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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

ジョージ・ベンソンとラリー・カールトン

2013-11-17 09:57:39 | ●Weblog

         

 ちょっと前にジョージ・ベンソンとラリー・カールトンについての原稿依頼。ふたりをえぐって欲しいと聞いて、「球が止まって見えた」と思いきや、その後をざっくり言うと「耳たこのタコが腐りかけていた」。『ブリージン』も『夜の彷徨』も普通、1年や2年はかけないままだ。むしろ出先で聴くことの方が多い。なのでここのところ日夜復習を続けた結果は、「耳タコは当てにならない」。かなり前、「貴方の評論は、次々と言うことが変わってとりとめがない」と突かれた岩浪洋三さんが、「そうさせてくれるからこそジャズなんだ」と切り返したことがあった。そうしようとは思わないけれど、しばしばそうならざるを得なくなってあれーっ。昔聴いたのと同じアナログ盤を回すとなおのことで、こんなことやっていると、催促の球が何発も飛んできそうだ。それにしても、ラリー・カールトンのアナログ盤の音のいいことったらない。中でも『ディスカヴァリー』はアナログに限る。