河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

踵部皮膚壊死の湿潤療法3

2010-06-11 | 医学・医療
湿潤療法を行う上で守らなければならないことがいくつかある。

1.傷の消毒は行わない
2.傷に直接ガーゼを当てない
3.創傷の治癒を妨げるクリームなどを塗らない
4.創傷は大量の水道水できれいに洗う

などである。

この患者さんの場合も全く同様で、消毒は一度も行っていない。
フィブラストスプレーは初期に短期間だけ使ったが、特別の軟膏など何も使っていない。

そうは言うものの、感染のリスクはあるので痛みが出た場合はすぐに病院に来るように言っておいた。

しかし、こちらの懸念もどこ吹く風と、ご本人は全く不安もないようで自宅での生活をエンジョイされていた。

傷はだんだん浅く小さくなり、こちらが期待していた以上の回復をした。



傷が小さくなると処置もますます簡単になり、最近では普通に足を洗って傷に小さく切ったプラスモイストをサージンフィルムで絆創膏のように貼るだけになってきた。



痛みなどは全くない。
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