わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

紅葉の最後

2007年11月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Koyo3 表題通り紅葉である。見頃であることは、色鮮やかさから分かるので、良いあんばいだ。10月31日の奥入瀬付近の姿。ちょうどこの日も天気予報は晴れマークが出て、しかも「見頃」のマークも出ていた。したがって、暇人(ひまじん)である私は、朝から出かけてきたのである。この地方でもやっと地上付近で紅葉の最盛期を迎えた。

山の上や中腹の姿は、すでに紹介しているとおりであり、落葉の時期に当たる。だからもう山には行かないから、地上付近をうろうろした。

Koyo5 これも同じような場所だが、日の当たり具合が逆光になっており、更に鮮やかな景色になっている事が分かる。一般的に逆光で撮ると鮮やかに見えるので、多く撮られる位置関係なのだ。が、うまくやらないと光が強すぎて白く飛んでしまうことも多い。そのあたりをうまい具合に加減して撮るようにすれば、きれいな写真に出来上がる(と言われている)。更に、部分的に川の流れを入れたり、青空を入れたりと一工夫すれば、うまく紅葉が映える事になる。

Koyo7 ここは奥入瀬渓流だ。川の流れと木々の紅葉の組み合わせ。もっとも、ここでは黄色の葉っぱが主体で赤が少ない。生えている木の種類がそうだから、ここに赤色を期待してもしょうがないのだ。だから、黄色に色づいた木々を絡めて、流れる渓流の姿を写し撮ることになる。そうすると、こんな写真が出来上がるのだ。これはこれで何となく良い写真に見える(のは自己満足)。せめてA3判程度に大きくすれば、見応えも出てくると言うものだが、今のパソコン環境ではそうもいかないので、我慢しよう。

Koyo4_2何とかの滝だったか、滝ではなく単なる渓流の落差だったかな?比較的水量の多い場所で、しぶきも飛んでいる。ここは逆光になっており、露出の難しいところで明るい場所と暗い場所が混在する。だから、露出を合わせる場所によっては暗い写真が出来たりし、ぶきが白く飛んでしまって変な写真になる場所だから、気を付けなければならない。水の勢いを表現するためには、流れに露出を合わせて周囲を暗くした方が、何となく良い感じがする。

シャッター速度を遅くして流れる様を表現しても良いが、この場合は水の勢いを出した方が写真としては力強い表現になると思う。が、まあ人それぞれだから、好きなようにすればよいのが一番で、結局は趣味だから自己満足の世界の話。

そんなこんなで、奥入瀬渓流を何度か徒歩と車で往復し、十和田湖畔へもちょっと寄り道したり、途中で発見した場所に急遽寄るなどした結果、午後4時過ぎに家に着いた。撮った写真は400枚程かな。すべてRAWで撮ったから、合計6GBほどにもなったようだ。歩いた距離も8km程度あったかも知れない。

当初は11月の第2週頃に計画していたものの、天候や紅葉の進み具合で31日になった。奥入瀬渓流を歩いたことで、今年も一通りの紅葉巡りをしたことになり、今回が最後になる。

改めて考えてみると、10月は3日(水)は町内老人クラブの旅行で十和田湖へ。10日(水)は第1回目の八甲田山での撮影。17日(水)は2回目の八甲田山撮影。24日(水)は蔦温泉や十和田湖展望台や湖畔からの撮影。で、最後に31日(水)の奥入瀬だから、何と毎週水曜日に十和田八甲田方面に出かけていたことになった。こんなに頻繁に出かけたのは初めてかも知れないが、これはこれで意義のあることでもあり、元気な証拠でもあるから、「いいんでないかい?」