あの日から、4日が経過し、
今やEMCの建物を超える高さになりました(遠近法含む)。
EМCスタッフが密かに…いや、堂々と、
「きのこ博士」と呼んでいるパークボランティアのNさんから、
「先日のブログでテングタケって出ていたけど、あれはイボテングタケだと思います」というご指摘をいただきまして…。
マ、マジっすか!
早速、きのこ図鑑の目次を手繰ってみたところ-。
イボテングタケ、出ていな~い!
なので、スタッフ2人は調べまくりました。
インターネットを駆使したり、
Nさんに今一度お訊ねしてみたり。
結果、京都在住の小田貴志氏が2002年に菌学会で発表し、
それまではテングタケと同種とされていたものが完全に独立したそうです。
形態から見分けるポイントとして、Nさんは、
「テングタケは傘の上のイボが平ら。イボテングタケはイボがお灸のもぐさのようにとがっている」と教えてくださいました。
それを聞いて、スタッフ2人は交代で
(EMCを留守にするわけにはいかないので)現物を見に行きました。
う~む…。
それにしても、
Nさんは掲載した写真で判別されたなんて…。
「撮り方がウマかったってこと?」(by撮影したスタッフ)
皆さんも、お近くにテングタケらしきキノコがありましたら、
じっくり観察してみてください。
ちなみに、いずれにしても有毒キノコです。
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川湯エコミュージアムセンター http://www6.marimo.or.jp/k_emc/