神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

秣川2

2018-04-21 06:01:05 | 神田川5

 秣(まつ)川を追っての二回目です。次回にかけて、早稲田通り、諏訪通り間の400mほどが対象で、これは旧諏訪村の南北の長さと一致します。諏訪通りに面した玄国寺境内を除いて、幅10~20mほどの細長い田圃が続いていました。これが諏訪村に属する水田のすべてで、「東京府志料」の数字によると、3反3畝25歩と、これまで扱ってきた村々に比して、極端に低い数字になっています。こうした事情を反映しているのでしょう、「新編武蔵風土記稿」も諏訪村の水利に関しては全く触れていません。

 

Matukawa2

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)  

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    1. 早稲田通りを越えます。谷筋は右写真のカーブのところを横切っています。 

0130c

    2.  早稲田通りの先の通りに連続しますが、これは下水道戸塚東幹線のルートと一致します。 

0130d

    3. 右手が崖面になっており、田圃は左手に広がっていたことになりますが、その痕跡はありません 。

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    4. 左岸段丘斜面上にある諏訪公園前を通過します。 

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    5. 諏訪公園前を過ぎ、左カーブで西側に弧を描いているところです。