「ひろ作」を出て赤坂アクトシアターに。
立川志の輔落語。「仮名手本忠臣蔵」
前半は、全十二段からなる仮名手本忠臣蔵のあらすじの説明、後半は、その中の五段目のお話。
「あらすじ」
江戸元禄年間、江戸城中松の廊下で赤穂浪士浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけた事件が発端とした赤穂浪士の仇討ち『忠臣蔵』をモデルにした作品。
人形浄瑠や歌舞伎などにおいて、実際に起きたいわばクーデターを上演することは幕府に禁止されていた。そのため、場所を鎌倉に置き換え、登場人物も別の名前に替えて劇化された。
例えば、大石内蔵助は大星由良之助、浅野内匠頭は塩冶判官、吉良上野介は高師直など。
仮名手本忠臣蔵は全十二段からなるため、通しで上演すると12時間ほどかかるようです。
【以下、ネタバレあり】
志の輔師匠の話によれば、五段目が弁当幕とよばれるほどつまんない内容だった。なので、この幕は誰もやりたがらない。当然名題はやらないような内容。
昔の歌舞伎の階級
名題
相中(あいちゅう)
中通り(ちゅうどおり)
下立役(したたちやく)
人足(台詞がなく、舞台を行ったり来たりするところから)、稲荷町(楽屋に稲荷神が祀ってあったところから)と通称されていたそうです。
この格付けは、師匠の説明とは少し違うかもしれません。
一方、実力を認められ、親方の贔屓によって稲荷町から名題に成り上がった中村仲蔵という歌舞伎役者がいた。
血筋でもない者にとっては、絶対にありえないサクセスストーリー。
名題になった中村仲蔵は、当然周りから総スカンでいじめにあう。
しかし、仲蔵は、名題になった自分にどんな役が回って来るのか楽しみにしていたが、ある日五段目の役をあてがわれる。
苦悩する仲蔵。
こうゆう切り口かー。
あー、また師匠にやられた~。
志の輔師匠、いいなー。
この日、泉○ン子、ワタミの大親分、映画監督が斜め前の席にいた。
続く
あー、また師匠にやられた~。
志の輔師匠、いいなー。
この日、泉○ン子、ワタミの大親分、映画監督が斜め前の席にいた。
続く
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