正々堂々blog

衆議院議員川内博史の日記。

法案の成立

2005年03月17日 | Weblog
たった今、三位一体関連の法案で、この間オオモメにモメた義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案が本会議で自民党、公明党の賛成、ぼく達民主党、そして社民党、共産党の反対で可決成立しました。

予算委員会での小泉総理の発言をめぐって、文部科学委員会に総理の出席を求め、47年ぶりに総理出席のもとでの委員会を開き、答弁の確認をしたこと。

田中康夫知事の参考人招致をめぐり、合意したり、拒否されたり、そして言論の自由を弾圧するような委員会などに出る必要はないと、委員会の開会をぼく達が拒否したこと。

参考人質疑が、根拠のよく分からない委員長裁定なるもので流されたこと。

ぼく達の民主党の国対委員長と、自民党の国対委員長の間で収拾策が話し合われたこと。

ぼくは不満だったけど、党人としてその収拾策を受け入れざるを得なかったこと。

委員会の民主党の仲間は、「質問なんかできない!!」と言って、国対と仲間の間で板ばさみになったこと。
でも、腹をくくってみんなの分まで5時間質問をやり通そうと決意したこと。

その質問の中で、文部科学省が言っていた、日切れ扱い(年度内成立が必要条件)の法案である、というのは、全然必要のない、成立は5月でも6月でも、極端なことを言えば、秋の臨時国会でもよい、と言うことを大臣に認めさせたこと。

その質問を聞いてくれていた仲間達が、審議することも闘い、審議の場で議論することも闘い、だと思ってくれたのでしょう、自分達も「質問します!!」と言ってくれて、民主党文部科学委員会としてのチームワークを更に確認できたこと。

3月16日衆議院文部科学委員会
3月17日衆議院文部科学委員会

いろんなことがあった2週間でした。

常に、緊張感をもって言葉の闘いができたと思います。法案は成立してしまいましたが、三位一体関連の中の義務教育問題は、今年の秋に向けてが天王山です。

義務教育に関しての参考人質疑を是非とも実現させ、義務教育あるいは教育というものが、如何にあるべきか、ということを更に議論を深めていくぞ!!と心に誓いながら、本会議場で着席しながら、法案に賛成するために起立している与党の先生方をながめていました。

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