々変えて跳び始めました。
ケンケン跳びで…
横向きのカニ跳びで…
工夫をしながら自分の力を試していました。
ここに、友達と折り合いが合わず、自分と戦っているこの姿がありました。
友だちが傍に来て、ちょうどいい距離で話しかけたり見守ったりする姿は、とても微笑ましく、頼もしくもありました。
「せんせい見て! このお花きれいでしょ」
プランターの花の手入れをしていた先生につけてもらったのかな?
お花を飾るだけで、表情がパっと明るくなったように感じました。
ケーキ屋さんがオープン前で大忙しのようですよ。
粉を運んでくる人。 生地を作る人。 形を作る人。
分業してケーキを作っている様子は、友だちと協力し工夫してあそぶ、まさに年長になっていく子どもに備わってほしい
力ですから、見ていて嬉しく思いました。
3歳児は先生と一緒に鬼ごっこを楽しんでいました。
鬼になっている子が小さな角をはやしいるのがかわいいでしょ。
少し前まで手を振ってバランスをとっていたのに、頭の上に手を置いたままでも走れるようになっています。
「おにだぞ~」と力いっぱい走って友だちを追いかけます。
すごい成長だなあと感心するばかりです。
日々の生活、あそびの積み重ねの上にできた大きな自信ですね。