BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

登録1か月後の富岡製糸場へ

2014年07月19日 | 自適休暇


今年6月、富岡製糸場と絹産業遺産群が
世界遺産に登録されて、
先日の「THE世界遺産」にも
特集されていたわけですが。

それからわずか1カ月、
早速富岡製糸場へ行ってきました。

今だと観光客が多くて、混雑の中ゆっくりと
見られないのではと思ったのですが、
早く行かないと夏休みはもっと込むだろうし、
来年からは外国観光客(特に中韓)がどっと
増えるだろうことが考えられますので、
ゆっくり見るなら今のうちだと思って
行ってきた次第なのです。



世界遺産─という大きな看板を
背負ってしまった富岡ですが、
最初の写真の通り、道路表示などは
良く見ないと分からないくらいに、小さく、
書かれているだけです。

特に「世界遺産」という文言もつけずに。
どこぞの世界遺産は、でっかい看板で
派手に案内表示しているというのに。

そして富岡の街を歩きますと、
何の変哲も無い、一地方の
こじんまりとした町並みがあるばかりです。

何と言いましょうか、派手さが無い。
なんて静かな場所だ、
別の言い方をすれば…住んでみたい!と
思わせる良い佇まいの街でした。

これが来年には、お土産屋が犇めいて、
引っ切り無しに観光バスが往来し、
危険だからと道路拡張工事が行われ…
等ということが決してないよう
祈る次第なのです。
(その好い例が、島根の石見銀山を擁する
 大森集落でしょう。)



これだ!
テレビで映し出されていた、製糸場の正面玄関!
まさに同じ光景を見ることが出来ました。

明治5年、江戸時代から5年後に
もうこんな巨大でモダンな建物が
木造で建てられていたわけです。

平成の今の世でさえ、ようやく
木造で巨大建造物が作れるように
なったというのに。



さて、木造で巨大工場が建造出来た秘訣は、
屋根の「トラス構造」に秘密がありまして…

ん?そういうのには興味がございませんか?
興味がお有りの方は、そのうち
「ブログ3」にて詳細をだらだらと
書いておきますので。

写真も動画もたくさん撮りました。
主に天井とか機械とか。



観光客はとても多かったのですが、
それほど窮屈な思いをするほどでは
ありませんでした。
やはり、夏休みシーズン前に
来て正解だったのでしょう。


 * * *


時間の都合上、そして他の人と一緒に
行った関係で、じっくりと気が済むまで
見学することが出来ませんでした。
また、その他「絹産業遺産群」である
荒船風穴などを見ておりません。

だから、また別の機会を見つけて、
もっとじっくりゆっくり見ようと思います。

世界遺産に登録された際、ツイッターなどでは
「世界遺産多過ぎ」とか「何故世界遺産なの?」
という書き込みが散見されましたが、
私としては何度でも観たくなるような、
そして歴史を知れば知るほど深くてハマる、
素晴らしい世界遺産だと思います。
(この話も、長くなりそうなのでこの辺で。)