河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

吉備リハで計測

2008-08-28 | 研究・講演
午後からゼミ生、指導している院生につきあってもらって吉備高原医療リハセンターへ赴き、脊髄損傷の患者さんの下肢筋電図を計測させていただいた。
牽引装置で立位を保ち、揺動負荷をかけて筋活動が見られるかどうかを検査した。
今回で9人目であり、これを持っていったんこの研究は終了とするつもりだ。

今日は天候が悪く、本来なら機材を全て持ち帰るはずだったのだが、雨に濡れるのでまた後日撤去作業をすることにした。

大学に附属病院があれば臨床研究はたやすいのだが、ちょっと計測をしたいと思っても機材を移動し、患者さんに迷惑をかけ、多大な時間を費やしてやって行かざるを得ない。

かといってフルタイムで病院勤務をしていると、今度は研究する時間すら満足に取ることができないというジレンマがある。

なにもかも整った環境というのはどだい無理なのだろうと思う。
こうして少しずつでもやりたい研究ができるのだから幸せだ。
コメント
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