■ 開幕戦－岡山 ： 公式予選はプリウスとＲＣ Ｆがポール（SuperGT）

SuperGT 2014年シーズン開幕

今日からSuperGTの2014年シーズンが開幕となり午前のフリー走行が終了しています。 今年はドイツ・ツーリングカー選手権（DTM）の車両規定を採用 すると言う事で 　■　GT500　：　DTM 　■　GT300　：　ミクたん と、奇跡的な事が発生しています。そう、 　【　まさかの組み合わせ　】 がそこにあります。ｗ 午前のフリー走行では、DMW勢とGTR勢が速かったのですが、気温の低い環境の中、タイヤが温まりにくい状態がありました。また、フリー走行では、タイサンのマシンが大破して赤旗中断となり、タイサンは修理が間に合わず予選は見送っています。　予選開始時の天候は晴れで、やはり、寒波の影響で気温は一桁。で路面温度も低い状態でセッションが開始となりました。　今年は、BMW勢力が速いので、4号車がいきなりファステスト！終盤少し詰まったので、タイムをロスしたモノの、26秒台に届くタイムをマークしてトップに立ちます。その後、Studie BMW Z4　・　BMW Z4 GT3 / P65B44がトップタイムをマークし、2番手タイムをマークしています。　しかし、この段階でコースレコードを大幅に更新する結果となりました。　GT500のＱ１では、最初に様子見モードで多くのマシンはピットに留まってましたが、残り時間10分になってマシンが続々とコースインしていきました。　Q1では、KeePer TOM'S RC F　・　LEXUS RC F / RI4AGがトップタイムを出しています。　Q2になると気温が下がる中セッションが開始されると、Q1よりも速いタイムが刻まれます。このセッションでも４号車が速く、タイムは遂に16秒台に突入します。このままポール獲得かと思われたのですが、　　OGT Panasonic PRIUS　・　TOYOTA PRIUS / RV8K　　　新田 守男選手　　　嵯峨 宏紀選手がPPを獲得しています。そして、GT500のQ2が開始されると、早速続々とコースインします。各マシンが周回を重ねてタイヤに熱が入るとタイムが出だすと徐々にコースレコードを超え始めます。　そんな中、ENEOS SUSTINA RC F　・　LEXUS RC F / RI4AGが、コースレコードを3秒更新する圧倒的な速さでポールを獲得します。かなり攻め込んだような走りでしたが、19秒台の驚異的なタイムに突入しています。　その後19秒台のタイムが出始めますが、1'19.404を超えるタイムは出ず、　　ENEOS SUSTINA RC F　・　LEXUS RC F / RI4AG　　　大嶋 和也選手　　　国本 雄資選手がポールを獲得しています。 　　今年のGT500がDTMのシャーシなんですが、DTMではフロン ト以外にエンジン搭載を認めていないのですが、SuperGTでは ミッドも許可したため、NSX Conseput-GTが参戦しています。 　そして、DTMでは4Lのエンジンなんですが、ご存じの通り、 GT500クラスはスーパーフォーミュラーのエンジンに近い、 2L直4直噴ターボとなっています。この規定はそのままで、 エンジンはDTMと異なるモノとなっています。 　ただし、今年からスーパーフォーミュラーと同じものを採 用するようです。  　SuperGTでは、ウェイトハンデと言うのがあり、勝てば勝つ ほど重くなりレースが十両によるバランスで均衡する感じに なっているのですが、今年から、リスレクター関連にも変更が あったようです。 　エアリストリクター（俗称：エアリス）による制限もGT500 クラスはスーパーフォーミュラー同様に燃料リストリクタ－に 変更されています。 　そして、GT500クラスはカーボンブレーキを実装可能になった 代わりにタイヤウォーマーが全廃となったため、ウォームアッ プ走行が加わっています。 　今年のスケジュールですが、色々と変更があり、まず、お馴 染みのセパンですが、今年はレースは行われず、アイのブリー ラムに新設されるブリーラム、ウナイテッド。インターナショ ナルサーキットでのレースが追加されています。 　また、韓国でのエキシビジョンが予されていましたが、諸事 情から中止となりました。 　国内戦もオートポリスの開催が秋から5月末に、富士スピード ウェイの秋開催がスポーツランドSUGOと鈴鹿サーキットの両開催 に挟まる形で8月中に移動しており、アジアン・ル・マン・シリー ズ（AsLMS）との併催で行われます。 　特別戦は前年までのJAFグランプリに代わる物を開催するとし て発表するも時期・場所共に未定となっていましたが、その後 ツインリンクもてぎでの最終戦以降に開催される各種モーター スポーツイベントの予定を勘案した結果、開催は困難であると いう結論に至り、特別戦の開催は中止となりました。 　この為上述の韓国戦中止と合わせて、2014年は公式戦のみ全8 戦での開催となっています。 　GT300クラスで言うと、国産技術の汎用シャーシのマザーシャ ーシが規約に含まれたのですが、今年の登場ではなく、来年から の登場になるようです。 　ＧＳＲですが、スタディが独立しするようで、別のチームで参 戦するようです。 　マシンは2014年型のBMW Z4 GT3となるようです。 ＳＵＰＥＲ開幕戦；スケジュール　     第1戦：　岡山 サーキット 岡山国際サーキット 走行距離 300km 開催日 4月5日・6日 【　4月5日　】 　■　練習走行　：　終了 　■　公式予選　：　終了 　　 【　4月6日　】 　■　フリー走行　：　 9:00～9:30 　■　決　　　勝　：　 14:00～ となっています。ピットウォークやイベントの情報などは 公式サイトを参照されるといいかなと。 　■　SuperGT公式サイト 　　　http://supergt.net/pages/pg:race/device:pc/ 　　　ln:ja/year:2014/round:1/gt_class:gt500/menu 　　　:1/schedule:practice 　今年も、CSではライブ中継が行われ、明日はJSports４に て決勝が放送されます。 　マシンア大幅に変わった新シーズンですが、新しいマシン でのシーズンの開幕戦のウィナーは誰になるのか注目です。

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