ねこに ねこじゃらし

12歳のmomo(♀)と、6歳のそら(♂)との暮らしを、写真と戯言で綴ってまいります。たまに里山便りも。

『不思議の国のアリス』に出てくる不思議なにゃんこ

2014年09月19日 | 日記



 図書館で素敵な本を見つけました。

といってもお話は、とてもポピュラー。

 誰でも知っている『不思議の国のアリス』ですが、

わたしの目が ぴたっと止まってしまったのは


こ、この絵は!


 そうです、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンが描いているではありませんか



 ムーミンもアリスも、日本では子ども向けのかわいらしいキャラクターで人気ですが、

オリジナルの挿絵の醸し出す、不細工感や不気味な雰囲気は、

大人になっても、惹かれてしまう、なにか共通点があるのかもしれません。








 これは、今から○十年前、高校生だった時に

祖母が誕生日に腕時計を買ってくれるというので選んだものです。

 わたし、恥ずかしながらこの時は、まだアリスの本を読んだことも、

ディズニーのアニメ映画を観たこともなく、

故に、この不思議な生き物がネコなのかどうか、

何者なのか、まったくわかっていなかったのです。

 ですが、顔をくるくる回して秒を刻む様子が

すっかり気に入ってしまい、これを買ってもらうことにしました。

 祖母は、がっかりしたでしょうね。なにしろ、そんな時代でした。

腕時計は元々高価なものでしたし、何十年かは、使い続けることを考えて選ぶだろうと思っていたでしょうから。


 

 そんなキャラ時計は、当時はまだ珍しくて、定期テストなどの時に

机の端にこの時計を置いて、必死に問題を解いていると

見回ってきた先生が注目していたり、

秒針の顔に合わせて首を傾けていたりして、

それを報告した時の祖母は、ちょっと嬉しそうな顔を見せてくれたのを覚えています。







 わたしが初めて正体を知ったのは、それから随分経ってからです。

子どもが出来て、ディズニーのビデオを次々に借りていた頃、

コイツは不思議キャラそのままに、堂々と出演していました笑

 あ~、アンタ、案外有名なネコだったのね~。

長い付き合いのヘンテコな猫は、時計の中でちょっと自慢気な顔で止まっていました。


 娘は特に『不思議の国のアリス』がお気に入りで、

毎日、毎日見て、不思議なコに育ちました笑








 その娘が高校2年に、息子が中学2年になる春休み

ひょんなきっかけから、ロンドンへ旅行しました。

 家族で行った初めての海外旅行です。

そして今のところ、あれが最後ですが(涙)。



 でも、あの時、行っておいてよかった。

今は心底そう思います。


 英語をろくに話せないので、アビー・ロードへ行くつもりが

どこかの寂しい駅に着き、目の前が墓地だらけで途方に暮れたり、

ハイドパークのピーター・パンに会ったり、オックスフォードのこの店に行ったり、

あの年齢だから選んだ、あの時にしか出来ない旅行だったと懐かしいです。







 オックスフォードには、このショップが目当てで行きました。

これは自分用に買ったお土産で、一度も使わずに、飾ってあるだけの鍋敷き。

このちょっと不気味な味を出しているのが、本場、というか

本来の姿なんでしょうね~。







 ですが、トーベ・ヤンソンが描くとは!


わたしの目から落ちたウロコで、図書館の床はキラキラ光って


そんなことはどうでもいいですね




調べてみたら、こんなページを見つけました





コイツをアップにしてみますと・・・






 怖~っ 笑


 道に迷って、心細くてたまらない時に、こんな顔が木の上に現れて、

「わたしはどちらへ行けばいいの?」と尋ねると

「さぁね~  あっちかもしれないし  


     こっちかもしれないよね~ 」

なんて正反対を指差されたら、泣きたくなりますね。




 

 時計ですが、ずいぶん前に止まったまま長い年月が流れ、

でも捨てることはできず、

たまに古い時計屋さんがあると、修理出来るか、尋ねてみていました。

ですが、これはもう無理ですねと言われることばかり。


 もう直すことは諦めていましたが、そのうちにネットが普及してくると、

ダンナが修理してくれる工房を探し出して、誕生日に直してくれました。



 それで、『不思議の国のアリス』に出てくる


 あの有名な! チェシャ猫は 笑






「アンタ、頭で立てるかにゃ?」

って、いまだに頭を回し続けているのです。



 

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6 コメント

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キャイン すてき~ (首輪のない猫)
2014-09-20 15:04:03
ねこじゃらさん こんにちは
コメントに 何を書いたらいいのかわからないくらい
ねこじゃらワールドに魅かれています~~

あのオデブ猫 たしかチャシャネコとか? 私も読みましたよ!!
こんな素敵で可愛い?笑 時計を高校生の時に持っていたなんて!
しかも試験の時に堂々と机に置いて~ お友達からうらやましがられたんじゃないかしら(^.^)

でもアリスの絵をトーベ・ヤンソンが描いているとは知りませんでした
ものすごく魅力的 幻想的でいいですね
ロンドンのお店 かわいい!! そこで買われた鍋敷きもとてもいいです~~アリスと木の上のチャシャネコ
一度も使わなかったんですね ねこじゃらさん
でも こうしてあらためて眺めますとそのころの想いがプ~ンと匂いたつようによみがえりますよね ・・

墓地だらけの駅は 悲しいです~~(^_^;)
でも 大切な時計 旦那さまがお誕生日に直してくれたなんて いいな

本当に素敵なお話ときれいな写真をありがとうございました
サイトも見させていただきました~~
また何度も遊びにまいります
選んだ理由? (ねこじゃら)
2014-09-20 23:08:36
首輪のない猫さん こんばんは。

いつも見に来ていただき、
とってもうれしいコメントをありがとうございます。

褒められすぎで恐縮ですが~ 嬉しいです

首輪のない猫さんは、猫と暮らし始めてからは
まだ年数は浅いとおっしゃってましたが、
ワンちゃんとの暮らしは長いのですか?
子供の頃から、とか・・・?

わたしは、親が許してくれなくて、大人になるまで動物と暮らしたことがなかったんです。

早く家を出て、自由に動物と暮らしたいな~なんて
思っていたので、
腕時計を選ぶときも、わざとヘンテコ猫の時計を選んだのかも~?
と、今になって思い当たったりして、ちょっと赤面です

でも、夢にも思わなかったほどの長い付き合いになって、
こんなブログにも登場させているのですから、
やはり、物との間にもご縁ってあるみたいですね。


トーベ・ヤンソンの描いた絵は、どれも素敵ですよね。
原画展があったら、ぜひ行ってみたいです



拾ってきて(^_^;) (首輪のない猫)
2014-09-21 01:06:13
ねこじゃらさん 今晩は
またまた見に来てしまいました ~~本当にきれいな写真ですね

中学生のころ とても親しかった友達が教会に住んでいまして 
お父さまが牧師さんだったんです~(#^.^#)
よく教会に遊びに行くようになって ・・ある日教会の階段にワンがいたんです ちっちゃくて可愛くて
捨てられたんだと今は思います
その子を連れて帰ってなんとか家で飼ってもらえました
獣医さんは 柴犬の雑種だね とおっしゃって ・・
それが初めての動物とのかかわりです

父が主 とちゃんとわかっていて父におべっかつかってやっと飼うこと 許してもらいました
とってもおりこうさんだったんですよ(#^.^#)

家族みんなで可愛がってもらえました かわいいので友達が貸してくれとか笑
でも 子犬を産んですぐに 亡くなってしまいました
私が高校生のときです 母が泣きじゃくっていたのを今でも思い出します

それ以来 ・・とても悲しかったので命あるもの 動物とかかわりたくない と感じたのも覚えています
今は猫マミレですが笑

トーベ・ヤンソンの絵 とても素敵です!!
素敵な写真と サイトも教えてくださって本当に嬉しいです~
また 遊びに来ますニャ(=^・^=)
猫マミレ (ねこじゃら)
2014-09-22 00:02:17
首輪のない猫さん こんばんは~。

 ふふ、本当に猫マミレになられてますよね~笑

わたしの問いかけにも答えてくださって、ありがとうございます。
やっぱり! 拾ってきたワンちゃん飼われたんですね。
何故だか、そんな気がしたんです^^

 ご家族みんなで(ジージさんもですね^^)可愛がられて、そのワンちゃん幸せでしたね。
中学生の首輪のない猫さんが見えるようでした。
って、今のお顔も知らないので想像上ですが大笑

 実は、わたしが小学校2年生の時だったか、一度だけ父が会社の方から
子犬をもらってきたことがありました。
ねだったりもしていなかったのに、ある日突然でした。

 でも飼い始めてすぐに、亡くなってしまったんです。
一緒に暮らした、という思いが残らないほどでした。
それ以後、わたしや妹弟たちが捨て犬や猫を拾ってきて飼いたいと言っても、
父は頑として許してくれませんでした。
 元々犬好きだったようで、それだけショックだったようです。

 首輪のない猫さんが感じたのと同じ思いだったのかもしれません。

 父も母もあれ以来動物とは暮らしてきませんでしたが、
わたしが前に飼っていた猫を、
どうしても預かってもらわなければならなくなってから、
すっかり猫好きになりました\(^^)/

 猫友までできたんですから、猫チカラ、オソルベシ。ですね

 
 
 

 

 

猫チカラ(=^・^=) (首輪のない猫)
2014-09-22 01:32:13
ねこじゃらさん 今晩は
夜更かしの 首輪のない猫で~す笑

拾ったワンが亡くなる前日 ・・
元気がないので庭にあった犬小屋に見に行ったんです
そしたら 目に涙が見えて ハッとしました
私の顔を見ると甘えてきて でもいつもと様子が全く違って ・・
その時 今日までありがとう 幸せだったよ と言っているような気がしました
ああ もう遠くへ旅立つんだな と幼いなりに分かりました
犬と出会ったのも初めてで 可愛がってきた子の別れも初めての経験でした
悲しくて2度とこのような想いをしたくないと感じました

ねこじゃらさんのお父さま 貰ってきたワンちゃんがすぐに亡くなって
ご自分でもとてもショックで悲しい想いをされたかもしれませんが
そのような想いを娘であるねこじゃらさんに 2度とさせたくなかったんじゃないかしら ・・
やさしいお父さまです
猫好きになられたのですから ね(=^・^=)

本当に猫のチカラはたいしたものです!
ウルウル・・ (ねこじゃら)
2014-09-22 23:34:51
首輪のない猫さん

 こんばんは。
温かいコメント、ありがとうございます。
父がそんなふうに思っていたかもしれないということまで、
わたしはまったく思いが至っていませんでした。
幼い頃に思い込んだまま、この年まできてしまったようです。

首輪のない猫さんのコメントで、ハッとしてじわっときました。
本当にありがとうございます。

秋の夜長とともに、深夜帯にじわじわ進出中、
but! 翌朝になって大後悔 苦笑 のねこじゃらでした。
おやすみなさい

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