朝方は冷え込みましたが、
昼過ぎには大分
暖かくなってきました。
けれども、
どうせ寒くなったのなら
そのまま寒いままで
あって欲しいような気もします。
却って、体を壊しそうで。
今朝のニュースで、
文化人類学者の
レヴィ・ストロースさんが
お亡くなりになったと聞きました。
享年100歳、大往生です。
けれども、しまった、
大学時代に『悲しき熱帯』を
読みかけのまま、そのまま
多忙にかまけて放ったらかしに
しておりました。
ちゃんと読んでおけばよかったなぁ。
別に読んだからといってどうか
なるわけではありません。しかし、
著者が生きているときに、
著書を読むというのは、
まさに著者と同時代を
生きているといえるわけであります。
本は、時間を越えて、
読者と著者を繋ぐといいます。
けれどもしかし、
そこにタイムラグがあるのは
否めぬわけです。
未読のまま、著者が逝去された。
そして今ここに、
タイムラグが生じし出したわけです。
まぁ所詮気持ちの問題です。
でも気持ちというのは大事ですよ。
ささ、追悼の意を表する気持ちで、
『悲しき熱帯』を読みたく
なってまいりました。