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蚊焼です。日記です。
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横尾棚田ボランティア(1) 稲刈り編

2006年09月24日 | 【大学時代】学外活動

 半分ボランティアなのですが、半分はイベントの企画です。
 今回も例によって、「学生人材バンク」「農村プロジェクト」 の一環として行われているものに、付いて行ったものです。
 そして本日参りましたのは、今年の4月と5月にも訪れております、鳥取県岩美町の「横尾棚田」でございます。
バンク社長のオーナー田。
 ここ「横尾棚田」では、「棚田オーナー」を募っておりまして、そこで賛同なさった方々が、約1反ほどの水田を「所有」できるのです。
 オーナーは、田植え、草刈、そして稲刈りの3つの仕事を行います。その3つ目の稲刈りが、本日やることなのです。
 そのオーナーなのですが、市内の方から、遠くは兵庫、愛媛からもお越しになっているのです。交流の幅は、実に広いのでございます。

棚田オーナーや役所の方、そして地元農家の方々。
 5月に植えた稲たちも、4ヶ月ほどですっかりと実りきり、その頭(こうべ)を垂らしておりました。
 待ちに待った、収穫のはじまりです。
 ここでは、一部は機械で刈り取るものの、半分はイベントでございますからね、人の手によって刈り取ります。
 この、釜を持って中腰になって刈り取る作業なのですが、なれてくると段々早く、上手になっていくのが楽しくて、ついつい長時間、夢中で楽しむことが出来ます。
 農家さんの作業は概してしんどいのですが、やはり収穫の喜びと重なるからでしょうか。中腰も何のその、時を忘れていつまでも刈り取るのでした。
 それが祟って、後で大変なことになるのですがね…。
ここに刈った稲を干します。
 刈り取った稲は、束にして結んで、その束を干すための櫓(やぐら)といえばいいのでしょうか、そこに運んで、掛けていきます。
 ここで2週間ほど天日干しにすれば、良いお米が出来上がるのです。
 しかし大体こういう干すための櫓は、一段になっていることが多いのですがね。ここでは、6,7段と高いのですよ。
名付けて「豊穣の壁」。
 そのおかげで、どんどん稲を掛けていくと、高い壁が出来上がってしまいました。
 それにしても何と豪華絢爛な、「黄金の壁」ではございませんか。
 それとも、山村の豊かな恵みに感謝して、「豊穣の壁」とでも名付けましょうや。

 一番下の写真の、一生懸命に上段へ稲の束を掛けている方々は、附属小学校の子達でございました。
 大学のすぐ近くにいるのにね。こういうところでないと、ボランティアなどの共同作業とか、交流とかが出来ないものなのでしょうかねぇと、彼女らと談笑しつつ思いました。余談でした。



 この話は(2)へ続きます。



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