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暑い土曜日

2021-10-09 | 日記

10月になっても30℃・・・暑い。暑いけど出かける。

駅前福屋のジュンク堂で本を一冊買い、ついでに本をあれこれ立ち読みする。

女性天皇と女性宮家に関する新書、興味深く読んだ。

一代限りの女性宮家では皇統の先細りは解決されないばかりか、余計に危機的になるとの話。全くそうですね。

未婚の女性皇族が結婚後も皇室にとどまり、皇位を継承していくのが一案、もう一つは皇籍を離脱した元宮家の男性に、どういう人がいてどう系統を辿るかは書かれてなかったけど、呼び出して天皇になってもらう。

うーーーむ、どうしても男系にこだわるなら血筋を辿るしかないのかあ・・・

今まで会社で机を並べていた人がいきなり天皇・・・って、違和感ありまくり。

著者がそれとなくリサーチしたところでは、いざとなったら覚悟を決めるという人もいるそうですが。

それよりは今皇室にいる女性の子供も含めて伝えていく方が、感覚としては無理がないと思う。

今未成年の男子が一人いるけれど、その人が天皇になって果たして結婚相手が見つかるのか、もし見つかったとして、男児を産まなければならないプレッシャーが大きすぎて、生まれなかった場合大変なことになりそう。

未婚の女性皇族にしても、今回こんだけの騒ぎになったのです。結婚できるでしょうか。

いずれは男女関係なく、継承順位は生まれた順番。そう、明治初めまで北関東から東北にあった長子相続の原理と同じになるのではと思う。あれは乳児の死亡率が高かったという社会的条件に依るし、今の天皇制、一夫一婦制になってからは女の子が多く生まれたのでそうした方がいいと思う。

一夫一婦制は広く社会の規範になったので天皇家もそうなって行ったのでしょう。今さら時代は元に戻れない。

男女関係なくとするには法律変える必要があるんでしょうね。国民の合意が一番難しそう。私個人の意見はありますが、本音を書いて激しく反応されても困惑するのでまた別の機会に。

ネット上で人格を攻撃されて自殺することが近年続きました。もう結婚するって決まったので、心に負担をかけることはやめませんか。やめた方がいいと思うのですが。

じゃ、この制度は要らないのかと憤慨の声が聞こえてきそうですが、先々代の人自身、戦争に負けたときにはある程度なくなることも覚悟もしていたはず。マッカーサーに様子を伺いに行きましたが、占領軍も統治に使えると思って残したと言われています。

この先、制度が国民への抑制の道具として使われるのは民主主義の原則に反します。男系にこだわってこの先消滅していくのなら、それは女性天皇の嫌いな、男が女の下につくのが生理的に受け入れられない人の結果責任。別に責任問うつもりはありませんけど。

と言って、昨日まで民間人だった人をいきなり天皇と言われても抵抗感ありまくり。男系の血筋にこだわるのがとても滑稽に思えます。もはや信仰の域。

血筋をありがたがるのは差別の根源。差別はよくない。女性差別、外国人差別、貧困者差別、学歴差別、世の中にあふれる差別が少しでもなくなる方向へ進んでいって欲しいものです。緩やかに消滅とはならないのでしょうか。制度がなくても、やっていく。宇宙の暗がりに一人で立つ、その覚悟も必要では。


最近は新書でも千円近くする。すぐ読んでしまうし、同じ金額を有効活用。

まだまだ冷たいものがおいしい。

広島駅、工事中。

ビックカメラの上はタワマン。駅から地下を通って雨に濡れずににアプローチできる。

川は猿猴川、橋は猿猴橋、こうじん(荒神?)橋、大正橋、橋の多い広島です。

猿猴とは河童のことですが、猿と桃の飾り、親柱の上の鷲か何かが近年復興されました。戦時中に金属供出したそうで。広島城内にあった第五師団に赴任する軍人はこの橋を通ったそうです。また古くは西国街道。

あーあ、ばあちゃんの蘊蓄がめんどくさい。


広島駅は工事中ですが、人出多し。なんかほっとした感じ。戦争が終わって灯火管制も解けたときってこんなかんじだった?

 

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