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利己・利他・あるべき姿

2018-12-01 10:00:15 | 学問


>利己から利他へ、夢から志へ
>個人の夢や生きがいとしての仕事は、「自分の会社を作りたい」「家族を守りたい」など、自分の利益のための仕事です。>社会貢献としての仕事は、「困っている人を助けたい」「地域を元気にしたい」など、他者と社会の利益のための仕事です。>自分の利益の追求を「利己」、他者の利益の追求を「利他」といいます。>自分の夢や生きがいとしての仕事は「利己」、社会貢献としての仕事は「利他」です。

現実の世界は、利己・利他の綱引きですね。

>人間は、社会との関わり合いの中で充足感を得る社会的な生き物ですから、より多くの人の役に立ち、より大きな社会貢献ができるほど、働く喜びも大きくなります。
>「お金持ちになりたい」といった利己の行動だけでは大きな喜びは得られないでしょう。>夢もまた、自分のことだけを考えた利己的な夢では、たとえ実現できても大きな喜びは得られないでしょう。

そうでしょうね。

>最初は小さな夢、利己的な夢で構いません。

そうですね。子供の時は、皆が利己的ですね。危急存亡の折ですからね。

>ただ、そこから視点を上げていくことが大切です。>視野を広げて、自分の他に家族・友達・周囲の人々・地域の人々・社会・世界・地球……という具合に、より多くの他者を視界の中に入れていきましょう。

そうですね。世界観 (world view) を持ちましょう。’あるべき姿’ の世界には、利己・利他の相克は無い。

>そうして、社会貢献につながる利他の大きな夢を描きましょう。

未来社会の ‘あるべき姿’ を語りましょう。利己・利他の綱引きはやめましょう。

>利他の大きな夢が描けたとき、「夢」は「志」になります。

わが国には、何でも存在するが、ただ夢と希望だけがない。日本人は、脳裏に未来の内容が描けない。日本語には、非現実 (考え) の内容を持つ構文が存在しない。日本語文法には、時制というものがないからである。

>すなわち、「自分はこんなふうになりたい」という自分中心の夢から、「自分の人生を社会のためにこんなふうに捧げたい」という利他の志が生まれるのです。

‘自分は、どのような世界に住みたいか’ を考えるべきでしょう。世界観をもつことが大切でね。

>利己から利他へ。

‘あるべき姿’ は、’利己’ か ‘利他’ かではなくて、’win-win’ (どちらにも利益がある) の関係が理想 (あるべき姿) でしょうね。

>夢から志へ。

志とは、resolution (決心) のことですか。夢も志も、日本人のものは、その内容がはっきりしませんね。日本語には、未来時制の文章内容が存在しないからでしょう。

>職業という窓から社会を知り、世界を広げ、志を持った未来の自分を思い描いてください。

日本人には、世界観がない。世界観は、非現実 (考え) の内容です。
日本語の文章の内容には、現実 (事実) があって、非現実 (考え) がない。
現実は、見ることができるから ‘本当’ の事である。非現実は、見ることができないから、’嘘’ である。わが国においては、嘘を語る者は排斥され、事実を語る者だけが生き残る。日の下に新しきことなしで、無哲学・能天気の社会が実現している。
英語の文法には、時制 (tense) というものがある。時制のある文章は、過去・現在・未来の (非現実の) 三世界を表すことができる。日本語文法には時制がないので、非現実の世界を表す世界観 (文章) はない。文章がなければ、話の筋を脳裏にとどめおくことはできない。だから、日本人は無哲学・能天気でいる。
非現実 (考え) の内容を語ることは、非常に重要なことである。
たとえば、恐竜時代には人は誰も生きてはいなかった。にもかかわらず、恐竜に関する事柄をこと細かに語る人物が出現する。日本人の見方によれば、彼は見てきたような嘘をついているのだ。このような人は、学者である。考えることの専門家である。哲学博士 (Doctor of Philosophy: Ph. D.) の称号を持っている。
ただ今の日本は、深刻な人手不足である。だが、頭脳不足という話は聞いたことがない。わが国では、仕事を頭脳労働よりも人手により補おうとしているのではないか。資源不足のわが国では、人はもっと頭を使うべきである。
そのためには、非現実 (考え) の内容を文章にする方法を習得しなくてはならない。非現実の内容の文章は、英語ならできる。時制を使った文章をつくればよい。だが、この作業は日本語ではできない。日本語には、時制がないからである。我々日本人に、英米流の高等教育が大切な所以はここにある。この点に焦点を合わせて勉学に励めば、我々の未来は必ず拓ける。

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