>共同通信 >首相退陣も信頼回復せず、78%総裁選は石破25%、世論調査 >共同通信によるストーリー・ >1日
> 共同通信社が17~19日に実施した全国緊急電話世論調査によると、岸田文雄首相(自民党総裁)の退陣が、派閥政治資金パーティー裏金事件からの「信頼回復のきっかけにはならない」との回答が78.0%に上った。
民 (たみ) 信 (しん) 無 (な) くば立たず。(政治は民衆の信頼無くして成り立つものではない) 論語・顔淵
無哲学・能天気の日本人は人を信頼させる方法を知らない。
‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官)
>後継の首相となる見通しの次の総裁にふさわしいのは石破茂元幹事長が25.3%でトップとなり、小泉進次郎元環境相19.6%、高市早苗経済安全保障担当相10.1%が続いた。
>総裁選で議論してほしい課題は景気・雇用・物価高対策が最多の50.9%となった。
総選挙で若者の投票率が低いのは問題ではありませんか。わが国政治は若者にそっぽ向かれている。
‘老人の所有する、老人の手による、老人のための政治’ には明日が無い。衰退途上国の病因である。
北欧・スウェーデンの国会議員の平均年齢は約46歳(日本は約58歳)だそうである。閣僚の平均年齢は45歳、最年少閣僚は26歳だというから日本とは(62.4歳)かけ離れていますね。
選ばれる側が若いように、選ぶ側も若く20代の投票率が82%だという。若者の熱心な政治参加が大切ですね。彼らの政治には夢も希望もある。
> 総裁候補の4位以下は河野太郎デジタル相9.7%、上川陽子外相7.6%、小林鷹之前経済安保担当相3.7%の順。
>自民支持層では小泉氏24.2%、石破氏21.0%、河野氏11.2%が上位を占めた。
>「ポスト岸田」に10人超の名前が挙がる中、9月27日が有力とされる投開票まで情勢は流動的だ。
政治家には政治哲学が必要である。無哲学であると選挙は肉体の選出に終わる。
> 議論を望む課題(回答は二つまで)の2位以下は年金・医療・介護36.6%、子育て・少子化25.7%、政治とカネ20.1%が続いた。
‘若者の所有する、若者の手による、若者のための政治’ が必要である。現在は若者が政治の外にある。ノンポリ・政治音痴では政治に夢も希望も無い。
我が国には社会の木鐸 (ぼくたく: 世の人を教え導く人) が必要である。わが国のジャーナリストはその要請に応える必要がある。事実の山と木鐸の不在だけがあったのではわが国は立つ瀬なし。‘それがどうした’‘それでどうした’の問いに答えが出せない。我々には絶望の未来が待っている。今こそ我が国民の自覚すべき時である。
イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。
何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)
> 回答は固定電話429人、携帯電話635人。
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