河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第43回日本臨床バイオメカニクス学会

2016-10-09 | 研究・講演
昨日、第43回日本臨床バイオメカニクス学会において発表を行った。

『電気刺激応答筋電検出器を用いたCKCでの大腿直筋電気刺激による大腿部筋収縮の解析』

電気刺激応答筋電検出器というのは電気刺激がパルス波で刺激を行うことを利用して新たに開発した装置であり、電気刺激の合間をぬって筋電図を拾う画期的なものである。
通常は電気刺激時の筋肉の活動は計測できないので、非常にユニークな装置なのだが、私の発表の仕方がまずかったのか、フロアの反応はあまりなかった。
座長がお義理で質問をしてくれたが、少しさみしかった。

この器械はこれから改良を加えて、さらに研究を発展させる予定なので、数年後にリベンジしたい。

さて、久しぶりに参加した日本臨床バイオメカニクス学会だが、会場で昔のなじみの方々に再会した。

留学仲間は研究の関心が同じなので、今回もたくさん参加していた。

この学会は医学系の研究者と工学系の研究者が参加する学会なのだが、医学系の知り合いには他の学会でも会えるが工学系の知人にはこの学会でしか会うことができない。

その中で、新潟大学の坂本 信先生と本当に数年ぶりにお会いして、私が副学長を昨年からするようになり、忙しくて学会にも来られませんでしたと言ったら、何と坂本先生も新潟大学の副学長になられていた。
いやな会議ばかり毎日されているとのことで、お互いに話が盛り上がった。
坂本先生が貴重な情報をいくつか提供して下さった。
その1つが、ハーバード大学のGuoan Li(昔の留学仲間)を学会に招待するというもので、来年2月に沖縄で行われる日本人工関節学会を新潟大学が主催するので呼ぶつもりだとのことであった。
何で新潟大学の主催の学会が沖縄で行われるのか不思議だが、その学会は会場は沖縄と決まっているらしい。
Liが来るのなら、また会いたい。
もう10年近く会ってないと思う。

そう思ってネットを検索して日程を調べてみたら、2月の学会当日は私は延岡の九州保健福祉大学に出張することになっていた。
非常に残念だ。


学会では思わぬ出会いがあり、やっぱり参加してよかった。

吉備国際大学の卒業生や、通信制の大学院生にも何人か会った。

岡山にいて会おうと思えば会えるのに、学会場でないと改めて話ができない人もいる。

今回の学会参加はいろいろな意味で有意義であった。
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