物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

マテオ・ファルコネ

2018-08-07 11:02:52 | 日記

あまりいつも面白い話題を提供できない、このブログだが、メリメの短編「マテオ・ファルコネ」のことを先刻思い出した。筋書きもあまりよくは覚えていないのだが、一度NHKのラジオのフランス語講座で取り上げられたことがある。

それ以前に羽仁五郎の書いたものにそのマテオ・ファルコネを話題にしたものを読んだことがあり、羽仁五郎は信頼された仲間を裏切ることは死に値するという考えのこの小説を高く評価していた。

いまでは「マテオ・ファルコネ」と入力して検索すれば、インターネットでその筋書きを紹介したものにすぐ行きつく。

それでそちらをここにコピーしようと思ったりしたのだが、そのやり方もわからないことだし、ここでは失礼をする。関心をもった人はインターネットで検索してください。

年もいかない息子がファルコネのアウト・ロー時代の仲間を一時はかくまったのに警察署長が隠れ場所を教えれば、このいい時計をやるという甘言につられてその逃亡者の居所を警察に教えてしまう。

山に仕事に行っていたのから帰ってきたマテオとその妻は息子が逃亡者の隠れ場所を教えてしまったことに気がつき、彼らが去った後でマテオは自分の息子を殺してしまう。一度かくまった仲間を売るようなことをしてはいけない。それは十分死に値することだという考えである。

そういう考えを羽仁五郎はとても愛した人であった。これはとてもヨーロッパ的な考えかもしれないが、そういう考えに自分でもあこがれを持っていただろうし、考えの上でも羽仁五郎はそういう思想家でもあった。

インターネットで調べる前はマテオ・ファルコネが作者名かと思っていたが、これは小説のタイトルであった。それに話はイタリアの話しだと思っていたのに、一度フランス語でこの短編に接した記憶があり、どうだったんだろうと思って検索したのだが、作者はメリメだということで、これはフランスの作家である。それならフランス語で書いてあるのは当然であろうか。

そういえば、メリメの「カルメン」もNHKのラジオ講座(中級)で取り上げられたことがある。

 

 

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