「男はつらいよ~お帰り寅さん~」を観ました。
寅さん映画のファンとしては、「待ってました!」と言いたいところですが、「昔の場面を振り返るだけの懐古主義的映画は、やめておいた方がいいんじゃないかな」という思いもあり、複雑な思いで映画館に足を運びました。
しかし、そんな不安は直ぐに消えました。何故なら冒頭の満男の夢を見る場面の映像がとても綺麗で、今までの寅さん映画には無い印象的な映像だったからです。
それを観ながら「これはいけるのでは!」と気持ちが高揚しました。
結果は予想通り素晴らしい映画になっていました。
寅さんが登場する昔の場面をふんだんに使っているのですが、全体のストーリー展開の中で全然違和感なく、むしろ昔の映像が今を効果的に浮き上がらせているのです
昔を回顧しているだけではなく、登場人物がそれぞれの人生の歴史を持ちながら今を生きている感が良く伝わります。その中核にいるのが寅さんで、寅さんを通してそのことが伝わってくるのです。
だから、50周年のイベント的なお飾りの映画ではなく、とても生き生きとした新たな寅さん映画の始まりとと言ってもいいような作品でした。
寅さんファンとしては、こんな映画を創ってくれた山田洋次監督に感謝です。そして、是非続きも創っていただきたいものです。
寅さん映画のファンとしては、「待ってました!」と言いたいところですが、「昔の場面を振り返るだけの懐古主義的映画は、やめておいた方がいいんじゃないかな」という思いもあり、複雑な思いで映画館に足を運びました。
しかし、そんな不安は直ぐに消えました。何故なら冒頭の満男の夢を見る場面の映像がとても綺麗で、今までの寅さん映画には無い印象的な映像だったからです。
それを観ながら「これはいけるのでは!」と気持ちが高揚しました。
結果は予想通り素晴らしい映画になっていました。
寅さんが登場する昔の場面をふんだんに使っているのですが、全体のストーリー展開の中で全然違和感なく、むしろ昔の映像が今を効果的に浮き上がらせているのです
昔を回顧しているだけではなく、登場人物がそれぞれの人生の歴史を持ちながら今を生きている感が良く伝わります。その中核にいるのが寅さんで、寅さんを通してそのことが伝わってくるのです。
だから、50周年のイベント的なお飾りの映画ではなく、とても生き生きとした新たな寅さん映画の始まりとと言ってもいいような作品でした。
寅さんファンとしては、こんな映画を創ってくれた山田洋次監督に感謝です。そして、是非続きも創っていただきたいものです。