物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

『・・・の発見』

2018-08-01 10:56:21 | 数学

気のせいかどうか知らないが、最近『・・・の発見』というタイトルの本がいくつか出ている。

2016年にファインマン『経路積分の発見』(岩波書店)が出されている。それに最近(2018.7)出版された、山本義隆『小数と対数の発見』(日本評論社)がある。

それに自分のことで申し訳ないが、『四元数の発見』(海鳴社)も落としてはいけないだろう。これは2014年10月の発行である。

『四元数の発見』に関して言えば、これは出版社のほうでつけてくれた名前であって、私がつけたタイトルではない。

しかし、四元数の発見のいきさつを解明したという点でまさに四元数の「発見」という名にふさわしい。このタイトルをつけてくださった海鳴社の辻信行社長のこの本に対する思いがこもっている。

(2018.8.2付記)  N 先生から1982年に広中平祐『学問の発見』(佼成出版)という本があると指摘された。また2003年の山本義隆氏の『磁力と重力の発見』1, 2, 3(みすず書房)があるのを忘れていた。山本義隆氏はこの書で大仏次郎賞とか毎日出版文化賞等を受賞されて、世間的にも有名となった。

 

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計算をしないでもわからないか

2018-08-01 10:34:17 | 物理学

ファイマンだったかディラックだったかは覚えていないが、「方程式を解かないでわからないと、その方程式を理解できない」とか言った有名な物理学者がいる。私がその趣旨とその言葉を正しく覚えているとは思えないが、それでも大意はそういうものだったと思う。

いや、いまそのことに直面しているのはある四元数の性質のことである。式で表すと|X|と|X*|とが等しい。すなわち、|X*|=|X|を計算しないで、理解できないかということである。

それができると2,3日前にも思っていたのだが、いまそれがあやしくなっている。もちろん、計算をすれば、それが正しいのはわかる。

複素数の場合に|a|=|a*|であることはよく知られている。それと同じことが四元数でも成り立つ。

さてはて、計算しないでもわかると数日前に思ったのは間違いだったのか。

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