方南通り南の半月状の駐輪スペースを抜け、再度方南通りに接するところに架かっていたのが大関橋、その後すぐに山手通りを越えますが、そこに架かっていたのが清水橋です。清水橋は昭和11年(1936年)に、山手通りの拡幅、開通に伴い架橋されました。「渋谷の橋」(平成8年 渋谷区教育委員会)によると、延長4.2m、幅員22mとあり、縦横のバランスを著しく欠いた橋だったようです。名前の由来は付近に清水が湧いていたためです。平成15年(2003年)、山手通りの整備の際撤去され、その→ 遺構は遊歩道脇に保存されています。
- ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)
- ・ 「昭和22年米軍撮影の空中写真」 上掲地図のグレー枠の部分です。同一個所に同一番号を振っています。
- 1. 方南通りの左手をしばらく並行した後、山手通り方向に向かいます。このあたりに大関橋が架かっていました。
- 2. 清水橋交差点南で山手通りを越えます。右写真は左岸(右手)から初台方向のショットです。
- 3. 山手通りの先で遊歩道として再開します。なお、清水橋前後はこの数年間で現在のように整備されました。
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