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【N23】メディアは多角的情報提供を

2008年03月13日 | テレビ

 久々に、「筑紫哲也NEWS23」を観ていて、おぉなどと感心してしまったことがあります。
 今、国会で政局のネタにされております、道路財源問題。


 道路財源の一般財源化に殆どの首長が反対書名をするも、6人の市長は署名せず。
 さて重要なのは此処から。その市長の皆さん、一般財源化されたら何に使いたいか、という質問に対して答えたのは、「道路」だそうである。
 この「意外な返答」が、まさに目から鱗。道路財源では「作れない道路」があるという。分かりやすく言えば、高速道路へは自由に使えるけれども、限界集落のライフラインである細い道には使うことができないのだという。
 本当に必要な道路を作るための財源を。その議論は常に両面から、多角的に見て判断を下して行かねばならない。

 多角的に観るためには、様々な視点を、考え方を吸収していかなくてはならない。マスメディアに求められるのは、ただ単に平行線を辿る両極論の野次や横槍なんかではなくて、いろんな考え方を、意見を提供することのはず。
 だから今回、一般財源化して道路を作る、という考え方を提供されたのは、とても有意義で好いことのように思えた。
 普段からこんな風に有意義ならば、メディアというものも少しは世間から見直されるのになぁ。


 ちなみに、斯くも偉そうに語る自分は、環境屋として道路の造成に反対するも、でも鳥取にいた実感として高速があったら便利だろうなとは思うし、ガソリン税を以って原油消費抑制というのも粋な発想だと思える。
 要するに、一人で考えても議論は平行線を辿る困難な問題であるのか、これは。


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