ホームシアターが完成して2週間ほどが過ぎた。これで何をしているかと言えば、毎日放送されている韓国ドラマを主に見てきた。
毎日放送されていたのは「海神(ヘシン)」という昼の番組で、第1回から逃さず見てきたが、3日で51回の放送が終わってしまった。これは、BSのハイビジョン放送だったから画面はきれいで、音もそれなりに良かったので面白かった。51時間の番組を高画質でDVDレコーダーにそのまま保存しているので、もうHDDは満杯だ。
これがその番組である。韓国歴史物語と称されているので、実在の人物を元にしたドラマであり、フィクションを加えて面白いストーリーになっていた。
これを良い音で見ようと思ったのも、5.1CHにしようとした目的の一つでもあったが、結局は4.1Chのまま最終回を迎えてしまった。実はこの番組を見る前には、3つの韓国ドラマを見ていた。この3つは今でも続いているので、そのまま見ている。これを紹介すると、「チャングムの誓い」「ホジュン」「チュモン」だ。
これは「チュモン」だが、他の2つも写真があり、それぞれ放送をDVD化して保存している。「チャングムの誓い」はすでに3回目の再放送であるが、今でもNHKのBSで放送されており、最初の頃から真剣に見ていた。当時はまだビデオテープに3倍速で録画していたが、最近はDVDにしている。
また、「ホジュン」も再放送中で、これも64話(だったかな)全部をDVDにした。作ったDVDは白いレーベルに写真を印刷して見た目をきれいにしている。更に「チュモン」はまだ放送中だから、まだ途中であるが、これも放送された後にDVDにムーブして保存している。
いい歳こいて何でこんな事をしているのか、若干、理解に苦しむが、最初の「チャングムの誓い」が面白かったのと、それの出演者の多くが「ホジュン」や「チュモン」に出演しており、それに引きづられて見てしまったというのが本当で、実際、そのドラマも面白いのだ。
で、5.1CHの話。これは後ろのスピーカーと、それを載せる台だ。台は数日前に作った。それまでは窓近くの台(左側の上方向)に置いていたのだが、もう一つのスピーカーが耳に近いところに固定してあり、それに合わせるために移動式の台を作り、聞くときには耳の近くに動かせるようにした。
余り物の板とキャスターを使ったので、費用は0円。色は屋根に塗ったペンキだから、屋根色をしている。が、うまい具合にスピーカーと調和している。
これが「DIATONE」のブックシェルだ。だいぶ昔のもの。が、ちゃんと音は出る。で、センタースピーカーが初めの写真で、テレビの前にある小さいもの。これが2個あって、当初は2個をパラに繋いでアンプに接続した。6オーム2個で12オームになったものの、一応音が出たが、低くて実用的ではない。で、1個にしたところ、普通の音になった。で1個にする。
このスピーカーは「TEAC」製であり、今では会社もすでにない(?)。これもかなり古いものだが、能率が悪いかも知れないので、出来ればもう少し良いものにした方がいいかも。
で、いろいろアンプの設定を試みて5.1CHにしたが、センタースピーカーが必要になる番組が少ないので、今のところは市販DVDを見るときだけに5.1CHで音声が出ている。
一般の放送が5.1CHサラウンドでないから、せっかくのホームシアターも、その恩恵を受けられないのは初めから分かっていたから、それほどの失望感はない。まあ、徐々に環境を整える戦略を発動して、余生を過ごすことになろう。
ところで、息子がPIONEERの「KURO」と称する50インチのプラズマテレビを買ったとか。独り者で、好きなことをしているうちだからまだ許せるが、値段が高いのが難点だ。いろいろと考えての購入なのだろうが、果たしてどこまで考えているのか。たとえ独り者でも、将来の生活設計が大切なことには変わりはない。ほどほどに(と姉も言っていたよ)。