川崎フューチャー・ネットワーク(特定非営利活動法人)

みんなの力で、川崎を “環境都市” に!

エコ・サロン開催録・Special 【川崎の干潟を歩こう!】

2008-11-02 | KF-netの活動
特別プログラム【川崎の干潟を歩こう!」】
 日時:10月25日(土)10:00~(集合時間は9:50)
 集合場所:京浜急行大師線「東門前」駅 改札口 

多摩川河口部の羽田の対岸あたりに、大師干潟があります。
昔は対岸の東京側から川崎大師に参拝する人たちのために、大師の渡し場がありましたが、
今は立派な橋がかかっています(渡し場の跡は残っています)。
大師河原水防センター、通称「干潟館」も開館し、アクセスしやすくなりましたので、
みんなで見学会に参加してきました。


まず干潟館に集合。ライフジャケットを着けて、説明を聞いて、いよいよ出発です!
(希望者には双眼鏡も貸してくれます)


葦原と干潟です。対岸は東京都です。


みんなで干潟に下りました。何がみつかるかな? 子どもも大人も、わくわくしています♪


干潟には、たくさんの鳥が来ます。これはコサギです。足がかわいいのです♪


ウミネコとマガモ。どこにいるか、見分けられるかな?


子どもたちに踏まれる前の砂地には、たくさんの鳥の足跡が…(^o^)。


最初は怖がっていた子どもも、だんだん慣れてきました。


アシハラガニのオスとメスです。はさみが大きいほうがオスです。
メスは卵を抱えるため、お腹の部分が大きくなっています。


浅瀬を網ですくうと、こんな透明なエビもいました!
他にも、小さなハゼやシジミなども見つかります。

干潟を歩くと、わずかな時間で、本当にたくさんの生き物に出会います。
鳥も渡ってきます。
鳥が来るということは、鳥を養えるだけの生態系が、そこにあるということです。

虫に出会ったことのない子どもが、虫を恐れるように、
カニに出会ったことのない子どもは、最初はカニを怖がりますが、
やがて慣れてきて、わいわい言いながらカニを追いかけるようになります。
何事も、始まりは出会うことと知ること。
これだけ豊かな生態系と、自然とのふれあいの場が生活圏のそばにあることは、
とても貴重で、たいせつなことです。
もっと多くの方に、干潟を訪れて欲しいな、愛してもらいたいな、と思っています。

●参加者の声●
「干潟には昨日初めて下りてみましたが、誠に貴重な体験をさせて頂きました。
 小さな生物達が元気に生きていることにも勇気を貰いましたし、
 昨日参加した子供達の本当に天真爛漫な驚きと喜びの声、これにも感激しました。
 一方、沖合いには大都会の玄関口・羽田空港の姿も遠望でき、
 さらに対岸・大田区の町工場の様子も一部見て取れ、
 大都会の鼓動~動きを感じることも出来ました。
 改めて大都会の生きている側面を干潟から見たような気も致しました。
 ただ、残念なのは、自然が見事に残されている干潟のすぐ近くに、
 青テントのホームレスの姿が見られたこと。
 仕方ないと言えばそれまでですが、
 干潟に入る近辺のゴミとともに今後の課題だと思いました。」

機会があったら、また足を運ぶ機会を作りたいな、と思っています。


コサギの飛ぶ姿は、優雅で美しい。
こういう姿が、干潟でいつまでも見られますように…!

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特別プログラム:「川崎の干潟を歩こう!」

   ◆日時:10月25日(土)10:00~(集合時間は9:50)
   ◆集合場所:京浜急行大師線「東門前」駅 改札口 

 多摩川河口部に広がる大師干潟を歩き、干潟館を見学予定です。
 長靴(マリンシューズだとGood!)と帽子、飲み物、タオル、
 念のため、雨具もご用意してご参加くださいね♪
      
 参加費:KF-net会員、一般とも 無料

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