算太郎日記

日々の日記を綴ります

64(ロクヨン)

2012年12月16日 | 日記
横山秀夫著の「64」という新刊本を読みました。

650ページ近くある長編小説です。面白くてあっという間に読み終えましたと言いたいところですが,読み始めるのがいつも遅い時間になるので,直ぐに眠たくなり,読了するまでに時間がかかりました。でも,面白い小説だったことに間違いありません。

巨大な警察組織の中で,中央と地方の人事ポストの争奪戦の中で,主人公が自分の職責を全うすることの難しさに悩みながら事件を解決していくというストーリーは読み手を引きつけました。特に警察組織の中で人事ポストの持つ意味合いに興味を持ちました。