算太郎日記

日々の日記を綴ります

雪の朝の出勤

2016年01月25日 | 日記
昨夜からずっと、雪の中をどうやって通勤しようと考えていました。

普段は自家用車通勤なのですが、さすがに路面が凍結している道を車で走る勇気はありません。

早々に車での通勤は諦めました。

バスや電車は運行が止まるかもしれないので、タクシーを予約しておこうと思いました。

タクシー会社に電話し続けるのですが、なかなかつながりません。

やっとつながったかと思ったら「明日の予約までは受け付けられません。」と冷たい返事。

ならば仕方ないと、次の日の早朝にタクシー会社に電話すると「本日は運行するかどうか分かりません。」とのこと。

「そうくるか。昨夜から今日までの努力は何だったのか!」と落ち込みました。

しかし、落ち込んでいる時間はないので、気を取り直し、次の手を考えるために頭を巡らせました。

電車と路線バスは何とか運行しているということだったので、電車で途中まで行って、バスに乗り換えようと決意して家を出ました。

普段の倍くらいの乗客を乗せた電車に揺られること10分。

電車を降りてバス停に急ぐと、そこには誰もいません。

嫌な予感がしました。

恐る恐るバス停の時刻表の上の電光掲示板を見上げると、「調整中」の表示。

意味が今一つ分かりませんでしたが、とにかく通常の状況ではないことは察しがつきました。

一瞬迷いましたが、「バスを待つより、歩こう!」と決意しました。

ホッカイロを貼り、完全防寒した格好で歩くこと30分。

予想した時刻より少々遅れましたが、無事に職場に着きました。

歩いたせいで体は温まり、ホカホカしていました。

「歩くのもなかなかいいものだ。」と白い息を吐きながら思ったことでした。