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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

ポール・マッカートニーとダイアナ・クラール

2012-02-07 22:07:52 | ●Audio&Visual

 おおーつ、ダイアナ・クラールがピアノだけでなく、14曲中13曲のリズム・アレンジを担当、いくらトミー・リピューマのプロデュースとはいえ、えらい大任を仰せつかり、そして見事やってのけたものだ。主役ポールの終始丁寧な熱唱にはもう頭を下げっぱなしになるのはともかく、聴きながら何に心打たれたかという、ピアノで歌伴に徹したダイアナの粋で利発なマナー、これがそれはそれは効いた。ホッカホッカな温度感が気持ち良い録音も、さすがアル・シュミット→ダグ・サックス。それが音量を上げるほど滑らかに際立つからこりゃあ凄いもんだ。