おおぎやなぎちかさまの、中学年向けファンタジーが出版されました。
小学校二年生のまどかは、90歳すぎのひいおばあちゃん「ひいちゃん」と大の仲良し。
ならんでアリを見たり空を見上げたり、コンビニにでかけたり。
ある日まどかはひいちゃんとでかけます。
「どこに行くの?」
「どこどこ山だよ」
ふたりは空色のバスに乗って出かけます・・
バスのドアのプシューという音、バスの中のブォーッというひくい音、シートから伝わってくる小さなふるえ。
このリアリティが、ふしぎ世界をリアルに感じさせてくれます。
どこどこ山は、夢のようで夢じゃなく、不思議な浮遊感。
人間を超越しつつある老人と子どもの脳内世界って、夢と現実が実際いり乱れているのかも。
ラストはしんみりとすてきで、まどかとひいちゃんがどこどこ山でつながっているのが実感できます。
読んでいる時より読んだあとのほうが、ふわあっと世界がひろがっていくのは、ファンタジーの力でしょうか。
おおぎやなぎさまの筆は、いつもふしぎな世界を見せてくださいます。
そして自分の脳内の夢世界をひろげてくれます。
おおぎやなぎちかさま、ますますのご活躍を!
しずかな文章なのにくっきりしているんだよな。
この力、あやかりたい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
小学校二年生のまどかは、90歳すぎのひいおばあちゃん「ひいちゃん」と大の仲良し。
ならんでアリを見たり空を見上げたり、コンビニにでかけたり。
ある日まどかはひいちゃんとでかけます。
「どこに行くの?」
「どこどこ山だよ」
ふたりは空色のバスに乗って出かけます・・
バスのドアのプシューという音、バスの中のブォーッというひくい音、シートから伝わってくる小さなふるえ。
このリアリティが、ふしぎ世界をリアルに感じさせてくれます。
どこどこ山は、夢のようで夢じゃなく、不思議な浮遊感。
人間を超越しつつある老人と子どもの脳内世界って、夢と現実が実際いり乱れているのかも。
ラストはしんみりとすてきで、まどかとひいちゃんがどこどこ山でつながっているのが実感できます。
読んでいる時より読んだあとのほうが、ふわあっと世界がひろがっていくのは、ファンタジーの力でしょうか。
おおぎやなぎさまの筆は、いつもふしぎな世界を見せてくださいます。
そして自分の脳内の夢世界をひろげてくれます。
おおぎやなぎちかさま、ますますのご活躍を!
しずかな文章なのにくっきりしているんだよな。
この力、あやかりたい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
お忙しい中、嬉しいレビューをありがとうございました。浮遊感とリアリティ。ファンタジーを書くとき、大事にしたい部分です。
人間を超越しつつある老人と子どもというくだりも。そうなんですよ。またがんばって書いていこうと思います。
またまたやられてしまいました、おおぎワールド。
私もどこどこ山とつながりたいなあと、切に思いました。
子どものころシロツメクサの冠作って遊んだ友だち、今はどうしているかなあ。
しんみりしているのに先がほのかに明るいというか。
いいお話でした!!