神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

富士見ヶ丘駅前

2017-10-19 06:28:32 | 神田川2

 富士見ヶ丘駅前に架かるのが月見橋です。→ 「東京近傍図」などにはなく、昭和初期の地図に通りともども初めて登場しますが、富士見ヶ駅ができる以前なので、駅の開設に合わせて橋を架けたという事情ではないようです。それはともかく、この橋の右岸から始まり次に架かる高砂橋まで、駐輪場となっているクネッたスペースがあります。百間堰で左岸流を分岐した後の本流の流路だったものが、昭和40年代から50年代にかけての改修によって切り取られたところです。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)  

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    ・ 「昭和22年米軍撮影の空中写真」  上掲地図のグレー枠の部分です。同一個所に同一番号を振っています。

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    1. 富士見が駅前に架かる月見橋の南詰から、車止め付きの路地が分岐しています。 

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    2. 駅前の水路跡にありがちですが、今は駐輪場として利用されています。

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    3. かっての流路そのままに蛇行しており、ここは右カーブ、次いで左カーブと連続します。

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    4. 駐輪場は高砂橋の南までですが、その先→ むつみ橋緑地も元の流路を利用しています。