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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

1タイトル20万円のCD

2009-06-20 23:04:37 | ●Weblog
 この上を行くクラシック盤もあったそうだが、ジャズで1タイトルが、にっ、にん、20万円のCDはこれが初。まあ、正確を期せば、比較試聴用のもう1枚のディスクや豪華パッケージもあり、クリスタル・ディスク1枚がそこまでするわけではないにしても、1タイトルが20万円することに変わりはない。
 で、それを1週間の期限付きでメーカーからお借りし、今日で日々繰り返し浴びること4日目。価額相応かの判断こそできなくても、これはやはり凄いの一語で、並のものではない。ひと口に言うと、コルトレーンを中心にしたスタジオの景色が、どでかいスクリーンにバーズアイ・ヴューで映し出される感じだ。つまり、何もかもよく見えるのは、SHM-CDやSACDの比ではない、と。
 ディスクの重量は通常盤の約2倍。プレーヤーに置いた時のカリーンという固く澄んだ音は、ターミネーター2が凍ってバラバラになる時のサウンドに似ている。ポリカーボネート系素材でサーボのバランスを設定してきたCDプレーヤーは、目一杯の重労働を強いられるらしい。こりゃあ、お返しする際は手渡しするしかないが、おとぼけを決め込んだらどうなるかって、ここで言ってはおしまいか。外出する際は一応、天井裏みたいなところに隠す対策を怠らずにおります。

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