また本日も、わらべ館 にて制作補助のアルバイトでした。
今回印象に残ったことは、木片に書かれた小さい草木とか動物を、糸鋸で切ったことです。
まぁもっとも、いつもそういう作業はこなしているのですがね。今回特に印象深かったことは、それを子供たちの目の前でやって、「さすがはプロだ」って、褒められたことなのです。
いえいえ、実際の腕前はというと、遅いし手つき悪いしで、到底プロのようには参りませぬよ。
しかし、それでも子供の目には、「プロの腕前」に映ったのでありましょう。
そこで思ったのです。色々なことを。
まずその言葉を聞いて、ふと、自分が子供だった頃を考えたのですよね。
こういった工作教室で、大人たちが器用に難しいところを作ってくれたりしたことをですね。とくに、ご年配の方々が、注連縄を作っていたところは、実に感動したものでした。まぁ、あの方々は、今の自分が見ても、「プロ」なのでございましょう。
そして最も身近にいた「プロ」が、ウチの親父だったわけでございます。
ウチの父は美術家でしたので、工作なぞお手のものです(専門は油絵とパステル画ですが)。それを幼少のことから見て、すごいなぁうまいなぁ、「プロ」だなぁと思ったものです。
だから、「プロ」というものに、何か大きな憧れというものを抱いていたのでしょうね。
それ故に、今度は子供たちから自分が「プロ」と呼ばれて、いえいえあっしのような輩はまだまだ木偶(でく)の坊のような存在ですよと謙遜しつつ、しかし正直に嬉しかったのでございます。
ありがとう!こんなワタクシに、勇気とやる気を与えてくれて!
その恩返しのためには、糸鋸の腕をもっと磨いて、よりよい作品作りに貢献することですな!
さぁ気合が注入されたところで、8月に入っている残り5回のバイトは、精一杯やらせていただきますよぉ!
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