BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

卒論発表

2007年02月22日 | 【大学時代】森林科学

 今日、森林科学コースの卒業論文発表会の1日目が執り行われました。
 そして、午前中に、私の拙き研究の発表をさせていただきましたよ。

 緊張しましたね。発表直前、吐き気を催しましたね。
 しかしながら、いざ順番が回りまして壇上に立ちますれば、思いのほか緊張がほぐれ、割と順調に話すことが出来ましたよ。
 でも足や腕のほうは依然として緊張でがちがちになっていたようでしてね。レーザーポインタがぶれまくっていたということを指摘されてしまいましたよ。でもまぁしょうがないですわな。

 退屈な発表をお聞きくださった皆様,誠にありがとうございました。
 また、今日発表を終えた皆々様も、お疲れ様でございました。

 そして、卒論発表会はまだまだ明日まで続きますよ。


萌芽カレー

2007年02月21日 | 食生活

芽が出た3種の野菜。

これを使いまして、
カレーを作りました。
名付けて「萌芽カレー(仮)」。

その名の通り、芽も食材として
使わせていただきました。
…ジャガイモ以外は。

人参の芽は、
ハーブと(おそらく)
一緒だろうということで、
ハーブ代わりの隠し味に
使わせていただきました。

たまねぎの芽は、
長ネギと(違うけど)
一緒だろうということで、
適当に切り刻んで
使わせていただきました。

ただ、いざ作ってみますれば
普段のカレーと
なんら代わり映えしない、
画的に面白くないものに
なってしまったのですよね。

ちなみに、
3種の野菜は全て
「地産地消」の鳥取県産です。
…県産の野菜は
芽が生えているということでは
ありませんよ。


もっと暇な話を─

2007年02月21日 | 凡日記

また今日もタラタラと
駄文を連ねていきますよ。

「凡日記」カテゴリーは基本的に
読んでも得は無いということは
皆様お気づきでしょうけれども、
そういうことで「凡日記」カテゴリーは
これからも 無視・流し で
扱っていただけると
これ幸いなのでございますねぇ。

今日のお昼に、
明日の卒論発表の
スライドショー点検というのが
一人当たり5分間設けられていて、
それで定刻に研究室の面々と
会場まで赴いたのですよね。
前の白板にプロジェクターが投影する
画面以外は真っ暗な部屋でしたよ。
なんとなく空気が重いような
そうでもないような雰囲気でしたよ。

でね、スライドショーの
点検をしたのですよね。
文字がズレまくっていたり
フォントが変わったりして
いたのですよね。
「それが味だ」
と思ったのですがね。
一応の訂正作業をこなしましたよ。

画面がずれたり読めないほうが
いいではないか。
元々がずれてたり難解なのだから。
まぁでも
そうは言っていられなかったので、
結局全部修正したのですがね。

それにしても依然として、
明日の本番を控えておきながら
全く緊張感も湧いてこなければ
実感も無いのですよね。
都合がいいといえば
そうなんですけれども。
多分その分、明日に
全ての重みが圧し掛かるのでしょうね。
本番直前(本当に直前)になって、
さっきまでの余裕はどこへやら、
急激に緊張してしまう性なのですよね。

これだけ書いても、
まだ実感が湧きませんよ。
もう研究室の雰囲気も
マッタリしているんですもの。
後は本番を待つのみなんだから。

 

さて、まだこの日記を
読んでいる人は
いらっしゃるのですかね。
冒頭で、読んでも得は無いと
断言したのにねぇ。
余程のヒマ人と見て、
もっと暇な話をいたしましょうか。

今日もまた夢見たんですよ。
まぁおそらく本当は毎日夢を見ていて
たまたまそれを覚えているから
そんなことを言うわけですがね。

大学が舞台だったのですよ。
でも今思い出してみても、
設定は大学でも
全然見たことも無い架空の場所
だったのですけれどもね。
中庭も広いし緑も茂っています。
イメージとしては、
欧米のキャンパスといった感じですよ。
行ったことも無いのに、ねぇ。

大学なのだけれども、
ちょっと歩いていくうちに
突如設定が変わって、
今度は古い民家の主人に
なっていたのですよね。
外を歩いていたのに、
突如家の中だったというのは
夢の中ではよくあることでしょう。
で、その古民家は
床、というか畳がちょっと凹んでいて
今にも落ちそうなのですよね。

そしてあるオチコボレの
体格がいい青年がですよ、
ワタクシに向かって
「今日から相撲部屋に行く」
などといっているのですよね。
ようやくその気になったか、と
ワタクシが言うのですよ。ヘンでしょう。
そして青年は家を出て行ったのですよね。
んで、おそらく師匠に
説教と張り手を(頭に)喰らって
帰ってくるのですよ。
「剃髪して来いとどやされました」
と笑いながらもうっすらと涙を浮かべる
オチコボレ青年。
そりゃそうだろと笑うワタクシ。
分かってたんなら言ってやれよ。


そんな夢を見て、
起きた直後は覚えていたけれども
その後忘れていて、
今ぱっと思いついたから、
書いていたりするのですよ。

こんなもの書いたところで
どうしようもないのですがね。
でもこういう無茶苦茶な舞台設定とか
普段の発想では到底出てこないことが
こうやって毎晩毎晩見られるのは
なかなか楽しいことですし、
刺激的なことでもあるのですよね。


あと、眠っていなくても、
眠気が襲ってきたときというのがまた、
常人では無い発想力と想像力を
突如として発揮できるというのを
経験上知っていますからね。
中学校から大学まで一貫して、
眠気が襲ってきたときに
ノートに書いた画はどれも
(ある意味)秀逸なものばかり
でしたからねぇ。

  

今、上の文章を読み返したら
意味が分からん上に
段々話の幅が広がってきて
まとまりがつかなくなる可能性が
出てきたとこに気がつきましたよ。

夢と創造性の話については、
後日「雑文散文」カテゴリーに
書いておきますよ。

「凡日記」→ 全く価値の無い文章 → 読むな
「雑感散文」→ 少しは考察が入った文章 → 読んでもいい

というご理解で、
これからもこのブログを
宜しくお願いしますね。
どなたが見ているのか
全く分かりませんけれども。
(おそらく100人/日 のうち
 半数は知らない人では?)

卒業論文完成

2007年02月21日 | 【大学時代】森林科学

 今日2月21日、先生から指定された締切りを18時間過ぎてしまいましたけれども、完成いたしました。
 卒業論文(学士論文)を完成させました。
 全54ページの、まぁまぁ程々な分量のものに仕上がったのではないかと思います。

 さて本文は出来上がったものの、明日明後日には卒論発表会が控えております。
 製本した達成感も束の間、発表のための最後の準備を仕上げていかねばなりませんから、大変でございます。依然として緊張を強いられているといった状況です。(といいつつも、何故かなかなか実感が湧かないのですけれども。)

 でももう、これで大学生活の最後の関門でもあり、最後のイベントでもあります。
 適度に張り切って、そして楽しんで臨もうという所存でございます。(でも絶対騰がってグダグダになるでしょうね、本番は。)


「んー、卒論っぽい」─

2007年02月20日 | 凡日記

夕方4時から夜11時にかけて、
いよいよ卒業論文の
本文印刷と製本に
取り掛かりましたよ。

印刷した用紙を
重ねていくにつれて、
テンションが高まってきますね。


しかしながらアクシデント多々発生。
使用しているプリンターが、
どうも今までろくなメンテを
なされていなかったようで、
ノズルの目詰まりが激しかったです。

これは遺憾、ということで
ヘッドクリーニングを
行っていたのですけれども、
この作業って、
インクをぶわぁっと
吐き出すことによって、
目詰まりを修復しようと
しているのですね。
おかげさまで、インクが大量に
消費されましたよ。
5本くらいとっ換えましたよ。
インクって、1本当り
1000円近くするのですよね。
こうやってプリンター業界が
儲かっているのかなぁという
若干の恨み辛みを愚痴りつつ
ノズルのメンテを完了させましたよ。


そしていよいよ本文印刷。
でもその前に、一応の
本文チェックを行いました。

ところが。
ボロボロと間違いを発見。
それはそれは
恐ろしいくらいでしたよ。

必死に訂正して、
また先生に校正を
お願いしたりしていたら、
かなり時間が経過して
しまいましたよ。
なかなか本文の印刷に移れません。


それから全ての条件を
整えましたところで
ようやく本文の印刷ですよ。

せっかくだからと思って、
「きれい」印刷をしたら、
本当に、慎重に
丁重に、繊細に
印刷してくれましたね。

おかげで
ものすごく時間をとられましてね。
気がついたら深夜ですよ。

でもいくら時間が経っても、
今回ばかりは、急がば回れ
ゆっくりそして丁寧に
作っていこうではないかと
ココロ穏やかに
遅い印刷を待っておりましたよ。

そしたらプリンター、
長時間労働に反発したのか、
隅の方に
インクの汚れを滲ませつつ
印刷したのですよね。

挙句にノズルの汚れが
復活した模様でしたし。

まぁ兎に角それで何とか
完成させたわけですよ。
そして翌日、
先生のところへ提出して、
全て完了でございます。


いやぁテンション上がりますね。
1冊の本を仕上げるのですから。
つい1週間前まで、
自分が卒論を完成させることを
想像できなかったくらいですから。
想像できないまま、
卒論を完成させて、
今度は実感が湧かない状況ですよ。

自分の論文を見て、
「んー、卒論っぽい」
などと戯けた事を
言っておりますよ。

そういった感じで
本日の大作業、終わり。


日替わりランチ、間伐材割り箸

2007年02月20日 | 食生活

 本日もまた、大学の生協にて昼食をとりました。

 本日選択しましたのは、「日替わりランチ」。
 日替わりは、日によって結構当たりはずれが激しいのですがね。今回は割と当たりだったのかな、と思ったりもします。ボリュームもありましたことですし。

 そしてお箸は、間伐材を使用している上に使用後は製紙工場へ運ばれて紙に生まれ変わるというどこまでもエコな、「間伐材割り箸」を使用しました。
 ただの割り箸ではいけませんよ、間伐材を用いているというのが大変良いのでございますからね。


※鳥大生協が導入している「間伐材割り箸」の
  製造者は…JUON(樹恩)でございます。参考までに。


質素な麻婆丼

2007年02月19日 | 食生活

 下宿に麻婆豆腐のレトルトパウチが2パック残っておりましたので、はやいとこ消費をと思って、本日の夕食は麻婆丼です。

 画的には随分とまぁ質素なものとなってしまいました。
 されども量のほうは、6人分作りましたよ。軽く3日分はあります。(1食で2人前食べるのです。)

 でもそれだけでは寂しいので、冷蔵庫に残っていたレタスを添えました。
 さすれば、より質素な画になってしまったような気が…気のせいですわな。


突っ伏して爆睡─

2007年02月19日 | 雑感散文

 今日という日は何だかとても長いように感じられました。
 そりゃぁ、研究室に泊り込みで、朝からずっと卒論をやっているのですから。

 でもさすがに夜になって疲れがたまってきております。
 夜8時ごろ(先ほど)、とうとう疲れがピークに達してしまい、パソコンの前で突っ伏して爆睡していたのですよ。M曰く、顔が死んでいたそうですよ、寝起きの顔が。それくらい、今しんどい状況です。

 でもなぜか、机に突っ伏して数分だけ深い眠りにつくというのは、沢山眠るよりも何だか心地が良くて、よく寝たって気にさせてくれるのですよね。

 そういえばこの感覚、高校時代の授業中でのごくわずかな居眠りと似ているような気がします。
 今考えると余程寝る時間が、今の大学より無かった多忙な高校時代。眠ることが最大の趣味な男にとって、これはこれは一大事。
 しかし授業の合間の休み時間、わずか10分だけの居眠りがまた、なんとも心地よかったのを覚えています。
 そして机に突っ伏すのは明らかに体勢が苦しいのに、でもなぜかそれがいいんですよね。よく眠れる。もしくは眠れるように慣れてしまったのでしょうか。

 体勢はどうあれ、この数分間だけ深い眠りにつくということが、相当な休養の効果をもたらしてくれるのですよ。却って長く寝ていたほうが、首や背中が痛くなったりしてかなわないときがありますからね(別問題か)。

 つまりね、効率よく休養が取れるのだから、パソコンの前で寝ててもいいではないか、見逃しなさいということなのですよ。
 それが社会でも是非通用するようになれば、大変嬉しいですねぇ。脳科学者かどなたかが科学的にそれを証明して、日本にも「シエスタ」制度を作ろう、という動きにならないかなと期待しておりますよ。
 …駄目か。


流れに身を任す弱気─

2007年02月19日 | 凡日記

朝早くから
日記を書いております。
結局研究室に
泊り込んでおりましたよ。

深夜3時過ぎには
発表用のスライドショーと
原稿が完成しましてね,
印刷した後,
もぉいいやぁ
という気分になって
また椅子3つ並べて
寝ちゃいましたよ。
あ,もちろん照明を消して
暖房もつけずに寝ましたとも。

おかげで早朝は
体が相当冷たくなってましたよ。
それでしばらく日向ぼっこして
体温を上昇させましたとも。
もはや変温動物と
化しております。

  

さて,発表の
準備の方はといいますと…
…うーん,
これでいいのだろうかと
いまさらながらに思う…。
色々と突っ込まれても,
はいそうです,とか
私もその点疑問に思います
とか答えたくなりそうな位
なんじゃこりゃって言う
まとめ方になってしまいましたよ。

その結論がまた,
簡潔でわかりやすい,ときた。
つまり誰にでも
突っ込みを入れるチャンスが
与えられていると
いうことでしょう。

うーむ,まずいなぁ。
特に3回生とかから
質問を受けたりしたら
腹立たsh─いや
どうしたもんでしょうかねぇ。

  

それにしてもこの場に及んで,
もうすぐ発表があって,
そして開放されるという
実感が未だに
沸いてこないのは
どうしたものでしょうかねぇ。

訳のわからぬまま
発表を迎えて,
そして発表をし終えて,
卒業して,
そして実感がないまま
社会人になってしまいそうで
ちょっと怖いですよ。
なんだか,流れに委ねて
漂いっぱなしな気がして,
覚束なさを感じますよ。

でもまぁ,それはそれで
気楽でいいのかもしれないと,
無理矢理プラス思考をしています。
流れるままに生きる道。
流れに翻弄されたり
濁流に飲み込まれぬよう
うまいこと難所を避けながら
流れていけたら。
しかしもう一方の自分は,
あえて難所に飛び込もうとする
冒険的なココロを
抱いているのもまた
事実だったのですよね。

しかし今はどうした,
そんな挑戦する気持ちが
12月くらいまではあったろうに
今は全くないですな。
完全に弱気になっております。
でもまぁいいでしょう。
毎年の傾向として,
その覇気は夏になったら
最高潮を迎えますから。

そうか,今の
流れに身を任す弱気は
季節が悪いんだ,きっと。


徹夜というのはいつも楽しい─

2007年02月19日 | 凡日記

ただいま夜中の1時半。
うちの研究室は2名います。
お隣さんも数名
いらっしゃるようですね。

賑やかだと,いいですね。

明日…じゃないや,
今日は発表のリハーサルが
控えていますからね。
リハーサルだって言うのに,
発表の原稿は依然
完成していませんからね。
今日は徹夜ですよ。
…じゃなかった,
今日も徹夜ですよ。

個人的な話,
なんだか徹夜って言うのは,
ウキウキするんですよね。
1,2年のときも,
大学祭の準備のために
徹夜とかしていましたしね。
また,サークルやコースの
飲み会のときも,
徹夜して飲んだりとか
していましたからね。

だから,徹夜というのは
いつも楽しいことばかり
だったような気がするのです。
それでウキウキしちゃうのですよね。

…まぁ,やっていることは
楽しくはないのだけれども。

でもテンション上々。

さて,そんなこと
言っている場合ではないか。
飽きるたびにネット開いては
日記に書き込んでいますからね。

だんだん眠気が
襲ってきました。
テンションは結構高いのにね。
気分だけから回りしている
按配のようです。
そんなときはココで
お茶でも一服して,
目を覚ましますかぁ。

と言うわけで午前1時35分,
お,この日記書くのに
5分も費やしてしまったか,
そろそろこの辺で
お茶でも飲んで休憩の後
また頑張ります。


【WH】現代遺産登録は文化の多様性のために

2007年02月19日 | テレビ

 昨日の夜に放送された「世界遺産」(TBS)が,これまた久々に面白いといいますか,非常に興味深い遺産を紹介していました。
 それは,「ルイス・バラガン邸と仕事場」(メキシコ,2004年登録) です。

 ルイス・バラガンは,20世紀のメキシコで活躍した「建築の魔術師」と呼ばれる巨匠です。しかし巨匠と呼ばれる人はいつもながら,最初はなかなかその価値や完成を理解してもらえず,晩年になってようやく(運が悪ければ死後になって),その健勝が称えられるものでして,バラガンもまたその例に漏れていなかったようです。
 20世紀の終わりになってようやくそのセンスが認められ,バラガン風の建築が世界のいたるところへ広まる前から,メキシコの一部では,ごく当たり前のようにその建築が粛々と作られ,そして普通の生活が送られていたというのを考えますと,芸術や技術の価値って,一体誰がどう決めて優劣が作られるのだろうかなんて考えてしまいますね。

 ところで,今回の現代建築のような「世界遺産」を,皆さんはどう思うのでしょうか。それが気になるのですよね。

 特に今回のバラガンの建築の最大の特徴は,斬新なそして強烈な色使いにあるのですよね。外見はあえて質素に作るも,その中の空間ともなると,鮮明なる原色の壁が迫ってきたり,そしてぱぁっと広がりを見せたりするのですよ。
 この思い切った色使いの部屋は,その空間に田舎のような「静寂」をもたらすために設計された,と言うのですが,日本人には静寂どころか,その主張が激しい原色に煩さも感じるかもしれませんね。現に,私なんてそんなことを考えましたもの。建築として面白いけれども,住むのには無理だなって。
 だから,これが世界遺産の価値を有するとは,あまりぴんと来ないのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

 そしてもう一つ,その新しさがゆえになかなか世界遺産のイメージとは結びつかないイメージがあるのではないかと思うのです。
 同じような遺産で,リートフェルト設計のシュレーダー邸(オランダ,2000年登録)というこれまた現代建築がありますけれども,バラガンの建築は20世紀のものですからね。より新しく作られたものなのです。
 これが,エジプトのピラミッド群や京都の文化財と匹敵する価値を有するのかと言うイメージが掴み辛いのではないかと思う人もいるのではないかと思うのです。

 しかし,とここでワタクシは,今回の放送を見て新たに思ったことがあるのですよね。
 別に古い文化やその遺物ばかりが,価値の高いものではないだろう,と。
 歴史が長ければ長いほどそれは価値があるものだとする考え方では,近年や現代の文明はことごとく否定される対象にあるのではないか,と危惧するのですよね。そうではない。現代においても,それこそ古代史の巨大建築群に匹敵するほどの価値を有する,または歴史を大転換させたものもあるはずなのです。

 文化というのは,多様性をもってしてその価値や影響,並びに広がりを持つのではないかと思うのですよね。
 一つ一つの世界遺産が,独自に発展して形作られたものでもなければ,それがその後どの文明にも影響を与えなかったものでもないと思うのです。考えてみれば当たり前ですよね。そしてそれは,例えばシルクロード沿いにたくさんの世界遺産が点在していることから見ても,分かることではないでしょうかね。

 そしてこの文化の多様性が,地域的な広がりだけにとどまらないのではないか,とも思うのです。時間軸としての広がりを持ってもいいのではないか。従来よりももっと広がるとなると,それは近現代史や,はたまた未来が入ってくるのではないかと思うのですよ。
 未来?とお思いでしょう。しかし今の世界遺産にも確かに,未来を見据えた「遺産」があるのですよ。アントニオ・ガウディの作品群(スペイン,2005年)の「サグラダ・ファミリア」です。現代も建築中であるがゆえに,一昔前は世界遺産登録は無理だといわれていたのですよ。

 文化に多様性を持つこと。それは,自分たちの周辺にあるような価値観や感性や歴史にばかり捉われることなく,そのほかにも様々な価値観などを有している世界があることを知ること,並びに自分たちの持っている文化がどこで繋がっていて,どのように影響を与えたかもしくは与えられたかを知ること。
 「井の中の蛙」とは昔の人もよく言ったものです。井の中から飛び出して,もっと自分の「周囲」を拡大させて世界を見ることが大事であるという戒めです。さらに言うと,井から飛び出さないと,自分のいる井の構造もわからなければ,自分がそもそも井の中にいることもわからないのです。

 自分の考え方に多様性を持たせることです。そして,現代の文明を考える意味でも,もっとその多様性を拡張させなければならない。
 世界遺産の種類が増えていくというのは,そういうことなのではないかなと考えました。だから,世界遺産の一見無秩序化していっているような登録ラッシュも,良いのではないかと思うのです。

 長々とすいません。でも本当に,今回は番組を見ながらそういうことを色々と考えたのです。


この心境、他の人には─

2007年02月18日 | 凡日記

誰もいない研究室(お隣さん除く)。
そんな中一人卒論発表の
準備をするも…
何か乗り気しません。
そうは言って
いられないのだけれども。

明後日の15時までに、
スライドショーの
データを提出しなければ
いけないんでしょう。
となると残りもう
48時間きっちゃっていますよ。

しかし心境としては
焦りというものが無いんですねぇ。
誰もいない部屋だから、
そういう切羽詰っているという
状況がリアルな感覚で
把握することが出来ない状況
なのですよね。
言っている事がよく分かりませんねぇ。

また、若干の
神経的な疾患を発症した模様ですよ。

今まで散々卒論の愚痴を
ここに書いてきましたけれども
(卒論に対する愚痴というよりも、
 なかなか進まない自分への苛立ち
 と言った方がいいのですがね)、
それももうすぐで
書くことがなくなりますからね。
だから今、うんと
愚痴を書きまくるのですよ。

この心境、他の人には
分からないかもしれんでしょうなぁ。
ましてや、後で自分が読み返して
分からなくなっているやも
知れませんなぁ。
でもその、今の自分以外
誰にも分からないかもしれないことを
書くというのもまた、
興味深いことなのかもしれませんなぁ。
あ、分からないですか、
言っている事が。まぁいいです。
自分でもよく分からなく
なってきていますから。

さてまた一人孤独に
準備を進めていくことにしましょう。


多カテゴリー日記

2007年02月18日 | 凡日記

【凡日記】

夢を見ていました。
実家にいる夢。
実家の暮らしは
よかったんだなぁ
などと今更ながら思います。

かといって、
中・高校時代には
二度と戻りたくないと
思っていますがね。

 

【テレビ】

お昼ごはんを食べながら、
「アタック25」(ABC)を見ていました。
最近見ていなかったので、
久々に見て面白かったです。
てか、非常に面白かったです。

アタックチャンス直前まで
赤7、白6、青7の
大激戦の中、
緑だけ0枚と大苦戦の中、
緑がアタックチャンスを
制して以降、
逆転優勝しちゃったのですよね。

司会の児玉さんも、
「おー、おぉーーっっ!!」
と第興奮されていたのが
面白かったですね。

 

【食生活】

それで、
食べていたお昼ごはんは、
昨日買った惣菜でした。

それも、唐揚げ。

真昼間から、
しかも朝昼兼用の食事で
脂っこいものを
大量に食べますと、
ちょっとした体調不良を
患いますね。

 

【森林科学】

そして今、
研究室に来て、
卒論発表の資料作りに
精を出しているところであります。

でもあんまし乗り気がしなくて、
ダラダラとやっております。

ダラダラしているから、
こんな日記を書くのでしょうね。


以上、今回は
カラフルに仕上げた
多カテゴリー日記でした。
(ヒマ人。)


農学部棟が/ホンモロコのことで

2007年02月17日 | 鳥大時代/就職活動

ある異変に気がつきました。

こちらVBLにある研究室は、
向かいに農学部棟の
研究室の明かりが見えるのです。

つい先日まで、どこの部屋でも、
夜になっても明かりが煌々と灯って
いたわけですよね。
それが、深夜0時においてでさえも。

ところが、
今現在まだ夜7時過ぎですよ。
まだまだ、そんなに
夜が更けていないときですよ。

農学部棟が、暗いんですよ。

もちろんその理由は
察しがつきますとも。
他のコースでは、
もう論文執筆も論文発表も
終えたからでしょう。

しかしそれにしても、
この早い時間に
農学部棟が真っ暗というのは、
なんっかものすごい
違和感を感じるのですけれども。

まぁでも、今日は土曜日ですし。
これが本来のあるべき姿、でしょうか。
でもちょっと寂しい。
うちのコースだけ夜遅くまで
頑張っているのが心許なくて。

 

 上の話と全然関係ないですけれども、同じ鳥取大学関係ということで思い出したことをついでに掲載。

 2年前に九州大学へ移られた農学部の教授より、先日メールを頂きました。(おそらく農学部の3,4年生は全員受け取っているかと思いますけれども。)
 その先生が力を入れておられた、休耕田でのホンモロコの養殖。進展があったということで、HP(下記)を是非見てくださいねという内容でした。

 それから暫く経った今日。
 そのホンモロコの販売を今日実施するというスーパーのチラシを見かけたのと、NCN(地元CATV)でそのニュースをやっていたのを見て、そうかそれは凄いなぁと思いました。
 と同時に、初めてホンモロコとは魚のことだったのか、ということに気付きましたよ。

 おそらく一部のコースでは、ホンモロコの養殖についての講義が開かれたり研究されていたりしているのでしょうが、他コースではその詳細についてはあまり知られていないのではないでしょうか。うちのコースではコチラから情報を求めない限り、(先述の先生からのメール以外)全く知る機会がありません。それが他学部だったらいざ知らず。

 大学側も、地域貢献として積極的に学外に広報なりするのは良いことだとは思うのですけれども、もっと学内においても、そういう広報などの情報を発信するべきではないかと思うのですよね。
 いつもいつも、新聞やテレビなどの媒体を通して初めて、どこどこと提携とかどういう学外イベントを開催しているとかを知りますから。あと、過去の不祥事でも先に知りえたのは新聞やテレビだったり。

 もっと、構内においても様々なイベントを開催していただくと面白いと思うのです。ホンモロコの試食会を、大学内でも同時開催するとか。それこそ、ニュースとしても面白くなりそうですし。

 以上、久しぶりに大学に対して文句を述べた代償に、ホンモロコの宣伝をいたします。

 →「鳥取発!地域おこしプロジェクト」ホンモロコのページ

 参考:Wikipedia「ホンモロコ」


卒業論文ほぼ完成

2007年02月17日 | 【大学時代】森林科学

 出来上がりました。やっとこさ出来上がりました。
 卒業論文の第Ⅰ章から第Ⅴ章まで、全部書き上げましたよ。
 もっとも、これを月曜日に先生のところまで最終チェックを賜った後に本刷りして、本当の完成と相成ります。
 しかしながらこれで、卒論の中身はほぼ完了した、といったところであります。

 書き上げた論文を、全てプリントアウトしました。予算と資源節約のために、裏白のプリントを使っております。裏は1,2年のときの授業の配布プリントだったりします。
 そして刷り終えた40ページほどの厚みの冊子を目の前にしますと、何だか清々しい心持に陶酔してしまいました。
 何かこう、努力してきたり一生懸命考えて練り上げてきたものを具現化させて世に送り出すというのは、こうも心地の良いものなのだなぁ、という気分になっております。

 論文のタイトルは、要旨集にも掲載されている通り、

『原木の価格要因に関する研究 ─鳥取県東部における分析事例─』

という、一見なんとも堅苦しくそして立派なものだなぁと思わせるものですが、中身の方は果たして…。


 さて、論文の完成に喜び浸っている場合ではありませんね。
 5日後には、論文発表会が控えております。ここでしっかりと研究内容の良さを訴えねば、元も子もありませんからね。
 その、発表原稿もスライドショーも、製作途中。まだまだ完成には程遠し。
 また暫くは研究室に篭りっきりの生活を送る所存であります。